ハイパーシーンとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

ハイパーシーンという石をご存じでしょうか？黒色に黄色・赤色の銀河のような模様（シラー模様）が浮かび上がった神秘的な見た目をしています。実は日本でもかなり多くの産地があり、和名の「紫蘇輝石（しそきせき）という名前の方が有名かもしれません。特に魔除け効果の高い石で、災難や不運を跳ね除け前に進めるようにサポートします。エネルギーが強い石で、自分の意志や決断力を高めたいという人にもおすすめです。ぜひ最後まで読んでみてください。

「ComRose」でハイパーシーンを検索

ハイパーシーンの豆知識天然石コラム

産地について

ハイパーシーンは世界各地で採取がされていますが、主な産地はアメリカ、ブラジル、カナダ、日本などがあります。

以前は日本でも800箇所を超える産地から採取されており、東京の新島山や神奈川の奥湯河原など関東圏内にも多く産地が存在します。現在日本での採取は少なく、主な産地はアメリカ・カナダ・ブラジルとなっています。なかでもブラジルミナスジェライス州はハイパーシーンだけでなく、様々な石の産地として有名な場所です・

ハイパーシーンは鉄・珪素（けいそ）・マグネシウムなどを多く含有する石で、深成岩や火山岩などの中から産出されることが多いです。

名前の由来について

ハイパーシーンの名前の由来は、ギリシャ語で「超越（ちょうえつ）」を意味する「hyper（はいぱー）」と、強さを意味する「sthenos（すての/すてんの）」から由来します。

黒系の見た目でありながら、日本名は紫蘇輝石（しそきせき）という名前ですが、薄いカケラを顕微鏡で見たときに赤〜紫色に見えることから由来しています。

ハイパーシーンの見た目と輝きは？

ハイパーシーンは冒頭で解説の通り黒い見た目で、黄色系や赤系のシラー模様が見られます。

夜空に広がる銀河のような模様が大変神秘的な石で、石のベースが赤色〜褐色に近い石もあります。

天然石はどれひとつとして同じものはありませんが、特にハイパーシーンは中の模様にひとつひとつの違いが出やすい石なので、好みの模様が浮かんでいるものを探してみてください。

どんな効果が期待できる石なの？

ハイパーシーンは魔除け効果が高い石で「優れた指導者になるための石」とも言われています。

魔除け効果が高いので、身の回りの悪いものを断ち切りたいという人や自分の判断力を強く持ちたいという人におすすめの石です。また、困難に立ち向かっている人が現状を乗り越えたいというときにも強いエネルギーでサポートしてくれるでしょう。

金運やギャンブル運などをアップさせる効果があり、持ち主の家庭から金運を上げ、家族円満へと導きます。

魔除けのエネルギーは強いですが、ヒーリング効果で恐怖心や不安感を抑える効果もあり、心が弱っている人でも安心して身につけることができます。

こんなアイテムに加工されています

ハイパーシーンは、ネックレス、ピアス、ブレスレット、指輪など基本的なアクセサリー類に加工がされています。

光に当たることで石の輝き方が変わるので、ピアスやネックレスなどのアクセサリーも人気です。

モース硬度があまり高くないので、傷やひび割れなど衝撃には十分注意しましょう。

ハイパーシーンの基本情報（原産地や石言葉など。）

ハイパーシーンと組み合わせると良い石

ハイパーシーンのヒーリング

ハイパーシーンの浄化・お手入れ

ハイパーシーンのまとめ

ハイパーシーンはエネルギーが強く、癒し効果と魔除け効果が高い石です。

原因がわからず疲れやすいと感じる人や身の回りに良くないことが続いているときなど、ハイパーシーンを身につけることで少しずつ癒しや気持ちの変化を感じられるでしょう。

黒いパワーストーンには、オニキス、ヘマタイト、ブラックオパール、セレンディバイトなどいくつか似た見た目の石がありますが、その中でも他とは違った石を持ちたいという人はぜひハイパーシーンを手に取ってみてはいかがでしょうか。