シトリンとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

このシトリンは天然ですか？加工されたもの（加熱）ですか？
シトリンはお客様から良くお問合せを受ける天然石です！ちなみに当店の場合、加熱処理をしていないものは「ナチュラルシトリン」と表記するようにしています。

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シトリンの豆知識天然石コラム

和名「黄水晶」という名前の通り、黄色や黄金色をした「水晶」です。シトリンという天然石は、地中深くに結晶したアメジストが、マグマなどによる熱を受けて黄色く変化したり、水晶に放射線が加わり黄色く変化したものです。
そのため現在では、その原理を利用して、アメジストに人為的な熱処理をして作ったシトリンが多く市場に出ています。

シトリンの語源は、この石の色が柑橘類の「シトエン」の果実に似ていることに由来します。
中世ヨーロッパでは「トパーズ」（フォールスネーム）と呼ばれ上流階級の人々に非常に愛好された石と伝えられます。
現在ではシトリンはシトリンのまま、多くの人に愛されているのです。

シトリンは太陽を象徴する石で、生命力に満ち、勇気や希望、自信を運んできてくれますので、信念が揺らぎやすい人におすすめです。
自身に活力を与え、明るく元気になり、心身ともに健康にします。
生きる希望が持てますし、何事にも積極的になり、充実した毎日を送れるようになるとされます。

和名を「黄水晶」というように。
クォーツ（水晶）のグループに属し、彩色の濃淡にかかわらず、黄色透明のものをシトリンと呼びます。
この黄色い色は含有した鉄分の影響ですが、市販のほとんどのシトリンは、アメジストやクォーツに加工処理され、天然の黄色をしたものは非常に希少価値が高いとされます。

中でも、「マディラ」と呼ばれる少し赤みのあるカラーのシトリンや「パルメイラ（パルメィラ）」と呼ばれるものは宝石としての人気の高いのです。

ですが、多くのシトリンは「アメジスト」を加熱処理して作ったものや「スモーキークォーツ」を加熱処理して色を変色されたものになるのです。

この加熱処理は人為的なものですが、天然の石との価値の差はほとんどないと言われています。

つまり、真に完全非加熱の掘り出したままの状態のシトリンはほとんど市場に流通していないと言えます。

いかがでしたでしょうか？
ちなみに当店のシトリンで完全非加熱とわかって仕入れをしているものにはナ
チュラルシトリンとして販売をしております。

かれこれ２年くらいの間に１回か２回しか入荷しておりませんのでやはり完全
非加熱というシトリン珍しいものかもしれませんね。

シトリンは富と繁栄をもたらす「幸運の石」として、古くから大切にされてきました。
美しく輝く黄色が黄金（金貨）を意味し、お金にまつわる運気を高めてくれると考えられていたようです。
ヨーロッパでは「この石を持つと商売が上手くいく」といわれ、東洋では「財運をもたらす」と言い伝えられています。

シトリンの基本情報（原産地や石言葉など。）

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