天然石コラムの目次
人相とは？
人相とは「人の顔つきにはその人のすべてが表れる」という考えのもと、統計学から生まれた占いです。
顔のパーツの位置や大きさ、ほくろの位置、輪郭の形などの情報から、その人が持つ気質や運命などを判断できます。
ほかにも恋愛の傾向なども判断できるため、相性占いにも役立てられます。人相は犯罪心理学にも役立てられており、犯罪者の顔つきの傾向なども研究されています。
人の顔は1つとして同じものがないからこそ、共通する部分を統計学として記録することで、その人が持つ性格や生き方などから、どんな気質を持っているのかある程度判断できるのです。
占いが100％当たるとは限らないように、人相学もあくまで目に見えるものから分析して、将来の開運やトラブル回避に役立てるものです。また、相手を知るきっかけや会話の内容を合わせるコツとして、人相学の情報が役立つこともあります。
人相の歴史
人相占いの歴史は古く、19世紀ころには人相学が学問の一種で発展しており、書籍などの記録が残されています。特にヨーロッパではアリストテレスやプラトンなどの哲学者が、古代静養人相学の礎を築いたと言われています。
ちなみに日本で人相について注目されるようになったのは、平安時代の頃だと言われています。中国からの人相学にまつわる書籍が入ってきたことから、日本独自の人相学の研究が進められていったのです。
江戸時代になるとアジアから多くの人相学にまつわる資料や書籍が輸入され、民衆にも人相学が広がりをみせました。江戸時代からは日本の人相学研究者が登場し、独自の体系で発展していったのです。
人相の種類
人相占いの見方は、パーツごとの特徴と顔全体の印象で総合的に判断します。手軽にできる占い方は、パーツごとの特徴を調べることです。
たとえば目の形や鼻の大きさなど、バーツのサイズや形がわかれば、その人の運勢や性格などを読み解けるのです。
それぞれのパーツの種対別で、人相占いに基づいた傾向をご紹介します。
目
目は感情が表れるパーツです。目がキラキラと輝いているとやる気に満ち溢れており、反対に目に力を感じなければ健康不安や悩み事など、何かしらマイナスな感情が働いていると読み解けます。
また、目の大きさによって性格が異なり、口の幅の2分の3以上の大きい目は明るく積極的な気質で、社交家タイプです。口の幅が2分の3以下の小さいタイプは、几帳面で堅実な気質の持ち主です。財布の紐も硬いため、一般的にケチと言われる生活を送っているタイプが多いと言われています。
鼻
鼻は人そのものを表したもので、お財布の大きさとも関係していると言われています。つまり鼻が大きいたプはお金に恵まれるタイプで、鼻筋が通っている方は自分の信念を貫くために周りを顧みずに、突き進む傾向があります。
また、わし鼻は精力的に活動できるタイプで、資産運用にも向いている財を成す相と言われています。
口
口元の印象は、その人の愛情パターンや愛情深さなどを判断できるポイントです。上唇は愛情を注ぐもので、下唇は愛情を注がれる部分です。
上下が肉厚なタイプは愛情深く、他者に愛される人です。上唇が厚いタイプは愛情深く母性で包み込んでくれるタイプです。また、両方とも唇が薄いタイプは愛情に無頓着な傾向にあるでしょう。
耳
耳は財運を表すパーツです。いわゆる財を成すと言われる福耳は、耳たぶが大きく肉厚です。
また、耳たぶが小さく薄いタイプは堅実で努力家の気質を持っており、コツコツと目標に向けて進んでいけると言われています。
耳の向きが後ろ寄りであれば想像力豊かで、表に立つ仕事が向いています。正面寄りに耳がついている方は、理想の囚われない現実主義者の気質を持っています。
人相のまとめ
人相学は数千年の古い歴史があり、その国によって独自に発展してきました。人相学はあくまで統計学であり、100％当てはまるというよりも、1つの判断材料となるものです。人相はその人の生き様によってだんだん変化していきます。
人相占いの知識を活用すると、第一印象をアップさせるための参考になったり、開運に役立てたりとさまざまなメリットがあるため、ぜひ調べてみてはいかがでしょうか。
