クリストバライトとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

クリストバライトという天然石をご存じですか？隕石の贈り物と呼ばれ、かつて古代の隕石の衝撃によって生まれた特殊な鉱物です。今では採掘量が制限されている希少な鉱物ですが、それゆえに高いエネルギーを秘めていると言われています。この記事では、クリストバライトの産地や特徴をご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

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クリストバライトの豆知識天然石コラム

産地について

クリストバライトの主な産地はエジプトです。しかし、今はエジプトの産出制限から、流通しているのはアメリカやメキシコが中心です。

もともとクリストバライトは、方珪石（ほうけいせき）と呼ばれるシリカ鉱物です。

この方珪石が生まれる背景は、なんと1400度以上もの高温と強い衝撃によって生まれる特性があります。かつて、地上に落ちた隕石の衝撃によって、その地層が巨大なエネルギーと高い熱反応を受けて、地盤が解けてしまったと言われています。

その後に急激に冷却されたことにより、クリストバライトが生まれたのです。地球だけの自然環境では生まれない石だからこそ、それゆえに解明されていない部分も多いとてもミステリアスな天然石なのです。

ちなみにクリストバライトに近い石は、長野県でも産出されます。長野県の下諏訪町にある八ヶ岳には、もともと良質な黒曜石がとれています。

そこに、クォーツが生成される過程で黒曜石などが入りこみ、方珪石が生まれるのです。

名前の由来について

クリストバライトの名前の由来は、黒曜石が入っているクリストバル石が由来です。これは最初に発見された場所が、メキシコのイダルゴ州パチュカにある、センサンクリストバルが由来です。

もともとクォーツのSiO2が高温と強い圧力によって生まれるもので、通常であればクォーツのみのシンプルな鉱物に、一度溶けて急激に固まる際にさまざまな成分や鉱物が混ざり合って生まれます。

さらに、クリストバライトは産地であるエジプトでは、リビアングラスと呼ばれています。和名でも、クリストバル石やリビアングラス、もしくは方珪石と呼ばれています。

クリストバライトの見た目と輝きは？

クリストバライトの見た目は、含有される鉱物によって大きく変わります。特に有名なものは、エジプトなどで産出される透明なクォーツの中に、黄色などの細かい粒子が入った見た目です。

まるで金粉を入れた飲み物のように、美しいガラスの見た目が人気です。一方で国産のクリストバライトは黒曜石が入っているため、黒っぽい見た目が特徴です。

やや透明感とツヤがあるクリストバライトで、同じ石ですが見た目の印象は正反対と言えます。

どんな効果が期待できる石なの？

クリストバライトは隕石の衝撃によって生まれた経歴を持っています。この理由から、内部には宇宙のパワーを秘めていると考えられています。

天と地をつなぐかのような、高次とのつながりを深めてくれるため、これまでにない発見に恵まれます。

ほかにも、クォーツとしての性質も強く持っており、マイナスエネルギーの浄化や自分自身の内面と向き合って、潜在意識に気づくサポートもしてくれます。

こんなアイテムに加工されています

クリストバライトはとても希少な鉱物のため、そのまま原石結晶の状態で販売されることが多いです。

ほかにも、クリストバライトを加工したパワーストーンブレスレットも人気があります。とても強力なヒーリングストーンであり、クリストバライトはずっと続くカルマや罪悪感の浄化をサポートしてくれます。

人生に悩み、なかなか前に向けないといった苦しい状況の人こそ、クリストバライトが宇宙からのエネルギーを与えてくれることでしょう。

クリストバライトの基本情報（原産地や石言葉など。）

クリストバライトと組み合わせると良い石

クリストバライトのヒーリング

クリストバライトの浄化・お手入れ

クリストバライトのまとめ

クリストバライトは隕石の衝撃や、クォーツが生成される過程で溶岩などの影響を受けて、溶けて固まったクォーツです。

そのクォーツの中にいろいろな鉱物が混ざり合うことで生まれるエネルギーは、とても神秘的で繊細なもの。特にエジプトではすでに採掘量が制限されているため、希少な鉱物です。