ヴァイオレットクォーツの豆知識天然石コラム
産地について
ヴァイオレットクォーツは、アメリカ合衆国のアリゾナ州で産出される天然石です。ブラックマウンテン近郊の自然豊かな山々でのみ産出されるため、希少性の高いクォーツとして知られています。
アリゾナ州はネイティブアメリカンの聖地として知られており、今も子孫が暮らしていると言われる地です。スピリチュアルスポットとしても有名で、世界中からヒーラーが集まっているほか、人気の観光地としてさまざまな人が訪れています。
現地にいるだけでそのエネルギーの高さに、心身がすっきりしてやる気に満ちると言われています。
名前の由来について
ヴァイオレットクォーツは、濃い紫色を持つクォーツとして名付けられました。紫色のクォーツと言えばアメジストが有名ですが、アメジストは透明感のある鮮やかな紫色をしています。
また、産地も世界各地で見つかっていますが、ヴァイオレットクォーツはアリゾナ州のみで見つかる限定的なクォーツです。同系色ですがまったく別の石ですので注意しましょう。
紫色水晶との和名は、アメジストに使われておりヴァイオレットクォーツではありません。
ヴァイオレットクォーツは不透明な天然石ですので、購入時に間違わないよう注意しましょう。
ヴァイオレットクォーツの見た目と輝きは?
クォーツと言えば無色透明のものが有名ですが、ヴァイオレットクォーツは深い紫色をした不透明な見た目をしています。さらに白い内包物が入っており、一見するとクォーツとはわからないような複雑な模様を持っています。
紫は高貴な色として知られており、第6チャクラ、第7チャクラとの深い関わりがあります。ヴァイオレットクォーツを持って瞑想を続けることで、持ち主をさらなる高次元へと導くと言われてきました。
壮大な聖地から産出されるクォーツから、生きる意味の本質を教えてもらえます。
どんな効果が期待できる石なの?
ヴァイオレットクォーツは、優れた浄化作用を持っています。アリゾナ州のネイティブアメリカンのエネルギーを秘めており、瞑想を深めるヒーリングストーンとしても人気です。
身に着けていることで、新しい視点に気づき、潜在能力が開花すると言われています。コミュニケーション能力を向上させて人間関係の改善にも役立つ天然石です。
こんなアイテムに加工されています
ヴァイオレットクォーツは原石結晶のままか、パワーストーンブレスレットとして販売されています。
ただし、流通量自体が少ない天然石ですので、取り扱っているお店も限定的です。クォーツ専門店や品揃えが豊富な天然石ショップで探してみてください。
ヴァイオレットクォーツの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:水晶
色 彩:薄紫に白いマーブル模様
石言葉:魔除け
原産地:アメリカのアリゾナ州
組 成:SiO2
硬 度:7.0
比 重:2.7
ヴァイオレットクォーツと組み合わせると良い石
モリオンは「負のエネルギーを寄せ付けない」
アメジストは「魂の成長を促す」
ローズクォーツは「人間関係を円滑にする」
カルセドニーは「コミュニケーション能力を向上させる」
ピンクスピネルは「明るく前向きな気持ちをもたらす」
ブラックオニキスは「自分をコントロールする抑制力を養う」
ブラックダイヤモンドは「持ち主の潜在能力を強化する」
ヴァイオレットクォーツのヒーリング
・持ち主にマイナスエネルギーを寄せ付けない
・周囲にあるマイナスエネルギーを浄化する
・生きることの意味に気づく
・エネルギーの循環を促進する
・眠っている潜在能力を引き出す
・想像力を高めて新しいアイデアを思いつく
・直感力を高める
・暗い気持ちから明るい気持ちへと切り替えるサポートをする
ヴァイオレットクォーツの浄化・お手入れ
ヴァイオレットクォーツは、硬度が高いため比較的取り扱いやすい天然石です。ただし、直射日光に当てると変色や変質のリスクがあるので、日光浴以外の方法で浄化しましょう。
流水でのお手入れも問題ありませんが、水分を拭き取らないと跡が残る可能性があります。ヴァイオレットクォーツそのものに浄化作用があるため、基本的には浄化をする必要もありません。
エネルギーの低下が気になるときは、同じ水晶クラスターのそばに置いてケアしてみてください。
クラスター 〇
セージ 〇
太陽光 ×
月光 〇
浴水 △
ヴァイオレットクォーツのまとめ
ヴァイオレットクォーツはアリゾナ州でのみ産出されるレアストーンです。濃い紫色に白いマーブル模様が入った独特な見た目で、ヒーラーやコレクターに人気があります。
優れた浄化作用と魔除けのエネルギーを持っているため、普段から身に着けられるお守りをお探しの方におすすめですよ。