ヘモミルファイト

ヘミモルファイトとは?産地・硬度と天然石の特徴

コムローズ店長山本

皆様、ヘモミルファイトはご存知ですか?

斜方晶系の結晶ながら、特殊な形状をしていることから、和名で異極鉱と呼ばれる鉱石です。

亜鉛を主体とする珪酸塩鉱物の一種で、亜鉛に珪酸と水酸基、水が結びついて生成されます。

母岩を伴う原石そのものが美しいと人気を博し、アクセサリーとしても色味の美しさから広く愛されるようになりました。

そのほかにも、魔除け効果があると古くからお守りとして使われるなど、ヒーリング効果が注目されるパワーストーンでもあります。

そんなヘモミルファイトについて紹介するので、ぜひ最後までお読みください。

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ヘモミルファイトの豆知識天然石コラム

産地について

ヘモミルファイトは、珪酸塩鉱物の二次鉱物で、亜鉛鉱床の酸化帯から産出されます。主な産地として中国の雲南省やアメリカのネバダ州、日本での輸入量が多いオーストラリアのクイーンズランド州センチュリー鉱山が挙げられます。そのほかにも、カザフスタンやカナダ、メキシコ、ペルー、イタリアなど、世界中の亜鉛鉱床からとることができる鉱石として知られています。

亜鉛の最も重要な鉱物として有名なスファレライト(閃亜鉛鉱)よりは産出量は少なく、ウィレマイト(珪酸亜鉛鉱)よりも亜鉛含有量は少ないものの、主要な亜鉛鉱石の一つです。日本でも、岐阜県の神岡鉱山や、大分県の木浦鉱山などが亜鉛鉱山として有名でしたが、現在は日本で亜鉛採掘はされておらず、輸入によって流通しています。

ヘモミルファイトの原石は、無色や白色のものがほとんどです。銅を含有する淡い青色のものは貴重なものとして知られており、ほのかに透明感のある空色のものは極めて希少性が高いものとして取引されます。産出時は、よく似た鉱石のスミソナイト(菱亜鉛鉱)やスファレライトなどと共生して採掘されることが多く、スミソナイトとの混合物のガルミン(Galmei)の状態でも産出されることがあります。

名前の由来について

ヘモミルファイトは、ギリシャ語で半分を意味するヘミ(Hemi)と、古代ギリシャ語で形や外観などを意味するモルフェ(Morphe)を組み合わせて名付けられたといわれています。鉱物の結晶が両端で異なる形状や性質をもつもののことをヘミモルフィ(Hemimorphy)と呼び、その結晶形態の名前のもとになったのがヘミモルファイトだというのは有名なお話です。和名の異極鉱も同様の経緯から名付けられており、結晶の片側先端が尖り、もう片側が平面となった異極像の性質を持っていることから呼ばれています。

ヘモミルファイトは別名でカラミン(Calamine)と呼ばれることもありますが、本来はガルマイや炭酸亜鉛のスミソナイトのことを指したものだったとという説や、ヘミモルファイトも合わせて総称した呼び名だったなどの説があります。化粧品や医薬品で使われるものにカラミンという名前のものがありますが、酸化鉄と酸化亜鉛を調合して作られたもののため、異極鉱とは異なるものです。

ヘモミルファイトの見た目と輝きは?

ヘミモルファイトは、基本的には白や無色のものが多く産出されます。原石は褐鉄鋼などを母岩として生成されたものをそのまま販売されることも多く、無色や白などの密集した板状結晶を指すコロチャームや、瑪瑙のような見た目で青さが際立つ葡萄状のものなど、結晶の形状によって見た目が全く違う面白い性質を持っています。

同じ亜鉛鉱物のスミソナイトの色味や形成状態は非常に近しく、ほとんど同じ見た目で共生して取れることもあるため、目視で確認するには微妙な色合いから判別するしかありません。確実に見分けるには、スミソナイトが炭酸鉱物が塩酸に溶けるという特性を生かして、塩酸を含む洗剤などを使い鉱石が溶けるか溶けないかを確認すると良いでしょう。

磨いてアクセサリーとして使われることも大変多く、ジュエリーなどには少しミルキーでほのかに透明感のあるスカイブルーのものが用いられます。ヘミモルファイトやスミソナイトは、色味が三大ヒーリングストーンのラリマーと非常に似ているということもあって、間違って販売されることもあります。ラリマーの偽物などともいわれてしまうこともありますが、どれもそれぞれ魅力あふれる石なので、注意しつつ美しさを楽しみましょう。

どんな効果が期待できる石なの?

ヘモミルファイトは、魔除けや厄払いのお守りとして古くから使われてきたといわれています。悪霊などの邪なものを寄せ付けないという意味を持つことから、運気の低下やトラブル、災難、他人からの悪意から身を守るなどの効果が期待できます。

自分にとって良い影響を与えてくれる人との出会いや、自身の内面を癒したり意識を高めるなどの石言葉も持っているため、他人に対して辛く当たってしまう時や人との調和が取れない場合、集中力などの自身の能力を高めたい場合などにおすすめのパワーストーンです。

こんなアイテムに加工されています

青色のヘモミルファイトはアクセサリーやジュエリーに使われることも多く、ビーズやタンブル、カボションカットを施してペンダントや指輪などにも使われます。原石のまま置石としても使われ、母岩を含めた自然のままの姿を楽しむことができます。

ヘモミルファイトの基本情報(原産地や石言葉など。)

英 名:Hemimorphite
和 名:異極鉱(いきょくこう)
色 彩:無色(クリア)、白色、茶色、青色など
石言葉:魔除け、厄払い
原産地:中国、アメリカ、オーストラリア、カザフスタン、カナダ、メキシコ、ペルー、イタリアなど
組 成:Zn₄(Si₂O₇)(OH)₂・H₂O
硬 度:4.5~5
比 重:1.61~1.64

ヘモミルファイトと組み合わせると良い石

・ラピスラズリは「厄を払い、幸運を引き寄せる」
・マラカイトは「向上心と洞察力を高め、成功をもたらす」
・ラリマーは「悪意や悪影響のあるものをブロックし、心を癒す」
・ローズクォーツは「人に思いやりを持って接し、良い関係を築く」
・タイチンルチルクォーツは「人生を前向きに進み、金運をもたらす」

ヘモミルファイトのヒーリング

・悪霊を寄せ付けない
・トラブルから身を守る
・他人からの悪意を防ぐ
・心の癒し
・意識を高める
・向上心を持つ
・良い人物との出会い

ヘモミルファイトの浄化・お手入れ

ヘモミルファイトは、紫外線や水分に弱いため、太陽光と浴水は避けた方がよいでしょう。
クラスター ◎
セージ   ◎
太陽光   ×
月光    ◎
浴水    ×

ヘモミルファイトのまとめ

ヘモミルファイトは、異極像という珍しい結晶の形状をした天然石で、亜鉛鉱石としても世界中で古くから使われてきた鉱物です。魔除けとしても効果が期待できるため、トラブルや災難を防ぐお守りとしてや、他人の悪意をブロックしたり、良くない気を払う厄払いをしたりする場合におすすめのパワーストーンでもあります。

自身の内面を癒したり、意識の向上したりなどの石の意味もあるので、悩みが多い方や目標達成に対して能力や集中力の向上を図りたい方も、ぜひチェックしてみてください。

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