アトランティサイト（スティヒタイトインサーペンティン）とは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

アトランティサイトという天然石をご存知ですか？緑色のサーペンティンと、紫色のスティヒタイトが混ざり合った不思議な色合いの天然石です。古来から旅人の石と呼ばれており、危険を回避して安全をもたらすと考えられてきました。この記事ではアトランティサイトの特徴や産地をご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

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アトランティサイト（スティヒタイトインサーペンティン）の豆知識天然石コラム

産地について

アトランティサイトは、主にオーストラリアのタスマニア島で産出される天然石です。

緑色のサーペンティンと、紫色をしたスティヒタイトが混ざり合った石で、それぞれは別の産地でも見つかっていますが、両方が合わさってできるアトランティサイトの産地は限定的です。アトランティサイトが発見されたのは、今から約110年前の1910年の頃です。

比較的新しい石でありながら、緑と紫が混ざり合っためずらしい色合いから、コレクターの間で人気があります。

名前の由来について

アトランティサイトの名前の由来は、失われたかつての大陸アトランティスが由来です。

この名前はアメリカのクリスタルヒーラーのA・メロディによって名付けられました。また、タスマニア島で見つかることから、別名タスマナイトとも呼ばれています。

ほかにも、サーペンティンとスティヒタイトが共存している石として「スティヒタイトインサーペンティン」と呼ばれることがあります。

アトランティサイト（スティヒタイトインサーペンティン）の見た目と輝きは？

アトランティサイトは、緑の中に紫の斑点やマーブル模様が入った独特な見た目をしています。不透明で落ち着いた光沢があり、アクセサリーなどにも多く加工されています。

複数の石が合わさった共生鉱物で、銀と鉛などの鉱脈の集合地帯であるタスマニアで見つかる特殊な石です。

タスマニアの岩盤は蛇紋石（しゃもんせき）という、サーペンティンが見つかる地です。そこに、スティヒタイトが合わさることで、特殊な緑色と紫色が混ざり合った鉱物が生まれます。

この特殊な環境下だからこそ見つかる石であり、ほかにも産出が確認されている南アフリカやチェコでは少量しか産出されません。

ほとんどがタスマニアで見つかっていることから、アトランティサイトはレア鉱石に数えられています。

どんな効果が期待できる石なの？

アトランティサイトは癒しと調和を意味する天然石です。精神と感情のバランスを整えることが得意で、感情の高ぶりをおさえて沈んだ心を癒してくれるエネルギーがあります。

また、古代の大陸アトランティスの名を持つ天然石として、古代の叡智を宿していると言われています。

産地が限定的であり、採掘量が少ないことからまだ謎が多い神秘性の高い石です。

こんなアイテムに加工されています

アトランティサイトは硬度が高く、アクセサリーやインテリアに多く加工されています。

ヒーリングストーンとしてブレスレットに加工されているほか、ペンダント用の宝飾品も人気があります。

アトランティサイトならではの模様を楽しむため、大きな楕円のオーバルなどにカットされることが多いです。

アトランティサイト（スティヒタイトインサーペンティン）の基本情報（原産地や石言葉など。）

アトランティサイト（スティヒタイトインサーペンティン）と組み合わせると良い石

アトランティサイト（スティヒタイトインサーペンティン）のヒーリング

アトランティサイト（スティヒタイトインサーペンティン）の浄化・お手入れ

アトランティサイト（スティヒタイトインサーペンティン）のまとめ

アトランティサイトは発見されてから100年程度と、比較的新しい天然石です。緑色をしたサーペンティンと、紫色のスティクタイトが合わさった、緑と紫色のマーブル模様が特徴です。

精神と体のバランスを整えて、感情を落ち着ける鎮静作用があるとされています。グラウンディングや瞑想効果も高めると言われており、深い癒しと安らぎを求める方のお守りにおすすめです。

産地がタスマニア島のみの限定的な天然石だからこそ、産出量が少ない希少な石です。気になるアトランティサイトを見つけたら、早めに入手しましょう。