トライゴーニックとは？産地や形状など水晶が持つ特徴

バイヤー山本

トライゴーニックという水晶をご存知ですか？ピラミッドのような三角の模様が入った独特の形状が特徴です。宇宙につながる情報と叡智が刻み込まれた水晶で、パワーストーンとして長年ヒーラーに愛されています。この記事ではトライゴーニックの形の特徴や、成り立ちなどをご説明します。ぜひ最後までお読みください。

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トライゴーニックの豆知識天然石コラム

産地について

トライゴーニックの水晶が生まれるのは、主にヒマラヤやブラジルのミナスジェライス州です。水晶は世界各地で産出されますが、その中でもミナスジェライス州は多くの良質な水晶が採掘される有名な地です。

通常の水晶は表面がガラスのようにつるりとしていますが、トライゴーニックはピラミッドのようにはっきりとした三角の模様が面全体を覆うように入っています。

通常の水晶の成長とは違い、結晶が育っていく過程で何らかの干渉を受けることで生まれます。そのため、水晶の中でも希少であり、宇宙の強いエネルギーを秘めていると考えられてきました。

名前の由来について

トライゴーニックの名前は、表面にある逆三角形の模様が、まるで「トライゴン」に見えることが由来です。トライゴンとは、ダイヤモンドの原石に見られる三角形のスタンプのような模様です。

ダイヤモンドがマグマの熱によって溶解することで、生まれる独特な三角形は、地球の神秘が感じられます。トライゴーニックも何らかの地層や周囲の環境の干渉により、結晶が作られる過程で生まれる模様です。

トライゴーニックの水晶の形状の特徴は？

トライゴーニックは、水晶の面に下向きの三角形の模様（食像）が入った見た目をしています。

上向きの三角形が入った水晶は「レコードキーパー」と呼ばれる形状で、トライゴーニックとは違ったエネルギーを秘めています。

トライゴーニックは、有名なレコードキーパーよりも産出量が少ない、とてもめずらしい特徴を持つ水晶です。かつてトライゴーニックは、ヒマラヤでのみ産出されるアイスクリスタルという水晶にのみ見られる特徴だと言われてきました。

これは温暖化によってヒマラヤの氷河が溶けて、立ち入ることが可能になった地から見つかったためです。しかし、ヒマラヤのアイスクリスタルは産地が限定的のため、現在はほとんど見つからない幻の水晶となっています。

アイスクリスタルの産出量が著しく減少した頃に、ブラジルのミナスジェライス州の一部地域でも、逆三角形のトライゴーニックの特徴を持った水晶が見つかりました。

以来、トライゴーニックはきわめて強いエネルギーを持つ水晶として、ヒーラーに高い人気を誇っているのです。

トライゴーニックができる理由

トライゴーニックが生まれる理由は明確になっていません。
そもそもヒマラヤ山脈の一部地層でのみ見つかるアイスクリスタルに多い特徴であり、世界的に見ても珍しい水晶です。

トライゴーニックもレコードキーパーと同じく、火山のマグマで熱せられた高温の海や川の水により、表面が溶けながら成長することでできる模様です。

少しずつ溶けつつも水晶として大きく育っていく過程で、生まれる自然が作り出す不思議な現象です。この独特の模様には宇宙の叡智があると考えられており、持ち主に優れたエネルギーを与えてくれます。

どんな効果が期待できる水晶なの？

トライゴーニックは、宇宙とのつながりが深いマスタークリスタルです。長い年月をかけて育まれる無数の逆三角形は、一つひとつに宇宙の叡智を宿しており、持ち主にポジティブなエネルギーをもたらします。

ほかにも、トライゴーニックは持ち主に必要な情報や出来事をもたらす、新しいステップアップへの道をサポートする石でもあります。近くに置いておくことで高次元とつながり、さらなる高みへといざなってくれることでしょう。

トライゴーニックの基本情報（原産地や石言葉など。）

トライゴーニックと組み合わせると良い石

トライゴーニックのヒーリング

トライゴーニックの浄化・お手入れ

トライゴーニックのまとめ

トライゴーニックは長い時間をかけて生まれる、水晶の表面に浮かび上がる逆三角形の模様や特機です。

水晶は成長する途中で周囲の環境に影響を受け、色や表面の形が変化します。その中でもトライゴーニックは希少な形状で、宇宙とつながり高次元に導く優れたパワーストーンだと考えられています。

とても希少な水晶のため、興味のある方はぜひ早めに入手してみてはいかがでしょうか。