シュンガイトとは?産地・硬度と天然石の特徴

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シュンガイトとは?産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本
皆様、シュンガイトはご存知ですか?

シュンガイトは炭素を主体として構成される、ダイヤモンドと石墨の中間に位置する非晶質の天然石です。

20億年前のカンブリア紀といわれる気が遠くなるほど昔の地層から発掘されますが、現在でもその生成工程がわかっておりません。

一説には含まれる成分の構造から地球外の鉱石、すなわち隕石だったとも言われています。

発見されてから今に至るまで(2021年時点)鉱物種として認可されていない大変珍しい石で、歴史上では実際に治療に使われた奇跡の癒しの石とも呼ばれています。

自然治癒力や免疫力を高め、水質改善や負のエネルギーを吸収・浄化すると言われるシュンガイトについて紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

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天然石コラムの目次

シュンガイトの豆知識天然石コラム

産地について

シュンガイトの産地は、ロシアのカレリア共和国のみで産出される天然石といわれていますが、近年では徐々に他国でも産出されるようになっているのはあまり知られていません。世界のシェア率が高いのはロシアですが、シュンガイト単品を商業ベースで輸出可能なのはロシア隣国のカザフスタンで、その他にはブラジルのバイーア州でパイライトと共生したシュンガイトが発見されており、過去には日本の群馬県奈女沢でも産出されたといわれています。とはいえ、いまだ産出地が極めて限定的なのは間違いなく、流通ルートも限られているため希少性の高い天然石といえるでしょう。

偽物とされるもののなかには、炭素含有率の低いもののことをいわれている場合もありますが、一部、ヘマタイトや炭を圧縮したものを使用したものもあり、密度や硬度が異なるので注意が必要です。

名前の由来について

シュンガイトという名前は、ロシアのカレリア共和国・シュンガ地方にて発見されたため名付けられました。発見年は1879年と比較的最近ですが、シュンガイト自体は古くから同地や近郊地で広く健康用として使われており、1700年前後のロシア帝国、大帝ピョートル1世がカレリア地方にシュンガイトを水に入れて、治療水として使用する療養所を設置したり、祖母の治療にシュンガイトを入れた水が使い病を克服できたとして修道院を建てたりと、帝国発展の礎として愛用していたというのも有名なエピソードです。

シュンガイトの見た目と輝きは?

シュンガイトは、ダイヤモンドと同じく炭素でできていますが、見た目はヘマタイトやテラヘルツと似た金属光沢を持った黒色の天然石です。炭素含有率の低いものは光沢が少なくマットな質感で、触ると少しざらついており手に煤のようなものがつきますが、光沢を放つ炭素含有量が多いものはシルバーシュンガイトやエリートシュンガイト、もしくはノーブルシュンガイトと呼ばれ、滑らかで光沢が強く低含有率のものと質が明らかに違い、ほぼ100%炭素でできているものは通常のシュンガイトよりも産出量が非常に少なく、貴重性が高いとして知られています。

どんな効果が期待できる石なの?

シュンガイトは、ロシアで健康維持で使われていたことからわかるように、石を水に入れて飲用したり入浴したりするといったように、比較的直接的に健康や美容に作用するとして知られている天然石です。これは石に微量に含まれるフラーレン60という、サッカーボール状に構成された炭素原子の抗酸化作用や活性酸素を中和する効果によるものではないかといわれており、フラーレンを発見した化学チームはノーベル化学賞を受賞していて、2004年には京都大学の研究結果としてシュンガイトに20ppmほどのフラーレンが内包されていると発表され、天然のフラーレンが含まれる世界で唯一の物質のシュンガイトに医学的な観点からも期待が寄せられています。

石の意味としては、癒しやリラックス効果、魔除け効や厄払い、自然治癒力や免疫力の向上、澱んだ負のエネルギーを吸収し浄化するなどがあり、隕石と近い性質があるということで第0・第1・第7チャクラにも影響があるのではないかともいわれており、強めの印象の効果があると人気を集めているヒーリングストーンです。

こんなアイテムに加工されています

シュンガイトは、同じ炭素でできているダイヤモンドと比べて硬度が低いので加工はしやすく、ビーズなどのアクセサリー以外には原石をそのまま砕いて浄水用として使用したり、ピラミッド型の置き石にしてセラピーに使ったりと、意外と加工の幅が広い石です。

シュンガイトの基本情報(原産地や石言葉など。)

英 名:Shungite
和 名:シュンガ石
色 彩:黒色・銀黒色で純度が高いものは金属光沢を持つ
石言葉:自然治癒力向上・浄化など
原産地:ロシア・カレリア共和国、カザフスタン、ブラジル・バイーア州
組 成:C SiO₂ TiO₂ Ai₂O₃ FeO MgO CaO Na₂O K₂O S C H₂O
硬 度:3.5~4
比 重:1.84~1.98

シュンガイトと組み合わせると良い石

・テラヘルツは「癒し効果を高める」
・ガーネットは「仕事運を高め、良い結果を引き寄せる」
・アンバーは「心に余裕を与え、財をもたらす」
・パイライトは「厄を払い、目標に近付ける」
・ヘマタイトは「魔を寄せ付けず、心に平穏を与える」

シュンガイトのヒーリング

・自然治癒力アップ
・免疫力の向上
・抗酸化作用
・活性酸素の除去
・負のエネルギーの吸収・浄化
・水質の改善
・老化防止
・リラックス効果
・魔除けのお守り

シュンガイトの浄化・お手入れ

石の硬度が低いため取り扱いは慎重に行う必要はありますが、浄化やお手入れに関してはどの方法でも比較的問題はありませんが、セージによる浄化は匂いが残りやすく、塩によるものは石を痛めるので避けた方がよいでしょう。
クラスター ◎
セージ   △
太陽光   ◎
月光    ◎
浴水    ◎
塩     ×

シュンガイトのまとめ

シュンガイトは、独特な存在感を放つ謎の多い天然石で、炭素原子のフラーレンによる活性酸素の除去や自然治癒力の向上など、歴史に裏打ちされた健康維持・改善効果が期待できるとして、近年注目を浴びつつあります。

魔除けやリラックス効果などの石言葉もあるので、厄払いがしたい方や癒しが欲しい方、癒しの意味を持つ石と組み合わせて使いたい方などにおすすめです。ピラミッド型やマカバスター型など置物としても人気の高い石なので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。

シュンガイト

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ガネーシャ編集長

株式会社さくらの情報配信担当ガネーシャ編集長です。愛知県岡崎市にある天然石sakuraというお店とネットショップコムローズ(Comrose)を運営する傍ら、天然石の情報を日々お届けしております。コラムが参考になった方はぜひSNSからフォローよろしくお願いします。お店へのご来店もおまちしておりますよ!

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