バルティックアンバーとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

バルティックアンバーという天然石をご存知ですか？アンバーは針葉樹の樹液が化石化したもので、バルティックアンバーはその中でバルト海の沿岸でとれる天然の琥珀のことです。色鮮やかなイエローカラーが美しく、アクセサリーとして人気があります。この記事では、バルティックアンバーの特徴や産地などを解説しますので、ぜひ最後までお読みください。

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バルティックアンバーの豆知識天然石コラム

産地について

バルティックアンバーはバルト海沿岸で産出される琥珀です。主にロシアやリトアニアの海岸周辺で見つかります。そもそもバルティックアンバーは3,000万年以上も前の針葉樹の樹液がゆっくりと時間をかけて化石化した石です。

このバルティックアンバーの元になる樹液の針葉樹は、すでに絶滅しており海岸沖にはもう存在していません。つまり新しくバルティックアンバーが生まれる可能性は低く、とても希少な石なのです。

針葉樹が寿命を迎えると、その一部の樹液が川から海に流れていき、海底に溜まってアンバーになります。アンバーはとても軽く海水に浮くため、海岸に打ち上げられたものが発見されます。

名前の由来について

バルティックアンバーはバルト海沿岸で見つかることから名付けられました。アンバーには色などでさまざまな呼び名があり、バルティックアンバーはその中でもきれいな黄色をしています。

バルティックアンバーは各地で産出される琥珀の中でも、特に宝石としての価値が高いと言われる、クリアな宝石品質のものが多くあります。それゆえ高値で取引されており、産出量も年々減っていることからますます価値が高まると予想されます。

バルティックアンバーの見た目と輝きは？

バルティックアンバーはあざやかな黄色をした半透明の石です。内包物がほとんどないクリアなバルティックアンバーは特に宝石としての価値が高く、高値で取引されています。

また、アンバーは化石になる過程でいっしょに植物や虫、石などのさまざまな内包物を含んだまま固まることもあります。このアンバーは数千万年前もの太古の地球の生き物や空気を含んだ、タイムカプセルのような石です。そのため、歴史の研究の石としても重宝されているのです。

どんな効果が期待できる石なの？

バルティックアンバーはマイナスエネルギーを取り除く浄化のエネルギーを持っています。持ち主に必要ないマイナスエネルギーを排出して、プラスのエネルギーを新しく取り込むと言われています。

そのため、エネルギーの循環が良くなり、全体運アップにつながっていきます。古来から、アンバーは健康のお守りとして重宝されてきました。持ち主を災いから遠ざけて、健やかな日々を送る手助けをしてくれると言われています。

バルティックアンバーはあざやかなレモンイエローで、アクセサリーとしても存在感のある美しさを放っています。普段からお守りとしてバルティックアンバーを身に着けてみてはいかがでしょうか。

こんなアイテムに加工されています

バルティックアンバーはパワーストーンブレスレットに加工されています。アンバーは鉱物ではなく樹液からできた化石のため、硬度がとても低く傷や衝撃を受けると壊れやすいという弱点があります。

取り扱いの際はバルティックアンバーを固い机や壁などにぶつけないよう、十分に注意しましょう。また、バルティックアンバーは高価で希少だからこそ、プラスチックを使った偽物も流通しています。プラスチックと比較すると光沢が異なりますが、素人では判断できないクオリティの偽物も存在します。

そのためバルティックアンバーを購入する際は、天然石や宝石などを取り扱う信頼のおける専門店を選びましょう。

バルティックアンバーの基本情報（原産地や石言葉など。）

バルティックアンバーと組み合わせると良い石

バルティックアンバーのヒーリング

バルティックアンバーの浄化・お手入れ

バルティックアンバーのまとめ

バルティックアンバーはバルト海の沿岸に打ち上げられる天然の琥珀です。レモンイエローの色合いがとても美しく、アクセサリーとしても人気があり、年々産出量が減少しているレアな化石です。

アンバーはマイナスエネルギーを取り込んで、浄化すると言われています。魔除けの石として身に着けてみてはいかがでしょうか。