ブルーオパールとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

皆様、ブルーオパールはご存じですか？

オパールはクォーツやアメジストなどと同じく珪酸で形作られた、結晶構造のない非晶質の鉱石です。

オパールは10月の誕生石ですが、ブルーオパール単体では日付別で6月16日の誕生石としても知られています。

ブルーオパールは色の種類が豊富なオパールのなかでも鮮やかな色合いが特徴で、その美しいカラーリングからアクセサリーや宝石として人気を集めています。

また、さわやかな愛情を表し、人間の内面から美しさを引きだすパワーストーンとしても知られています。

そんな、ブルーオパールについて紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

 

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ブルーオパールの豆知識天然石コラム

産地について

オパールは火成岩や堆積岩の隙間に、珪酸を内包している水分が溜まり、積み重なってi
くことで生成されます。主な産地としては、世界で流通しているオパールの9割をオーストラリア産が占めており、なかでも南オーストラリア州で産出されるものが有名です。そのほか、さまざまな地域で産出され、日本でも採集できますが宝石として流通するほどの質のものはほとんど取れません。

オパールは産地によって見た目や特徴が異なる天然石で、ブルーオパールが取れる地域としてはアメリカのオレゴン州やアイダホ州、ペルーのアンデス山脈近隣、メキシコのケレタロ州、インドネシアやエチオピアなどでも産出されます。

名前の由来について

ブルーオパールは、名前の通り色合いが青いオパールに付けられた名前です。オパールの名前の由来は、サンスクリッド語で宝石という意味を持つuplalaという単語が語源とされているほか、ギリシャ語のopalliosやラテン語のopalusが元になっているという説もあります。

ブルーオパールの和名は、英名と同様にオパールの和名に色の名前を冠した青蛋白石と呼ばれています。蛋白石の由来は、卵の白身を思わせる見た目をしていたため呼ばれたと言われています。

ブルーオパールの見た目と輝きは？

ブルーオパールはパステルカラーのような淡い水色からはっきりした青色、地球のような見た目の青緑色など、色の範囲が広く、さまざまな表情を見せる天然石です。

オパールは遊色効果（プレイ・オブ・カラー）を有するかどうかで種類が分かれる鉱石としても知られており、プレイ・オブ・カラーがあるものはプレシャスオパール、ないものはコモンオパールと呼ばれています。ブルーオパールは基本的にコモンオパールに分類され、ミルキーカラーで光沢もそれほど強くはありません。ブルーオパールで透明度が高いものも稀にあり、コモンオパールのなかで最も価値が高いと言われています。

どんな効果が期待できる石なの？

ブルーオパールは持ち主の内面から美しさを引きだす効果が期待できる天然石として知られています。人間的な魅力はもとより、芸術に関するセンスやアイディアを発揮させ創造力を高め、潜在能力を開花させるといった強い意味を持っており、アーティストの石とも呼ばれています。そのため、クリエイティブな仕事や趣味のためのお守りとしておすすめです。

また、人間関係、特に恋愛運を向上させる石の意味を持っています。石の色合いのようにさわやかな愛情表現を表しており、新たな恋や今ある愛を育み、良い未来につなげるようサポートしてくれるとされています。失恋で新しい恋愛をするのが怖くなっていたり、パートナーとの結婚に悩んでいたりといった場合にブルーオパールはお守りとして適しています。

こんなアイテムに加工されています

ブルーオパールはビーズやペンダントなどに加工し、アクセサリーとして使用するのが一般的です。オパールの硬度はそれほど高くなく強度も低めなので、取り扱いに注意が必要です。

ブルーオパールの基本情報（原産地や石言葉など。）

ブルーオパールと組み合わせると良い石

ブルーオパールのヒーリング

ブルーオパールの浄化・お手入れ

ブルーオパールのまとめ

ブルーオパールは人間の内面に作用し、心の底に眠る魅力を引き出してくれるといった意味を持つ天然石です。内面の魅力にはセンスやインスピレーションなどの能力なども含まれているため、アート方面での趣味や仕事に携わっている人のお守りに大変おすすめです。

また、ブルーオパールは恋愛運アップや人間関係の改善などの石言葉も持っています。恋愛についても対人についても、愛情表現を通じて関係をより良くしていくという意味合いが強いので、パートナーや周囲の人への感謝や行為を伝えるのが苦手な人にピッタリの石といえるでしょう。

色合いの美しさからアクセサリーとしても人気が高いので、ペンダントやブレスレットなどをお探しの人はぜひチェックしてみてくださいね。