ブロンズルチルクォーツとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

皆様、ブロンズルチルクォーツはご存じですか？

ルチルクォーツはその名の通り石英がベースの天然石で、酸化ルチルを内包して結晶化したもののことを指します。

このルチルクォーツはさまざまなカラーバリエーションがあり、そのなかでも金属の銅のような色合いをしたものをブロンズルチルクォーツと呼びます。

古来、中国では富を象徴する石として扱われてきたルチルクォーツですが、ブロンズ色のものは大地と繋がりが深く、安定性を与え土地などの財産を守護するパワーストーンとして多くの人に愛されています。

そんなブロンズルチルクォーツについて紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

 

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〇〇〇〇の豆知識天然石コラム

産地について

ブロンズルチルクォーツは酸化ルチルがインクルージョンしているルチルクォーツの一種です。主な産地としてはブラジルのバイーア州にあるノーボォ・オリゾンテやオーストラリアの西オーストラリア州が挙げられます。そのほか、アメリカ・アーカンソー州や日本の山梨県などでも産出されます。

ルチルクォーツの元となる石英は世界中で産出されるポピュラーな鉱石として知られていますが、ルチルを内包するには酸化ルチルの産出地に限られるため、希少性が高まります。

名前の由来について

ブロンズルチルクォーツは、インクルージョンしているルチルが金属の銅に似た色合いをしているためその名で呼ばれるようになりました。ブロンズルチルクォーツは色合いが天然石のタイガーアイに似ていることからタイガールチルクォーツという別名で市場に流通している場合があります。

ルチルクォーツはそのままルチルを内包したクォーツであることからつけられており内包物のルチルは、黄金という意味を持つルティルス（Rutilus）という言葉が由来となっています。和名は針入り水晶やルチルの和名を冠した金紅石入り水晶、金線入り水晶などとも呼ばれています。

ブロンズルチルクォーツの見た目と輝きは？

ルチルクォーツは、透明な石英の内部にブロンズ色の金属が細かく入り込んだような見た目をしています。ルチルは、結晶に含まれている鉄やマンガンの成分によって色合いがかわり、鉄の比率が低いと金色に寄り、比率が高くなると黒に近付きます。

ブロンズルチルクォーツは銅色といっても比較的色の幅が広く、金色に近いものから茶に近いものまでさまざまです。含まれる結晶は基本的に針状結晶が多く、そのほかにもさらに細かい繊維状のものや金属の塊から針が伸びているようなものまでさまざまな種類があります。

どんな効果が期待できる石なの？

ブロンズルチルクォーツは、金運に強く作用するといわれているルチルクォーツのなかでも、土地や所有する不動産などの財産を守護するといわれている天然石です。これは大地を想起させるような褐色の色合いからくるもので、大地と深く繋がりグラウディングを強化することでものごとの土台をしっかりと固め、安定感のある人生を送れるといった意味を持っています。そのほか、子孫繁栄や体力の向上などの効果も期待できます。

ブロンズルチルクォーツは別名、タイガールチルクォーツとも呼ばれており、虎のように獲物を狩る、力強さと勝負強さを象徴している石とも呼ばれています。ここぞというときにチャンスをものにする勝負運や目標達成に向けて邁進できる仕事運の向上といった意味も持っており、大一番に挑むときのお守りにも適しています。

こんなアイテムに加工されています

ブロンズルチルクォーツは内部のルチルをキレイに見せるため、透明感を高めるよう研磨し、ビーズに加工してアクセサリーに使われるのが一般的です。

ブロンズルチルクォーツの基本情報（原産地や石言葉など。）

ブロンズルチルクォーツと組み合わせると良い石

ブロンズルチルクォーツのヒーリング

ブロンズルチルクォーツの浄化・お手入れ

ブロンズルチルクォーツのまとめ

ブロンズルチルクォーツは金運上昇効果が期待できるルチルクォーツの一種で、資産を守る意味を持った天然石です。大地に根を張るように、しっかり地に足をつけて生きていくためのサポートに役立つとされており、目標が定まらない不安定な状態を変えたい人や現状を守りながら新しいことをはじめたい人などにおすすめのパワーストーンと言えるでしょう。

アクセサリーとしても存在感がありつつも落ち着いた色味で、男女問わず合わせやすいのが嬉しいポイント。気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。