シェブロンアメジストの豆知識天然石コラム
産地について
シェブロンアメジストは、ブラジルやウルグアイなどで採掘されています。紫色のアメジスト部分と、石英の部分が山型の層になっており、通常のアメジストにはない不透明でまろやかな印象のある石です。
シェブロンアメジストは通常のアメジストより産出量が少なく、産地も限定的です。
また、紫色と白色のバランスは石によって異なり、きれいに山のような模様が見られるものもあれば、魚の鱗のように細かい模様が入ったものも存在します。
まさに1つとして同じ見た目のものがない、個性あふれるアメジストです。
名前の由来について
シェブロンアメジストは、表面に山脈のようなギザギザ模様が入っています。この見た目から、別名犬の歯を意味する「ドッグティースアメジスト」と呼ばれることがあります。
ほかにも「バンデットアメジスト」、「ファントムアメジスト」、「ケープアメジスト」など、さまざまな別名称を持っている石です。
シェブロンアメジストの購入を検討している方は、このような別名称も含めて調べましょう。たくさんのシェブロンアメジストの中から、好みの石を見つけることができます。
シェブロンアメジストの見た目と輝きは？
シェブロンアメジストは、紫と白が混ざり合った特殊なアメジストです。この二色が組み合わさることで、美しい山脈のような三角模様が浮かび上がります。
通常のアメジストは透明度が高いタイプが人気です。一方で、シェブロンアメジストははっきりした山脈模様が見られる不透明な見た目が人気です。
中にはほぼ黒色や茶褐色に近いアメジスト部分をもつシェブロンアメジストもあります。
別名「ブラックシェブロンアメジスト」と呼ばれており、白い部分との色の対比がさらに楽しめる落ち着いた印象の石です。
どんな効果が期待できる石なの？
アメジストは古来から、高い波動を持った霊的エネルギーが強い石と言われてきました。魔を寄せ付けない魔除けの石や、空間を浄化するともされています。
その中でもシェブロンアメジストは、不透明で濃い紫色を持っており、周囲の波動を高めて弱ったエネルギーを増幅させるヒーリングがあると考えられています。
持ち主のネガティブな感情を払い、ポジティブに変えてくれるので最近落ち込みがちな人や、明るく日々を過ごしたい方におすすめです。
物事を冷静に見極める判断力を養うため、自分の道を定めて目標に向けて進んでいくサポートをしてくれることでしょう。
こんなアイテムに加工されています
シェブロンアメジストは、丸玉や柱型に加工されたものが多く販売されています。
美しい模様を活かして部屋のインテリアにしたり、水槽の中に入れる飾り石にしたりと、見た目の人気が高い石でもあります。また、高品質で美しいシェブロンアメジストは、ペンダントやブレスレットなどのジュエリーにも加工されています。
シェブロンアメジストならではの模様が楽しめるよう、無加工の結晶も多く販売されています。
シェブロンアメジストの基本情報（原産地や石言葉など。）
和 名：紫水晶
色 彩：紫色と白色のギザギザ模様
石言葉：愛の伝承者
原産地：ブラジル・ウルグアイなど
組 成：SiO2
硬 度：7.0
比 重：2.65
シェブロンアメジストと組み合わせると良い石
シトリンは「金運を高める」
ローズクォーツは「停滞していたエネルギーを循環させる」
オルゴナイトは「幸運と結びつける」
ロードライトガーネットは「目標達成に向けてエネルギーを養う」
ピンクオパールは「心を落ち着けて成長させる」
カイヤナイトは「目標に向けて努力し続けるサポートをする」
カルサイトは「持ち主に正しい選択を指し示す」
シェブロンアメジストのヒーリング
・直観力を高めて野性的な本能を呼び覚ます
・心の成長を促して充足感を高める
・恐怖を打ち消す
・勇気と情熱を与えて挑戦力を高める
・忘れかけた夢や目標を思い出させる
・自分と向き合って正直に生きる
・持ち主の能力を磨く
・一点集中でライバルを出し抜く
シェブロンアメジストの浄化・お手入れ
アメジストは長時間太陽光に当てていると、退色や変色を引き起こします。紫色が薄くなってしまい、光沢も目立たなくため、日光に当てることは基本的に控えましょう。
月光浴や流水による浄化など、ほかの浄化方法を行ってください。
クラスター 〇
セージ 〇
太陽光 ×
月光 〇
浴水 〇
シェブロンアメジストのまとめ
シェブロンアメジストは、山形の模様を持つアメジストです。場合によっては魚の鱗のようにも見える見た目があり、見る角度によって違った表情を楽しめるユニークな石です。
また、アメジストが持つ不安を和らげる作用のほかに、シェブロンアメジストには魔を払ってポジティブなエネルギーをもたらすとも言われています。
インテリアだけでなく、自分の心と深く向き合う瞑想用の石としてもおすすめですよ。
