ゴールデンクリスタルとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

皆様、ゴールデンクリスタルはご存じですか？

ゴールデンクリスタルは、天然石のなかでも特有名な水晶をベースに、表面へ特殊な加工を施した石です。

人の手で作り出された石ですが、同じく加工処理が施されたオーラ系の石やメタモルフォーゼスのように人工石は意外に多く、その見た目の華やかさからアクセサリーパーツとして人気を博しています。

また、黄色や金色の石は、金運や仕事運、エネルギーの活性化などを向上させる意味を持つと言われており、ベースが水晶ということもあって天然石に劣らない効果が期待できるパワーストーンでもあります。

そんなゴールデンクリスタルについて紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

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ゴールデンクリスタルの豆知識天然石コラム

産地について

ゴールデンクリスタルに加工させる石英（クォーツ）は、二酸化珪素が結晶化して生成される、無色透明な天然石です。石英は造岩鉱物の一種でもあり、世界中の多くの地域で産出される、非常にポピュラーな鉱物としても知られています。現在、市場で流通している石英の主な産地としては、ブラジルのミナスジェライス州のほか、アメリカのアーカンソー州、ヒマラヤ、マダガスカル、スリランカ、オーストラリアなどが挙げられます。日本でも産出はされますがそれほど多くはありません。

ゴールデンクリスタルは表面に銀などの金属をコーティングして作られます。オーラ系などの蒸着水晶の場合アメリカで加工されることが多いものの、ゴールデンクリスタルのはっきりした産地はわかっていません。

名前の由来について

ゴールデンクリスタルの名前の由来は、見た目の通り水晶（クリスタル）に金色のコーティングを施していることに因んでいます。ゴールデンクリスタルという呼び名はあくまで流通名で、正式にはベースとなっている石英が鉱石名として用いられます。

ちなみに、インターネットで検索をするとゴールデンオーラやヒマラヤゴールドクリスタルといった石がヒットしますが、ゴールデンオーラは似た存在ではあるものの、ヒマラヤゴールドクリスタルは人の手が入っていない天然石で、ゴールデンクリスタルとは全く違います。余談ですが検索では某有名アニメの情報もヒットしますが、ゴールデンクリスタルがモデルになったなどの逸話は特にありません。

ゴールデンクリスタルの見た目と輝きは？

ゴールデンクリスタルは、表面に銀などの金属を厚めに貼り付けているため、水晶の透明感はなく金属光沢を放っています。加工の仕方にもよりますが、ラメのように輝きをプラスされている場合が多く、ゴールデンと名がついてはいますが青色や銀色などの色合いで作られていることもあります。

同じく人工加工されたゴールデンオーラなどの場合、1,600℃もの高温でイオン化した金属を水晶表面に蒸着させる手法が用いられており、均一にコーティングされて剥がれにくいとされています。ゴールデンクリスタルの場合、一般的なメッキ加工と同じように真空蒸着（物理蒸着／PVDコーティング）が使われていると考えられます。

どんな効果が期待できる石なの？

ゴールデンクリスタルは、内部に天然石の水晶を使用しており、その意味を受け継いでいます。水晶は浄化や魔除けのお守りとして、古代より祈祷や儀式に用いられてきた、大変強力なパワーストーンです。強い力を持ちながらもほかの天然石と意味がバッティングせず、相乗効果で石の力を高めるといった意味も持っていますので、強調したい意味を持つ鉱石を引き立てるのにも役立ちます。

また、金色のパワーストーンは一般的に、金運を高めたりエネルギーを活性化したり、そのほか潜在能力を開花させたりといった効果が期待できます。そのため、仕事運や財力をアップさせたい人や自身の能力を向上させて成功を手に入れたい人におすすめの石と言えます。

こんなアイテムに加工されています

ゴールデンクリスタルは、主にタンブル状に加工しオブジェやインテリアに用いるほか、アクセサリーパーツとしても使われます。

ゴールデンクリスタルの基本情報（原産地や石言葉など。）

ゴールデンクリスタルと組み合わせると良い石

ゴールデンクリスタルのヒーリング

ゴールデンクリスタルの浄化・お手入れ

ゴールデンクリスタルのまとめ

ゴールデンクリスタルは水晶表面に金属を蒸着させて作られる、華やかな見た目がアクセサリーやインテリアに人気のある石です。水晶が元になっているので、浄化や魔除けの意味を持つ石をお探しの人におすすめです。人工処理と聞くと躊躇してしまう人も多いかもしれませんが、思いのほか加工石は多く、天然石をよりパワーアップさせたものという認識をされる場合も多いので、気になる方はぜひチェックしてみてください。