グリーンインカローズ(グリーンフローライト)の豆知識天然石コラム
産地について
グリーンインカローズの主な産地は、アメリカや中国、イギリスなどが有名です。インカローズと似た模様を持つことからグリーンインカローズと呼ばれていますが、実際の組成はフローライトです。
フローライトはカラーバリエーションが豊富で、グリーンのほかにパープルや複数の色彩が混ざったグラデーションをした石もあります。原石結晶の美しさから、鉱物標本としても高い人気を誇っています。
名前の由来について
グリーンインカローズは、インカローズに似た縞模様を持っている見た目から名付けられました。もともとインカローズは、インカ帝国が栄えたと言われるアンデス地方から見つかった天然石です。
インカローズはバラ色のような美しいピンク色を持っていることから、インカローズと名付けられました。グリーンインカローズは、鉱物的には水晶とフローライトで構成されており、インカローズとは異なります。
別名であるグリーンフローライトは、ラテン語で流れるという意味を持つ「fluere」が由来と言われています。水が流れるような波の模様を思わせる線状模様に、複雑なグラデーションを持つ美しい見た目が由来です。
和名では蛍石と呼ばれていますが、これはフローライトの破片を火にくえると、音を立てて蛍のように発行する特性が由来です。
グリーンインカローズ(グリーンフローライト)の見た目と輝きは?
グリーンフローライトは、薄い緑色をした天然石です。透明感がある美しい見た目で、光や熱による刺激を受けると発行する光現象を持っています。
フローライトはトルマリンのようにさまざまなカラーバリエーションを持っています。中には緑色のほかに、白やピンクなどほかの色が混ざったものも、グリーンフローライトと呼ばれることがあります。
ミックスカラーのフローライトはアクセサリーとしても人気が高く、ブレスレットやネックレスに販売されています。
どんな効果が期待できる石なの?
グリーンフローライトは、周囲の環境に無理なく溶け込み、コミュニケーションを円滑にすると言われています。感情を安定させ癒しをもたらすため、穏やかな気持ちで過ごしたい方にもおすすめです。
また、判断力や思考力を高めるサポートをすることから、クリエイティブな仕事を発展させたい方のお守りにも人気があります。新しく学びたいことがある人にも、勉強のお守りとして身に着けるのも良いでしょう。
こんなアイテムに加工されています
グリーンフローライトは、ブレスレットやネックレス、指輪などのアクセサリーに加工されています。ほかの鉱物と組み合わせたアクセサリーも人気で、相性の良いクォーツ系と合わせたカラフルなブレスレットなども販売されています。
世界各地で産出されるため、比較的安価で購入できるところもグリーンフローライトの魅力です。
ぜひお好みのアクセサリーを探してみてください。
グリーンインカローズ(グリーンフローライト)の基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:蛍石
色 彩:透明感ある薄緑色・青緑色
石言葉:希望
原産地:アメリカ・中国・イギリス
組 成:CaF2
硬 度:4.0
比 重:3.1
グリーンインカローズ(グリーンフローライト)と組み合わせると良い石
グリーンアンバーは「深い癒しと精神をリラックスさせる」
アゼツライトは「マイナスエネルギーを寄せ付けない」
本水晶は「周囲の空間を浄化する」
アクアマリンは「持ち主の知性を高める」
アメジストは「自然と調和して深い安らぎをもたらす」
ムーンストーンは「持ち主に閃きを授ける」
メテオライトは「問題解決に向けてスムーズに行動できる」
グリーンインカローズ(グリーンフローライト)のヒーリング
・自然体で過ごせる
・集中力を高めて目標をやり遂げる
・思わぬアイデアやひらめきを産む
・瞑想を深める
・人生の指針に気づく
・芸術的な才能を養う
・生活にゆとりとユーモアをもたらす
・物事をシンプルに理解する
グリーンインカローズ(グリーンフローライト)の浄化・お手入れ
グリーンフローライトは水に弱く、変色する可能性があります。そのため、浄化方法は水にさらさず、水晶クラスターのそばに置く形がおすすめです。
もともとフローライトは水晶を含んでいるため、水晶クラスターと相性が良く、マイナスエネルギーを浄化したい時に役立ちますよ。
クラスター 〇
セージ 〇
太陽光 ×
月光 〇
浴水 ×
グリーンインカローズ(グリーンフローライト)のまとめ
グリーンフローライトは、緑色を持ったフローライトで、癒しのエネルギーを持っています。ほかにも、コミュニケーション能力の向上など、日々の暮らしと人間関係を豊かにすると言われています。
美しい青緑色はアクセサリーとしてもおしゃれで人気があるため、日常的に身に着けて癒しのエネルギーを感じてみてはいかがでしょうか。