ピンクタルク（ソープストーン）とは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

ピンクタルクという天然石をご存知ですか？別名ソープストーンと呼ばれており、名前のとおりまるでせっけんのような乳白色と、つるりとした見た目をしています。ピンクタルクはタルクの中でも特にメジャーな見た目で、ミルキーピンクの色合いが愛らしく女性を中心に人気です。この記事ではピンクタルクの特徴や産地をご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

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ピンクタルク（ソープストーン）の豆知識天然石コラム

産地について

ピンクタルクの代表的な産地は中国やオーストラリアです。ピンクタルクの歴史はとても古く、すでに紀元前5000年以上も昔から、装飾品に加工されてきました。

硬度が非常に低く、なめらかでしっとりとした質感は高級感があり、繊細な彫刻を施しやすい素材です。

実はベビーパウダーや化粧品などに欠かせない鉱物として使われており、日々の生活に密着している存在です。

ピンクタルクは美容アイテムに使われているほか、やさしい淡いピンク色が身に着ける人の美意識を高めて、内面、外側両方の美しさを引き出すと言われています。

実際に化粧品に使われているだけでなく、ヒーリングストーンとしても美をもたらす石なのです。

名前の由来について

ピンクタルクは和名を「滑石」と呼ばれており、まるで石けんのようななめらかな光沢がある鉱物です。それゆえ別名「ソープストーン」と名付けられ、名前の通り、石けんそっくりな見た目が関係しています。

ちなみにピンクタルクのほかに、白色やライムグリーンのさわやかなカラーをしたタルクも存在します。しかし、現在世界で流通するタルクのほとんどはピンク色。そのためソープストーン＝ピンクタルクとして扱われることがめずらしくありません。

別名として、粘土鉱物やチョークストーンなどと呼ばれることもあります。

ピンクタルク（ソープストーン）の見た目と輝きは？

ピンクタルクは名前のとおり薄いピンク色をした不透明な天然石です。まるで石けんにほんのりとピンク色で染めつけたような見た目は愛らしく、女性を中心に高い人気があります。

見た目が石けんそっくりなだけでなく、硬度が1程度ととてもやわらかく、本当の石けんのようなやわらかい質感となめらかな光沢感があります。

世界一硬度が高いダイヤモンドの10.0に対して、1の硬度はもっともやわらかい鉱物と言えるもの。爪を強く押し当てるだけでも、凹みができるほど繊細な鉱物です。

そのため、細かい彫刻を施しやすく、動物や植物をモチーフにした彫刻品や、陶芸品に古くから加工されてきました。

どんな効果が期待できる石なの？

ピンクタルクは淡いピンク色の見た目から、恋愛成就のお守りとして親しまれています。かわいらしいピンク色は身に着けるだけで気分が華やぎます。

内側に眠る美を引き出し、外見的な美しさも意識を向ける手助けをしてくれるため、美容を頑張りたい人にもおすすめのお守りです。やわらかくやさしい雰囲気は、ストレスを和らげて癒しをもたらすとも言われています。

ピリピリとした空気を和らげ、常に落ち着いて穏やかに過ごしたい人におすすめです。さらに母性を育むため、包容力がほしい人のお守りとしても人気があります。

こんなアイテムに加工されています

ピンクタルクは彫刻品や工芸品に加工されています。一部パワーストーンブレスレットに加工されることもありますが、そのままでは少しの衝撃によって欠けや凹みができてしまうため、上から樹脂加工を施すなど強度を高める加工をしていることがほとんどです。

ほかにもピンクタルクは、細かい粉末にしてベビーパウダーや化粧品、日焼け止めクリームにも使われています。その種類は2万を越えていると言われ、毎日使っている化粧品にタルクが含まれているのです。

ピンクタルク（ソープストーン）の基本情報（原産地や石言葉など。）

ピンクタルク（ソープストーン）と組み合わせると良い石

ピンクタルク（ソープストーン）のヒーリング

ピンクタルク（ソープストーン）の浄化・お手入れ

ピンクタルク（ソープストーン）のまとめ

ピンクタルクは石けんのような見た目がかわいらしく、とてもやわらかい性質を持ったユニークな鉱物です。化粧品にもおなじみの成分で、生活の中で触れる機会が多いものでもあります。

その乳白色にピンクが混ざったようなかわいらしい見た目から年々注目を集めており、特に恋愛成就のお守りとして扱われています。恋愛のお守りはもちろん、もっと美容に力を入れたい人にも手助けしてくれる天然石です。