ラピスネバダの豆知識天然石コラム
産地について
ラピスネバダの主な産地は、アメリカのネバダ州です。ラピスネバダが発見されたのは、1954年頃と胃荒れています。
好物としては、ゾイサイトやエピトードなどすでに発見されていた石たちが複合している扱いです。
ラピスネバダはフローライトを中心に、合計11種類もの鉱物が混ざり合っているめずらしい天然石です。めずらしい天然石として流通しており、ラピスネバダと呼ばれるものの多くはネバダ州から産出されています。
ただし、ほかの地域で見つかったラピスネバダに近い組成の石も、同じ名前で販売されていることがあります。
まだ発見されてから歴史が浅いこともあり、ラピスネバダは解明されていない部分も多いミステリアスな石です。
名前の由来について
ラピスネバダの名前は、実はラピスラズリとは一切関係ありません。
そもそもラピスとは石を意味する言葉です。つまり、ラピスネバダは直訳すると、ネバダ州の石という意味を持っています。
名前のとおり、最初にアメリカのネバダ州で見つかったことから、ラピスネバダと呼ばれるようになったのです。
和名でもネバダ石の名で流通しています。
ラピスネバダの見た目と輝きは?
ラピスネバダはまるで抹茶のような落ち着いた緑色と、白色が混ざり合った不思議なカラーをしています。
抹茶ラテやうぐいす豆に砂糖をまぶしたようなマーブルカラーで、落ち着いた色合いは癒しのエネルギーを持つと言われています。
さらに部分的には淡いラベンダーカラーも混ざっており、見る角度によって色のちがいが生まれることもラピスネバダの特徴なのです。
ラピスネバダは混合している鉱物の数がとても多く、産出される場所によってもわずかな違いがあります。
代表的な鉱物の名前は次のとおりです。
- ゾイサイト
- フローライト
- ソーシュライト
- アパタイト
- 水晶
- アイドクレーズ
- エピトード
- フェルスパー
- セリサイト
- アクチノライト
このように10種類以上の鉱物が混ざり合うことで、奇跡的な色合いの石になっているのです。
どんな効果が期待できる石なの?
ラピスネバダは複合石として、それぞれの鉱物のエネルギーを秘めていると考えられています。
その中でも中心的な鉱物のフローライトやゾイサイトは、癒しのエネルギーをもたらすと言われています。
また、持ち主が踏みとどまっている現状に勇気を与え、新しい一歩を踏み出すようなきっかけを与えてくれるのです。
ほかにも創造性を高めるとも言われているため、クリエイティブな仕事や活動をしている人のお守りにもおすすめです。
フローライトは持ち主の固定概念を払うとも言われています。これまで同じ考えに縛られたり、常識を優先して後回しにしていたりした出来事を前向きに捉え、もっと視野を広げていけます。
視野が広がることで出会いが生まれ、これまで悩んでいた人間関係が改善するといったサポートを受けられます。
こんなアイテムに加工されています
ネバダラピスは主にパワーストーンブレスレットに加工されています。
白色と緑色のマーブル模様に、ほんのりと紫色がさした見た目はとても繊細で魅力的です。
混ざり合う鉱物の含有量や、加工の仕方によって色味が違うため、同じようなものが生まれないことも魅力と言えるでしょう。
落ち着いた色合いでありつつも、ほかにはない個性を感じるパワーストーンブレスレットとして所有欲も満たしてくれます。
ラピスネバダの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:ネバダ石
色 彩:淡いグリーンとラベンダーカラーのマーブル
石言葉:癒し
原産地:アメリカのネバダ州
組 成:CaF2+SiO2ほか合計11種類の鉱物
硬 度:4.0
比 重:3.2
ラピスネバダと組み合わせると良い石
・持ち主に行動する勇気を与える
・創造性を豊かにしていく
・持ち主の固定観念を解き放つ
・抑圧された感情から解放される
・直感力を高める
・魔除けのお守り
・波動のレベルを高める
ラピスネバダのヒーリング
・精神安定
・ポジティブな気持ちになるように成長を促進する
・愛や幸福を引き寄せる
・ストレスを緩和させる
・トラウマからの脱却
・ネガティブエネルギーを取り除く
・ありのままの自分自身を受け入れられるようになる
・美意識を高めてくれる
・新しい魅力を引き出す力がある
ラピスネバダの浄化・お手入れ
ラピスネバダは、10種類以上もの鉱物が混ざりあっているため、浄化方法によっては変質や変色を招いてしまいます。
できれば直接的に触れるような浄化方法は避けて、シンプルな浄化方法を取りましょう。
おすすめは衝撃を加えない、水晶クラスターのそばに置く方法や月光浴です。
日光浴は中に含まれる鉱物によっては、変色してしまう可能性があるため直射日光が当たるところに放置しないよう注意してください。
クラスター ○
セージ ○
太陽光 ×
月光 ○
浴水 ×
ラピスネバダのまとめ
ラピスネバダはラピスラズリのような石のイメージを持つ人もいますが、実際はネバダ州で見つかった石という意味で、全くの別物です。
色合いはまるで抹茶ミルクのような、緑色と白色をしていてとても美しく繊細です。産出地が限られているからこそ、日本ではなかなか手に入らないためパワーストーン専門店などをチェックすることをお勧めします。