コッパーとは?産地・硬度と天然石の特徴

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コッパーとは?産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

皆様、コッパーはご存じですか?

コッパーは成分がCuの元素鉱物で、科学の授業などで一度は必ず触れる銅のことを指します。

銅は世界中で使われるだけではなく、人類が初めて使用した金属とも言われるほど有名で、誰もが恩恵を受けているベースメタルの一種です。

建材から日用雑貨に至るまで幅広いジャンルのものに加工され、日本でも和同開珎などの通貨などとしても扱われていたほど文明の成り立ちに深く関係しており、その歴史は1万年前まで遡ると言われています。

コッパーは、柔軟性をもたらしたりコミュニケーション能力の向上だったり、さまざまな意味を持つパワーストーンという側面も持っています。

また、生成環境や使用状況、加工によって色や見た目が大きく異なり、多種ある銅鉱石はアクセサリーの優れた材料としても人気です。

そんなコッパーについて紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

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天然石コラムの目次

コッパーの豆知識天然石コラム

産地について

コッパーは世界中で使われていた歴史があり、多くの地域で産出されてきた金属です。現在、コッパーの採掘が行われるのは斑岩銅鉱床が最も多く、次いで堆積鉱染型鉱床、そのほかスカルン鉱床などでも産出されます。流通しているコッパーは、10大銅山と呼ばれる鉱床のうち5つを国内に持ち抜群の生産量を誇るチリが最大産地で、そのほかにもインドネシアのパプア州やアメリカ・アリゾナ州、ロシア、ペルー、中国などが挙げられます。しかし、産出される銅鉱石は基本的には黄銅鉱などの銅を含む鉱物で、純粋な自然銅の採掘料は少なめです。

ちなみに日本でもかつては銅を自国で賄ってきた歴史がありますが、日本3大鉱山に数えられていた足尾銅鉱や日立銅鉱、別子銅鉱が廃鉱となったあとは日本での採掘は行われておらず、国内消費用の銅ほぼ全てを輸入で賄っています。

名前の由来について

コッパーは、キプリス島で産出されていたことから同島の金属という意味のcyprium aesと呼ばれ、その名前がラテン語で元素記号Cuの由来にもなっているcuprumに変化し、現在英語表記として使われているcopperになりました。

和名の銅は、はじめは色が赤色がかっていたため「あかがね」と呼ばれていました。漢字の意味は金属を意味する「金」に、柔らかく穴を簡単に開けられる金属という意味の「同」を繋げたものです。あかがねと同じ名前の響きを持つ赤金は、金に同を混ぜると赤くなっていくことからつけられ、銅は「あか」とも呼ばれていたと言われています。

銅を意味する名前にはブロンズ(Bronze)などもありますが、こちらは銅とススを合わせて作った青銅のことを指します。銅にはコッパーとして扱われる自然銅以外にも、亜鉛と混ざりあった真鍮という別名を持つ黄銅や500円玉の原料でニッケルと亜鉛が配合された洋白といった合金のほか、ラピスラズリの成分としても知られるアズライト(藍銅鉱)、孔雀石という和名のマラカイトなどの天然石も銅を含んだものです。

コッパーの見た目と輝きは?

コッパーは、金属光沢を持った鉱物で、色合いは銅が名前の由来になっている赤銅色をしています。産出時のコッパーは橙赤色をしていますが、空気に触れることで退色し褐色がかった色味になります。銅が酸化した際に表面が黒ずむのは、さらに酸化するのを抑制するために酸化皮膜を作り出しているからです。

銅は、天然石の発色成分としてさまざまなものに含まれています。1価の酸化銅は粒子が赤く、2価の硫化銅の粒子は濃い青色、塩化銅の2価は緑色など、イオンの結合による錯体でさまざまな発色を起こすのも銅の特色として挙げられます。

どんな効果が期待できる石なの?

コッパーは銀に次いで伝導性に優れる魔術師の石と呼ばれてきた歴史があります。また、非常に柔らかい金属でもあることから、エネルギーを伝え、受け止めるという意味を持っており、対人コミュニケーションや人と人の仲介をサポートしたり、性格を柔らかくしたり物事を受容するおおらかな心をもたらしたりといった効果が期待できます。

そのほか、さまざまな鉱物に結びつき変化する特性から、生まれ変わるという意味も持っており、心機一転したい場合や前向きな気持ちを手に入れたいときなどにもおすすめです。

こんなアイテムに加工されています

コッパーは、銅線や屋根用の建材、電子部品などの工業用品に加工し利用されます。アクセサリー利用の場合、ビーズなどのほか、天然石の間に挟むスペーサー、チェーンやS字フックといったパーツの原料として扱われます。

コッパーの基本情報(原産地や石言葉など。)

英 名:Coppar
和 名:銅(どう)、自然銅(しぜんどう)
色 彩:銅赤色、褐色
石言葉:魔術師の石
原産地:チリ、インドネシア、アメリカ、ロシア、ペルー、中国など
組 成:Cu
硬 度:2.5~3
比 重:8.94

コッパーと組み合わせると良い石

コッパーは工業製品だけではなくアクセサリーの土台やパーツなどにも多く使われています。相性の悪い石は基本的になく、全ての天然石コーデに活用可能です。アメジストや淡水パール、ターコイズなど赤銅色がよく合う石もあるので、ぜひお試しください。
・アメジストは「恋愛運向上。真実の愛を見つけるサポート」
・淡水パールは「内面を浄化し、心に余裕をあたえる」
・ターコイズは「不安感やストレスを解消する。旅のお守り」

コッパーのヒーリング

・エネルギーの受容、伝達
・柔軟性を与える
・コミュニケーションのサポート
・生まれ変わる
・行動力を取り戻す
・調和と活性化

コッパーの浄化・お手入れ

コッパーは金属で錆びやすいので水での浄化は避け、熱を受けすぎないよう太陽光による日光浴も短時間で済ませましょう。
クラスター ◎
セージ   ◎
太陽光   △
月光    ○
浴水    ×

コッパーのまとめ

コッパーは元素鉱物として知られる銅の英名で、電化製品や建材などに広く使われている人々の暮らしになくてはならない身近な存在です。伝導性の高さ柔らかい特性からエネルギーを媒介したり心や発想に柔軟性を与えたりなどのヒーリング効果が期待できます。そのため、人の間に立ち情報を頻繁にやり取りする職業の方や性格を軟化させたい方などにおすすめです。

アクセサリーパーツとしてだけではなく置き物やちょっとしたお守りなどにも使えるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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ガネーシャ編集長

株式会社さくらの情報配信担当ガネーシャ編集長です。愛知県岡崎市にある天然石sakuraというお店とネットショップコムローズ(Comrose)を運営する傍ら、天然石の情報を日々お届けしております。コラムが参考になった方はぜひSNSからフォローよろしくお願いします。お店へのご来店もおまちしておりますよ!

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