オーシャンカルサイトとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

オーシャンカルサイトという天然石をご存知ですか？透き通った海のようなアクアカラーの天然石で、気持ちをリフレッシュして、リラクゼーションをもたらすと言われています。この記事では、オーシャンカルサイトの産地や特徴を解説しますので、ぜひ最後までお読みください。

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オーシャンカルサイトの豆知識天然石コラム

産地について

オーシャンカルサイトの産地は、メキシコやブラジルが有名です。カルサイトは主にカルシウムなどで構成されており、日本でもかつて産出していたなじみのある石です。

その中でもオーシャンカルサイトは水色や青色の色合いを持っており、晴れの日の海を思わせるようなアクアカラーが魅力です。通常のカルサイトは乳白色が中心のため、オーシャンカルサイトはめずらしい天然石に数えられています。

ちなみにカルサイトには、オーシャンカルサイトと似たブルーカルサイトが存在します。ブルーカルサイトとの違いの明確な基準はないものの、ブルーカルサイトは藍色に近い深みのある青色のカルサイトの呼び名です。

一方アクアカラーに近く、白っぽさが残るカルサイトをオーシャンカルサイトと呼ぶことが多いです。

名前の由来について

オーシャンカルサイトの名前は、海のような色を持ったカルサイトであることが由来です。
そもそもカルサイトは、主成分であるカルシウムの石灰をラテン語にした「caix」が語源と言われています。カルサイトは衝撃を受けると3方向に割れるという特殊な結晶の性質を持っており、和名の方解石はこの割れ方から名付けられました。

カルサイトはかつて大きい原石が見つかりやすいことから、建材や彫刻用の資材に使われてきました。

オーシャンカルサイトの見た目と輝きは？

オーシャンカルサイトは、水色や青色系の色合いを持ったカルサイトです。カリブ海のビーチを思わせるような、エメラルドグリーンカラーのものも多く存在します。澄み渡った空とどこまでも広がっている海の景色を想像させる美しい石です。

オーシャンカルサイトの独特の水色や青色は、ニッケルを含んでいることで生まれます。ニッケルはグリーンカラーにカルサイトを変化させますが、オーシャンカルサイトは深緑ではなくまるでエメラルドグリーンの海面のような、青みを帯びたカラーを持っています。

カルサイトは透明感がなく、研磨する前はまるでチョークのような見た目をしています。研磨したあとはなめらかな光沢が生まれ、独特の美しさを放ちます。

しかし、カルシウムであるため水には非常に弱く、輝きを失う原因になってしまいます。取り扱いの際は雨や水に塗れないよう注意が必要な石でもあります。

どんな効果が期待できる石なの？

オーシャンカルサイトは、その青色から心に深い安らぎをもたらすと言われています。自分自身の悩みと向き合い、解決するための近道に自ずと気づかせてくれるようなヒーリングをもっています。

また、精神が穏やかになることで人間関係も円滑にする手助けをしてくれます。パートナーとの関係を整えたい方や、職場での人間関係を改善していきたい方のお守りにふさわしい石です。

こんなアイテムに加工されています

オーシャンカルサイトは主にパワーストーンブレスレットに加工されています。透明感はほとんどないものの、ツルツルとした光沢が美しく独特の落ち着いた風合いはアクセサリーとしても存在感を放ちます。

独特のエメラルドグリーンやブルーの色合いを持った石は、見ているだけで心が落ち着き穏やかな状態へと導いてくれることでしょう。青系のカラーでまとまっているため、カップルで一緒に身に着けられるパワーストーンをお探しの方にもおすすめです。

オーシャンカルサイトの基本情報（原産地や石言葉など。）

オーシャンカルサイトと組み合わせると良い石

オーシャンカルサイトのヒーリング

オーシャンカルサイトの浄化・お手入れ

オーシャンカルサイトのまとめ

オーシャンカルサイトは、アクアカラーが美しくエメラルドグリーンの海を連想させるような天然石です。硬度が低いため取り扱いには注意が必要であるものの、癒しのエネルギーと人生を豊かにするサポートをしてくれる上質なヒーリングストーンです。

心を穏やかにして、周囲の人々との関係を整えていきたい方はぜひオーシャンカルサイトを身に着けてはいかがでしょうか。