千層ガーデンクォーツとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

皆様、千層ガーデンはご存じですか？

千層ガーデンはまるで庭園を思わせる見た目が特徴のガーデンクォーツの一種で、その名の通り石英が主成分のクォーツに分類される天然石です。

クローライト（緑泥石）など、ほかの鉱石がインクルージョンして生み出される模様は深みがあり美しく、アクセサリーアイテムとして人気があります。

また、グラウディングを高めたり精神を癒やしたり、財運をアップさせるパワーストーンとしても知られており、お守りとしても高い需要があります。

そんな千層ガーデンについて紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

「ComRose」で千層ガーデンを検索

千層ガーデンの豆知識天然石コラム

産地について

ガーデンクォーツはほかの鉱石を取り込んで成長するという特性上、通常のクォーツに比べて産出地はそれほど多くありません。主な産地としてはブラジルのミナスジェライス州や中国の四川省、アメリカなどが挙げられます。日本でも山梨や岐阜などで産出され、苔入り水晶や草入り水晶などの名前で市場に出回る場合があります。

名前の由来について

千層ガーデンの元となるガーデンクォーツは、内包物のクローライト（緑泥石）の様子が庭園や景色を思わせる見た目をしていることから名付けられました。和名も英名と同様で、庭園水晶という名前で呼ばれます。

インクルージョンが多層に積み重なってできたガーデンクォーツは、その層の多さ、模様の複雑さから千層ガーデンという名前が付けられました。

千層ガーデンの見た目と輝きは？

通常のガーデンクォーツはベースのクォーツにクローライトが入り込み、クォーツの無色透明な部分から覗き込むと庭を思わせる風景が広がっています。それに対し千層ガーデンは、透明度の高いものから細かく層が重なって不透明になり木目のように見えるものまでさまざまな見た目のものがあります。

層の重なり方のなかには、水晶の成長途中で一度止まり、不純物を表面につけたあとから再成長してできるファントムという模様が入り込んでいるものもあり、その場合は千層ガーデンファントムクォーツと呼ばれる場合もあります。

どんな効果が期待できる石なの？

千層ガーデンはガーデンクォーツと同じく、財運・金運UPの意味を持っています。グラウディングを高める効果があるとされており、生活の基盤をたてて地に足をつけて生きる力を与えると言われています。ビジネスの面でも大きなチャンスをしっかりつかめるよう促し、新規事業を立ち上げるなど大きな仕事をする際に力を発揮できるようサポートしてくれるでしょう。

また、ガーデンクォーツはヒーリング効果が高い水晶のなかでも特に癒やしの力を持っているとされています。精神面ではネガティブに陥りがちなときやイライラ・怒りなどマイナスな感情を落ち着かせ心を穏やかにしてくれるなど、ストレスの抑制や精神の安定に効果が期待できます。そのほか、邪気や他者からの悪意などから身を守るお守りとしてもおすすめです。

こんなアイテムに加工されています

千層ガーデンはビーズやペンダントヘッドなどのアクセサリーパーツに加工されるのが一般的です。

千層ガーデンの基本情報（原産地や石言葉など。）

千層ガーデンと組み合わせると良い石

千層ガーデンのヒーリング

千層ガーデンの浄化・お手入れ

千層ガーデンのまとめ

千層ガーデンは奇跡的な環境で、気が遠くなるほど長い時間をかけて積み重なってでき、同じ表情のものは2つとない希少な天然石です。大地との繋がりが強く、地面に根を張りしっかり力強く生きたい人や精神を落ち着かせて心穏やかに生活したい人に適した石と言えるでしょう。癒やし・浄化のヒーリング効果も高く、多くのヒーラーに愛されているのも千層ガーデンの魅力的なポイント。

財運・金運の向上効果に優れ、ビジネスを成功に導くとも言われているので、仕事で失敗したくない、より良い成績を残したい人はぜひチェックしてみてくださいね。