インフィナイトとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

皆様、インフィナイトはご存じですか？

インフィナイトは、単斜晶系の結晶を持つ珪酸塩鉱物で、産出地域が限定される貴重な石として知られています。

和名で蛇紋石（じゃもんせき）と呼ばれるサーペンティンの一種で、クリソタイルやアンチゴライト、リザード石などと同じグループに属する天然石です。

極めて強い癒やしの力を持ったパワーストーンで、ネガティブな気分に苛まれている状態からの脱却や心と体を癒やすとあって、世界中のヒーラーから人気があります。

そんなインフィナイトについて紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

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インフィナイトの豆知識天然石コラム

産地について

インフィナイトは南アフリカで産出されたサーペンティンのことを指し、さまざまな色の種類があるサーペンティンのなかでも産地が限定される石として知られています。

サーペンティン自体はマンガン鉱床やタルク鉱床などさまざまな場所で産出される石です。主に韓国や中国、カナダなどで産出され、タスマニア島で産出されるものはアトランティサイト、異なる色合いのものでボーウェナイトなど、採れる地域や色によっても名称が異なります。

名前の由来について

インフィナイトは1996年にヒーラーとして活動している、とあるアメリカ人により南アフリカで発見され名前が付けられました。名前を決めるに当たり、45人ものヒーラーを集めて決めたというエピソードがあります。集まったヒーラーがインフィナイトを使用して瞑想を行い、それぞれが名前の案を出し、最終的に発見者のアメリカ人が瞑想を行ってインフィナイトという名前を選んだといわれています。

和名の蛇紋石はサーペンティングループに共通して付けられた名前で、サーペンティンがラテン語のSerpentineus（蛇のような）という言葉から付けられているのと同様に、蛇を連想させる模様から名付けられました。

インフィナイトの見た目と輝きは？

インフィナイトは樹脂光沢を持った鉱石で、色は白や灰色などの淡い色合いのものが多く、なかには深い緑色でモスグリーンのものなどもあり、蛇紋石という名前の通り蛇の皮や鱗などに似た模様が入っています。ほかのサーペンティングループの石と同様、透明度は低く不透明で、落ち着いた印象を与える見た目をしています。

どんな効果が期待できる石なの？

インフィナイトは、非常に強いヒーリング効果を持った石として知られています。世界中のヒーラーがこぞって使うほど強烈な力を秘め、石の内部に負のエネルギーを取り込み、なかに吸収したエネルギーは人に戻らず浄化してくれるといわれています。そのため、ネガティブな気分が続いている人や心身のどちらも調えたい人などにおすすめの天然石と言えるでしょう。

また、旅の安全を祈願するお守りとして使われてきたサーペンティンとしての効果も併せ持っています。危険なものから身を守り、行きたいところに踏み出す勇気を授ける旅人の石という意味があることから、実際の旅以外にも、就職など新たな環境への一歩を踏み出したり、行き詰まった状況を打破したりといった、人生の歩みを止めないようサポートするお守りとしての効果が期待できます。

こんなアイテムに加工されています

インフィナイトは、模様を活かしてビーズなどにし、アクセサリーとして使われるのが一般的です。また、丸玉や原石、ポイント型などさまざまな形状に加工し、自宅での置き石やヒーラー用の石として使われることもあります。

インフィナイトの基本情報（原産地や石言葉など。）

インフィナイトと組み合わせると良い石

インフィナイトのヒーリング

インフィナイトの浄化・お手入れ

インフィナイトのまとめ

インフィナイトは、サーペンティングループのなかでも特に強いヒーリング効果を持ち、ヒーラーからの人気も高いパワーストーンです。マイナスエネルギーの吸収・浄化をしてくれるといわれており、体の不調を改善したり気分が優れないのを解消したりといった効果が期待できます。

また、通常のサーペンティンと同様、旅立ちや新しいことを始める時に勇気を与えるとされているため、転職や入進学など新たな環境に飛び込む方の助けになってくれることでしょう。ぜひ一度チェックしてみてくださいね。