ドラバイト（ブラウントルマリン）とは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

ドラバイトという天然石をご存知ですか？ドラバイトは別名「ブラウントルマリン」と呼ばれており、トルマリンの中でも濃い茶色をした特徴的な見た目が魅力です。ドラバイトの名前の由来や産地、見た目の特徴をまとめましたので、ぜひ最後までお読みください。

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ドラバイト（ブラウントルマリン）の豆知識天然石コラム

産地について

ドラバイトは主にブラジルで産出される天然石です。ドラバイトはブラウントルマリンのことで、トルマリンの中でも茶褐色の見た目をしたユニークな石です。

トルマリンは多色な鉱物で、緑色や黄色、赤色や紫色など、さまざまなカラーが存在します。定番のグリーンカラーにはじまり、ピンクカラーやオレンジといった多彩な色合いが魅力。

その中でも茶褐色をしたドラバイトは、あまりトルマリンの中でもイメージがないカラーですが、実は古くから装飾品に使われており、長い歴史を持っています。

名前の由来について

ドラバイトは、発見地として多くのドラバイトが見つかった「Drava」という川の名前が由来です。ちなみに別名であるブラウントルマリンは、スリランカで「ジルコン」という意味を持った「turmali」が由来だと言われています。

かつて宝石商人が取り扱っていた石の中に、電気質を持った不思議な石としてトルマリンが見つかったことが関係しています。

トルマリンは豊富な色を持っているほか、複数の成分や元素が入り混じったケイ酸塩化化合物に分類される鉱物です。加熱すると帯電するユニークな性質から、和名では電気石と呼ばれています。

古くからさまざまな儀式に用いられており、占いや病気の治療としてトルマリンが使われた記録が残されています。

ドラバイト（ブラウントルマリン）の見た目と輝きは？

ドラバイトは茶褐色をしたトルマリンで、透明感があり濃いウイスキーのような色合いをしています。この独特の茶褐色はトルマリンの中でも、マグネシウムを多く含むことで生まれると言われています。

ほとんどは濃い茶褐色1色のみですが、まれにトルマリンらしいバイカラーの特徴を持ったバイライトも存在します。

茶褐色が薄いものは、イエローやオレンジカラーにも見えますが、濃い茶褐色はブラックに近く、独特のテリがあります。

内包物が含まれるものも多いため、透明感が高くインクルージョンが目立たないドラバイトは希少で、高値で取引されています。

トルマリンの中ではあまりメジャーではないカラーですが、その落ち着いた見た目と個性から、コレクターを中心に人気を集めています。

どんな効果が期待できる石なの？

ドラバイトは落ち着いた茶褐色の見た目から、この地にしっかりと足をつけて落ち着くバランス感覚を鍛え、グラウンディングをサポートすると言われています。今ここに立っているという実感を育むことで、心身が安定し地球とのつながりを深められるのです。

心身がクリアになることで、目的意識がはっきりしてちょっとした物事に動じず、選択肢もブレません。決断を迫られたときに冷静に判断し、自分に必要な方向へと進む勇気と判断力を養ってくれる石です。

普段からどっしりと構えて冷静に過ごしたい人や、ストレスをやわらげて心身のエネルギーバランスを整えたい方におすすめの鉱物です。

こんなアイテムに加工されています

ドラバイトは主にパワーストーンブレスレットや、ペンダントトップなどのアクセサリーに加工されています。特にドラバイトならではの茶褐色の美しい色合いは、ペンダントトップに人気があります。

シックで落ち着いた印象は、明るいカラーにはない大人っぽさと魅力があります。

トルマリンの中でも比較的知名度が低い石のため、流通数もやや少ないものの、アクセサリーとして扱いやすいトルマリンの1つとして、パワーストーン初心者にもおすすめです。

ドラバイト（ブラウントルマリン）の基本情報（原産地や石言葉など。）

ドラバイト（ブラウントルマリン）と組み合わせると良い石

ドラバイト（ブラウントルマリン）のヒーリング

ドラバイト（ブラウントルマリン）の浄化・お手入れ

ドラバイト（ブラウントルマリン）のまとめ

ドラバイトは褐色や赤褐色、黒色に近いダークトーンをしためずらしいトルマリンです。ブラウントルマリンとも呼ばれており、多色なトルマリンの中でもシックで大人っぽいカラーとして知られています。

パワーストーンブレスレットやペンダントなど、幅広いアクセサリーに加工されています。個性的なカラーのトルマリンをお探しの人は、ぜひドラバイトを身に着けてはいかがでしょうか。