エレスチャルクォーツの豆知識天然石コラム
エレスチャルクォーツの名前の由来について
実はエレスチャルクォーツは正式名称ではありません。エレスチャルクォーツの結晶は骸骨のように角ばって見えるので骸骨水晶(スケルトンクォーツ)、またはワニの背中にも似たごつごつした外観から鰐水晶(ジャカレークリスタル)とも呼ばれており、これらが正式名称となっています。ワニはポルトガル語でジャカレーといいます。
エレスチャルクォーツの産地について
【ヒマラヤ山脈】
【ブラジル】
※一部抜粋
エレスチャルクォーツの見た目や輝き
先ほどお伝えしたようにエレスチャルクォーツの正式名称は骸骨水晶または鰐水晶ですが、エレスチャルクォーツはまさにその名の通り骸骨やワニの鱗ようなゴツゴツした見た目をしています。なぜ通常の水晶のような整ったカタチにならないのか、それはエレスチャルクォーツの形成の過程を紐解いていくと理由がわかってきます。エレスチャルクォーツは水晶の主成分でもある〈二酸化ケイ素〉が地下の熱水下に溶け出し、またそれが過飽和な状態の時に生成の条件が整います。通常の水晶のようにゆっくりと結晶を育てていくのではなく、特定の条件下において、エレスチャルクォーツは石の辺や輪郭を先行して急速に結晶を形成し成長していきます。辺、輪郭の成長の後に面が追いついてくるような生成過程を辿るので、面が凹んで見えたりするのです。また結晶化の際に様々な不純物を巻き込んで形成をするので、水や土などがインクルージョンとして内部に内包されることがあります。
どんなアクセサリーに加工されるの?
エレスチャルクォーツはブレスレット、ペンダントトップなどのアクセサリーに加工されることが一般的です。水入りの石などもあり、原石のままでも非常に魅力的な石なので、かなり人気が高い石でもあります。基本的には水晶と同じ成分なので、他のパワーストーンと比べて比較的硬度が高く扱いやすい石でもあります。アクセサリーに加工すれば、老若男女問わず身につけやすく、日常生活でもとても使いやすい石です。
エレスチャルクォーツの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:骸骨水晶(がいこつすいしょう)
色 彩:無色透明、または薄紫色にインクルージョンが見られる
誕生石:ーー
石言葉:魂の成長を促す、地球の記憶
原産地:インド、ブラジル、マダガスカル、メキシコ、ヒマラヤ山脈など
硬 度:7.0
比 重:2.65
エレスチャルクォーツのヒーリング
エレスチャルクォーツの浄化・お手入れ
クラスター ◎
セージ ◎
太陽光 ×
月光 ◎
浴水 ◎