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ダイクロアイト

ダイクロアイトとは?産地・硬度と天然石の特徴

コムローズ店長山本

皆様、ダイクロアイトはご存知ですか?

和名を菫青石(きんせいせき)という、斜方晶系の結晶を持つ珪酸塩鉱物の一種で、ジュエリーとして名高いアイオライトの別名です。

強い多色性を持つ鉱物としても有名で、光の加減や見る角度によって深みのある青色から変化して見えるということもあり、宝石質に満たないものでもアクセサリーとして人気を集めています。

また、物事の二面性に気付き、本当の姿を見極めるという石の意味を持つパワーストーンとしても知られており、平常心や柔軟な思考を得たい人におすすめの天然石と言えるでしょう。

そんなダイクロアイトについて紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

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ダイクロアイトの豆知識天然石コラム

産地について

ダイクロアイトは、熱によって変成したホルンフェルス(接触変成岩の一種)や広域変成岩、花崗岩などから産出される鉱石です。流通しているダイクロアイトの主な産地としては、ミャンマー・モゴクやスリランカ・ウォルピータ、インド、マダガスカル、タンザニア、カナダ、イギリスなどが挙げられます。

産地によって品質の違いが見られる鉱石で、インド産は大きめサイズの結晶が産出されることで知られており、量が多いため比較的低価格で取引されています。スリランカ産は薄め、もしくは暗めの色合いのものが取れ、マダガスカル産は発色の良さや透明度に定評がある産地です。

日本の京都府亀岡市にある国の天然記念物に指定されている稗田野の菫青石仮晶は、ダイクロアイトが分解されて結晶の形を保ちつつ白雲母や緑泥石などの別の鉱物構造に置き換わった仮晶(かしょう/または仮像)と呼ばれる現象が起きて出来上がったものです。

名前の由来について

ダイクロアイトは、色が変わって見える多色性という特徴から、2つの色を持つ石という意味を込めて名付けられました。宝石名のアイオライトは、鉱石の通常時の色合いが青みがかったスミレ色なことから、ギリシャ語でスミレを意味するionと、石を意味するLithosを組みあわせた名前です。和名の菫青石も、その名の通りスミレの青色を冠して命名されています。

ダイクロアイトは別名が豊富なことでも有名で、濃い青色のものをリンクスストーンやリンクスサファイア、フィンランド総督の名前にちなんだスタインハイライト、スパニッシュラズライトなど多岐に渡りますが、これらは全て流通名で、正式な鉱物名ではありません。正式名称はコーディエライト(Cordierite)と言い、フランスの地質学者であるコルディエ(Pierre Louis Antoine Cordier)の名前にちなみ名付けられました。鑑別を行う際の鉱物名はコーディエライトで、宝石名はアイオライトと記されます。

ダイクロアイトの見た目と輝きは?

ダイクロアイトは多色性が顕著な鉱石です。通常時の色は名前の通り青みを帯びたスミレ色で、光の加減や見る角度によって枯草色などの色合いに変化します。川底から採集できることに加え、色合いなどの見た目がサファイアに似ているため、ウォーター・サファイアと呼ばれることもあります。また、稀にキャッツアイやスターなどの特殊効果を持つものが産出され、希少な石として取り扱われます。

カラーレスで透明度が高いホワイト・コーディエライトなどは特に希少性が高く価値のある天然石として有名です。そのほか、鉄分が多いレピドクロサイトなどを内包し見る角度によって光が反射して赤く見えるブラッドショット・アイオライト、インクルージョンがきらきらと輝くアベンチュリン・アイオライトなど、希少性に加えて色合いや内包物によって呼び名や価値が変化します。

どんな効果が期待できる石なの?

ダイクロアイトは、見る方向や角度により色合いが変わって見える多色性という特性から、物事の二面性に気付かせる、真実を見極められるなどの石の意味を持っています。一説には昔、バイキングが航海時に、色の見え加減で進路を決めるコンパスの代わりとして活用していたと言われており、そのため、正しい道へと進む道標という意味もあわせ持ちます。いかなる時も柔軟な姿勢を保ち、感情の高ぶりを抑えて間違った道に進まないよう、心を落ち着かせたい方などにおすすめの天然石です。また、目標を見失っている方や迷いがあって先にすすめない場合などにも効果が期待できるでしょう。

こんなアイテムに加工されています

ダイクロアイトは、透明度が高いものや色が鮮やかな高品質のものは、カットを施してジュエリーとして扱われます。インクルージョンの多いものや宝石品質に満たないものはビーズなどに加工されてアクセサリーとして流通します。

ダイクロアイトの基本情報(原産地や石言葉など。)

英 名:iolite / dichroite
和 名:菫青石(きんせいせき)
色 彩:ガラス光沢を持つ、青色、帯紫青色、帯灰褐青色
石言葉:二面性への気付き、洞察力
原産地:インド、スリランカ、ブラジル、マダガスカル、ミャンマー、タンザニア、カナダ、イギリスなど
組 成:(Mg,Fe²)₂(Al₂Si)[Al₂Si₄o₁₈] 硬 度:2.53~2,78
比 重:2.65

ダイクロアイトと組み合わせると良い石

・タンザナイトは「正しい判断、選択を行える冷静さを得る」
・ラピスラズリは「邪なものを寄せ付けず、幸福をもたらす」
・サンストーンは「心を落ち着かせ自身を見直し、ネガティブな気持ちからの脱却」
・サファイアは「進むべき方向を照らし、成功をもたらす」
・ローズクオーツは「感情の高まりを鎮め、思いやる優しい心で人に接することができる」

ダイクロアイトのヒーリング

・物事の二面性に気付く
・真実を見極める力
・正しい道へ導く
・柔軟な思考
・冷静に物事を捉える
・感情の激昂を抑制
・プレッシャーを和らげる
・不安感の除去
・平常心をもたらす

ダイクロアイトの浄化・お手入れ

ダイクロアイトは、太陽光による退色・変色の恐れがあるため、日光浴は避けたほうが良いでしょう。
クラスター ◎
セージ   ◎
太陽光   △
月光    ◎
浴水    ◎

ダイクロアイトのまとめ

アイオライトの別名として知られるダイクロアイトは、見る方向によって色が変わる特性を持つ石として知られています。サファイアに近しい見た目を指してウォーター・サファイアと呼ばれることもあり、高い透明度と美しいスミレ色はジュエリーとしても人気を博しています。かつてバイキングが羅針盤として活用していたという歴史から、正しい道を指し示すコンパスのような石の意味を持つパワーストーンとしても知られ、二面性に気付き真実を見極める洞察力を与える効果が期待できます。感情を落ち着かせ物事を冷静に見られる心を養うとされており、進むべき道に迷いが生じている時や、心の落ち着き・思考の柔軟さを得たい時におすすめの天然石と言えるでしょう。

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