トリフェーンとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

「ComRose」でトリフェーンを検索

トリフェーンの豆知識天然石コラム

産地について

トリフェーンの主な産地は、アメリカやカナダです。また、少量ですが日本の茨城県でも産出が確認されており、世界各地で見つかっている天然石です。鉱物としてはリシア輝石に分類される石で、黄色はトリフェーン、ピンク色のリシア輝石は「クンツァイト」、緑色は「ヒデナイト」と呼ばれています。

トリフェーンはもともと1877年にブラジルで発見されました。主成分の1つであるアルミニウムが、何らかの原子に置換することで、黄色の発色が生まれています。実は現在でもなぜトリフェーンが黄色になるのか、その理由は明確化していません。

まだ謎が多い石ながらも、その透明感のある黄色やゴールドカラーから、アクセサリーとして人気があります。

名前の由来について

トリフェーン（triphane）は、、名前はギリシャ語で「三つの顔」を意味する「triphanes」という言葉が由来です。これはトリフェーンが多色性を持っている石であることが、名付けの理由の1つと言われています。

トリフェーンはカットの仕方でちがったカラーに光って見えるため、1つの石でさまざまな顔を持っています。宝石質の透明度が高いトリフェーンをカットする際は、多色性が特にきれいに表れるように職人によるていねいなカットが施されます。

和名ではリシア輝石と呼ばれることが多く、ほかにも黝輝石（ゆうきせき）の名前でも流通しています。

トリフェーンの見た目と輝きは？

トリフェーンは透明感がある黄色、黄金色の天然石です。まるでシトリンのような美しい輝きを持っており、まれですが宝石質のものも存在します。

中には猫の目のような細い光の筋が見える、キャッツアイ効果を持ったトリフェーンも存在します。見た目は宝石のように美しいですが、比較的入手しやすい廉価で取引されています。

インクルージョンとクラックがほとんどないような宝石質のトリフェーンは、アクセサリーとして丁寧に加工されており価格も一気に上昇します。

どんな効果が期待できる石なの？

トリフェーンのエネルギーは高い癒しの波動を持つと言われており、ヒーラーや占い師などから高く評価されています。トリフェーンは高い波動をもっており、トリフェーンを身に着けると心身がエネルギーで包み込まれ、癒しをもたらすと言われています。

ストレスフルな日々を送っている方や、もっと心を落ち着けて前向きに過ごしていきたい方におすすめです。さらにトリフェーンは思考力を高める石でもあります。思考力が上がると同時に、選択に対して悩まずに正しい方向を選んでいけます。

自分自身を正しい方向へと導いていくと同時に、人生観を変えて精神性を高めると言われています。今よりも精神的に成長を遂げたい方や、気持ちを前向きに切り替えていきたい方のお守りにおすすめです。

こんなアイテムに加工されています

トリフェーンはパワーストーンブレスレットに加工されています。

ほかにもペンダントトップや、イヤリングなどさまざまなアクセサリーに活用されており、きれいな黄色のカラーは肌なじみが良く、華やかに見せられます。

トリフェーンの基本情報（原産地や石言葉など。）

トリフェーンと組み合わせると良い石

トリフェーンのヒーリング

トリフェーンの浄化・お手入れ

トリフェーンのまとめ

トリフェーンは黄色のあざやかな色合いを持った天然石です。リシア輝石の1つで、中には宝石レベルのトリフェーンが見つかることもあります。

トリフェーンは癒しのエネルギーを持っており、高い波動が傷ついた心を癒して穏やかにしてくれます。また、持ち主の目標達成をサポートして、人生を前向きに捉える精神性を鍛える石でもあります。

人生をポジティブな思考で乗り切っていけるため、お守りとして身に着けてみてはいかがでしょうか。