レコードキーパーの豆知識天然石コラム
産地について
レコードキーパーは、ブラジルやマダガスカル、アメリカなどで産出されます。水晶そのものは世界各地で産出される天然石ですが、レコードキーパーの特徴を持つものはめずらしいです。
レコードキーパーがはっきり見える、高い透明度のある水晶が好まれています。水晶は無色透明が中心ですが、中には黒い水晶であるモリオンにもレコードキーパーを確認できるものがあります。
名前の由来について
レコードキーパーの「レコード」は、ピラミッドのような三角形の印のことです。
「レコード(三角形の印)をキープする」石と名付けられたとおり、水晶の生成過程で生まれる不思議な三角形を持っています。
レコードキーパーは水晶の中でも、特殊な模様や性質を持つ「マスタークリスタル」に分類されます。この三角形の模様は、成長過程で結晶が盛り上がることで生まれます。
そのため、和名では水晶が成長して生まれた丘として「成長丘」と呼んでいます。成長丘はダイヤモンドにも見られる模様で、特徴的な三角形は石が成長してきた証として人気があります。
レコードキーパーの見た目と輝きは?
レコードキーパーは、水晶の先端部分(錐面)にできる「△」の凹凸模様です。レコードキーパーには、古代アトランティス文明の叡智が詰まっていると考えられています。
叡智の入口である三角形の模様から、自分に必要なメッセージを受け取ると言われています。また、同じ三角形の模様では、トライゴーニックと呼ばれるものがあります。
トライゴーニックは水晶が凹んでできる三角形ですが、レコードキーパーは丘のように盛り上がってできています。
これはレコードキーパーが複数の結晶が集まって大きくなる過程でできた名残です。先端の面が三角形として残ることで、きれいな三角形が生まれるのです。
水晶の中には大きなレコードキーパーだけでなく、複数の小さな三角形を確認できるものもあります。
どんな効果が期待できる石なの?
レコードキーパーは、アトランティス文明の叡智が刻まれた水晶だと言われています。自分に必要なメッセージを受け取ることができ、より高次元に導いてくれます。
また、自浄作用に優れた天然石なので、魔除けやマイナスエネルギーの浄化にも適しています。
こんなアイテムに加工されています
レコードキーパーは、三角形の模様を活かした原石結晶そのままの状態で流通しています。また、浄化用としてレコードキーパー入りの水晶クラスターも人気があります。
透明度が高く、三角形がはっきり見える水晶ほど高値がつけられます。部屋に飾ることで空間ごと浄化し、持ち主のオーラを高めてくれると考えられています。
レコードキーパーの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:成長丘
色 彩:無色
石言葉:知識、予知
原産地:ブラジル、マダガスカル、アメリカなど
組 成:SiO2
硬 度:7.0
比 重:2.65
レコードキーパーと組み合わせると良い石
ラピスラズリは「別れた相手との復縁、絆の強化」
アクアマリンは「片想いを成就させる」
アマゾナイトは「告白する勇気を養う」
モリオンは「悪縁を断ち切る」
シトリンは「金運を高めて成功に導く」
カイヤナイトは「ストレスを和らげて心身を落ち着ける」
プレナイトは「癒しと安眠をもたらす」
レコードキーパーのヒーリング
・持ち主の人間性を成長させる
・精神と肉体のバランスを整える
・自身の過去、未来について知る
・マイナスエネルギーを浄化する
・自信を持てるようになる
・愛情深い気持ちを育む
・持ち主の知性を高める
・持ち主の魅力を引き出して輝かせる
レコードキーパーの浄化・お手入れ
レコードキーパーを持つ水晶は、基本的にどのお手入れ方法にも対応しています。
水晶自体が浄化作用を持っているため、汚れやくすみが気になるときに布で拭き取るだけでも十分に浄化ができます。
ただし汚れやくもりが気になるときは流水で洗い流し、しっかりと水分を拭き取りましょう。
また、ほかの水晶と組み合わせても相性が良いです。水晶クラスターやさざれ石と並べることで、よりエネルギーを高められます。
クラスター 〇
セージ 〇
太陽光 〇
月光 〇
浴水 〇
レコードキーパーのまとめ
レコードキーパーは、水晶の表面にできる不思議な三角形の盛り上がりです。水晶の成長過程で生まれる、天然のきれいな正三角形はミステリアスな美しさがあります。
水晶は部屋に置いておくだけでも空気が澄んだようなすがすがしさを体験できますよ。ただしレコードキーパーがある水晶はとてもレアです。
もしお気に入りの水晶を見つけたら、早めに入手しましょう。