ホワイトコーラルとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

ホワイトコーラルという天然石をご存知ですか？白い不透明な石で、海のエネルギーを秘めていると言われています。生命力や精神力を高めて、エネルギーを活性化させると言われています。この記事ではホワイトコーラルの特徴と産地をご紹介します。ぜひ最後までお読みください。

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ホワイトコーラルの豆知識天然石コラム

産地について

ホワイトコーラルは白色の珊瑚をアクセサリーやパワーストーン用に加工したものです。日本の水深100～400mのところに生息しており、代表的な産地は沖縄の海や土佐湾や紀伊半島、小笠原諸島が有名です。

珊瑚はオレンジ色やピンク色、赤色などの暖色系の色を持ったものが多く、白はとても希少です。白と言ってもピンクがかったミルキーカラーもあり、純白の珊瑚はとても希少です。

白珊瑚の中でも特に象牙の色に近いアイボリーカラーは希少価値があり高値で取引されています。珊瑚は生き物であるため、色が均一の状態はめずらしく全体的に色ムラが目立たないものはさらに希少なものとして扱われています。

名前の由来について

ホワイトコーラルは、白珊瑚のアクセサリーとしての流通名です。コーラルは英語で、珊瑚のようなピンクに近い赤色の呼び名でも定番です。

珊瑚の「珊」という名前は、海に澄んでいる珊瑚虫の骨が集まってできた玉という意味で、珊瑚の「瑚」という文字は「祭事の際に神様や祖先に捧げる穀物を盛る器」という意味を持っています。
つまり、珊＝生き物の骨格でできた玉の瑚＝器という意味から名付けられました。

珊瑚は石ではありませんが、海のパワーが宿ると古くから信じられてきました。そのためヨーロッパでは、子供を厄災から守るお守りと言われており、インドでも魔除けや厄除けのお守りとして、航海の際に船乗りが身に着けてきたという歴史があります。

ホワイトコーラルの見た目と輝きは？

ホワイトコーラルは白珊瑚のことで、乳白色や象牙色をしています。珊瑚は生き物のため、固体によって違いがあり、赤色やピンク色など多岐にわたります。

ほかにも白とピンクのマーブル模様になった珊瑚もあり、なかなかきれいな白一色のホワイトコーラルは希少です。コーラルは1㎜成長するまでに数年の歳月がかかるため、とても希少な資源でもあります。

どんな効果が期待できる石なの？

海と言えば母を象徴することから、妊娠や安産を祈願するお守りとしても日本で親しまれてきました。

また、洗練されたホワイトカラーはエネルギーをクリアにして整えます。日々のストレスをやわらげて、精神状態を落ち着けると言われています。

生命力を高めてやる気をもたらすため、物事に対して前向きに取り組んでいきたい方におすすめです。

金運を高めるとも言われており、新しく事業をたちあげて成功へと進んでいきたい方や、転職などで新しい職場で成果を上げたい方にもおすすめのお守りです。

こんなアイテムに加工されています

ホワイトコーラルはパワーストーンブレスレットに加工されています。もともとコーラルはアクセサリーとして人気が高く、良質なものは高値で取引されています。

イヤリングやピアス、ネックレスなどに加工されることが多く、コーラルならではのなめらかな光沢と美しい発色は世界で人気があります。

ホワイトコーラルの基本情報（原産地や石言葉など。）

ホワイトコーラルと組み合わせると良い石

ホワイトコーラルのヒーリング

ホワイトコーラルの浄化・お手入れ

ホワイトコーラルのまとめ

ホワイトコーラルはイソギンチャクのような形をした珊瑚虫という生き物の分泌物が、骨格を作っていきます。固い骨格部分は古くからアクセサリーに加工されており、魔除けのお守りとして親しまれてきました。

ちなみにホワイトコーラルには、白い海竹珊瑚もあり、比較的安価で取引されています。水深100ｍ以上の一般人が潜れないところで見つかるホワイトコーラルは、別名宝石珊瑚と呼ばれており高値で取引されています。

ホワイトコーラルと言っても、採取した場所や見た目の色や状態によってその価値はさまざまです。ホワイトコーラルを購入する際は、慎重に種類や産地を調べると安心です。