ロードライトガーネットとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

ロードライトガーネットという天然石をご存知ですか？紫と赤色が合わさったワインレッドが特徴のガーネットの一種です。宝石としての流通量も多く、ガーネットの中でも代表格と言えます。ヒーリングストーンとしても、心と魂を強化して感情を安定させると考えられてきました。この記事では美しい天然石、ロードライトガーネットの産地や見た目の特徴などを解説します。ぜひ最後までお読みください。

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ロードライトガーネットの豆知識天然石コラム

産地について

ロードライトガーネットは、1882年にアメリカのノースカロライナ州で発見されました。その後採掘が進められ、1902年まで資源が枯渇します。

また、1960年代になるとタンザニアのウンバ渓谷で、ロードライトガーネットが見つかりました。これをきっかけに、インドやスリランカなどほかの国でも鉱床が見つかり、産出量が安定するようになったのです。

今でも世界的に大規模な採掘が行われており、宝石の中でも比較的安価で入手できます。ガーネットは大きな鉱床が各地にあるので、比較的大きなカラットで採掘されることが多いです。

そのため品質もピンからキリまでそろっています。宝石的価値で比較すると、グレードによって価格差は100倍以上の値がつくこともあります。

名前の由来について

ロードライトガーネットの名前は、ギリシア語が由来とされています。バラを意味する「rhodo」、鉱物の「lite」この2つが合わさることで「rhodolite（ロードライト）」と呼ばれるようになりました。

バラの花びらのような色の石という、まさにロードライトガーネットの赤紫を表現した名前です。なお、和名では「薔薇柘榴石」と名付けられています。

日本においても薔薇のような色をした宝石であると、古くから認知されているのです。

ロードライトガーネットの見た目と輝きは？

ロードライトガーネットの色は、紫がかった赤色が特徴です。ワインカラーに近い赤みが強いものもあれば、ブドウのように紫が印象的なロードライトガーネットも存在します。

中でも紫が強いガーネットは「パープルガーネット」と名付けられ、近年注目を集めています。
こちらはバンコク市場を中心に2016年頃から流通しており、現在は日本でも市場に出回りつつあります。

ロードライトガーネットは、ケイ酸塩鉱物の一種です。
ガーネットを構成する成分の中でも、パイロープ（苦礬柘榴石）と、アルマンダイン（鉄礬柘榴石）が混ざり合うことで独特の色合いが生まれています。
ちなみに、パイロープの比率が高ければ鮮やかなワインレッド、アルマンダインが多ければ褐色が強い黒っぽい見た目になります。

どんな効果が期待できる石なの？

ロードライトガーネットは、やる気や情熱を元に努力を実らせるエネルギッシュなパワーストーンです。
着実に経験と努力を重ね、やがて大成させる忍耐強さを養ってくれます。

恋愛面では誠実さを象徴する石として、相手への一途な思いをサポートしてくれます。たとえば遠距離恋愛のカップルなら、心変わりから身を守るお守りにおすすめです。

お互いにロードライトガーネットを身に着けることで、常に相手を思う一途な気持ちを盛り上げられますよ。

こんなアイテムに加工されています

ロードライトガーネットは、カジュアルな1粒ピアスやネックレスはもちろん、ボリューミーな大ぶりのリングやペンダントなどの宝石にも加工されています。加工がしやすいのでカットの種類もバリエーション豊かで、見た目の美しさが目を惹きます。

シルバーとゴールドどちらとも相性が良く、比較的安価な宝石として日常使いや恋人へのプレゼントとしても人気が高いです。球状に加工したパワーストーンブレスレットも多く作られています。

ロードライトガーネットの基本情報（原産地や石言葉など。）

ロードライトガーネットと組み合わせると良い石

ロードライトガーネットのヒーリング

ロードライトガーネットの浄化・お手入れ

ロードライトガーネットのまとめ

ロードライトガーネットは、日本でも宝石としてなじみが深い天然石です。紫と赤を含んだ美しい色合いは、年代問わず身に着けられる上品な雰囲気を持っています。

また恋愛においては、相手を一途に想う、誠実さを表す石でもあります。カップルや夫婦の絆を強めるパワーストーンとして、ペアルックで身に着けるスタイルも素敵ですよ。