ブラックジェイドの豆知識天然石コラム
産地について
ブラックジェイドの主な産地は、アメリカ、中国などが有名です。特に中国では古くから翡翠を使ったお守りや装飾品を手掛けており、今でも中国産の翡翠は世界を代表する石として知られています。
そのため繊細な彫刻に適しており、翡翠を使ったゴージャスな彫刻品はインテリアやアクセサリーとして古くから親しまれてきました。
名前の由来について
ブラックジェイドは名前のとおり、黒い見た目をした翡翠(ジェイド)であることが由来です。そもそもジェイドとは、硬玉のジェダイトが名前の由来という説と、お守りとして腰に身に着けていたことから「腰の石」を意味する「piedera dei jade」から「jade」になった説があります。
ジェイドには、硬玉のジェダイト、軟玉のネフライトの2種類に分類されています。ジェイドはネフライトと比較して希少性が高く、輝きが優れているとして本翡翠と呼ばれています。
ブラックジェイドの見た目と輝きは?
ブラックジェイドは淡いブラックカラーが特徴的なジェイドです、ただ濃い黒一色ではなく、近くでじっくりと見ると淡いグレーやグリーンの色味が入っており、繊細なカラーを楽しめます。
翡翠はダイヤモンドよりも割れにくい特性を持っており、一定の角度からの衝撃に弱いダイヤモンドに対して、亀裂が生じにくい靭性(じんせい)があります。
透明感はほとんどありませんが、翡翠ならではの高級感あふれるテリは見る者を魅了します。
どんな効果が期待できる石なの?
ブラックジェイドは風水において、土と水を持っていると言われています。土は不変、不動を意味しており、簡単に揺るがず自分の芯を貫く強い意志力を育ててくれます。
また、水は智を意味しており、仕事などの物事をスムーズに動かし、自由自在に人生の荒波を乗り越えていくサポートをしてくれると言われています。
ブラックジェイドは徳を高めて、幸運を呼び込むお守りとしても親しまれてきました。実はブラックジェイドは通常のグリーンカラーを持った翡翠と比較して、発見から歴史が浅く近年世界的に知られるようになった石です。
そのためまだ解明されていない部分も多く、神秘的な石として不思議なエネルギーを持っていると注目されています。
こんなアイテムに加工されています
ブラックジェイドはアクセサリーやパワーストーンブレスレットに加工されています。程よくツヤがあり、高級感あふれるブラックジェイドはアクセサリーとして人気があります。ブラックカラーが美しく、女性だけでなく男性にも人気があります。
もともと翡翠は古くから災いから守ってくれる石として、儀式や旅のお守りに使われてきました。ブラックジェイドを厄除けのお守りとして身に着けたり、大切な人へのプレゼントとして贈ってみてはいかがでしょうか。
ブラックジェイドの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:黒翡翠(くろひすい)
色 彩:黒色
石言葉:幸運・福徳
原産地:アメリカ・中国・イタリアなど
組 成:NaAl〔Si2O6〕
硬 度:6.5~7.0
比 重:3.25~3.36
ブラックジェイドと組み合わせると良い石
ルチルクォーツは「マイナスエネルギーを浄化する」
スギライトは「持ち主に深い癒しをもたらす」
カーネリアンは「幸運を招き入れる」
アメジストは「心を癒して穏やかな精神を保つ」
アクアマリンは「心の平穏を保つ」
モリオンは「マイナスエネルギーを寄せ付けない」
本水晶は「周囲のネガティブなエネルギーを浄化する」
ブラックジェイドのヒーリング
・徳を高めて幸運をもたらす
・災いやマイナスな出来事から身を守る
・目標を叶える道筋を示す
・新しい仕事を呼び込む
・人生の繁栄をもたらす
・夢の実現を早めるサポートをする
・仕事をスムーズに回す
・持ち主の自己成長を促す
ブラックジェイドの浄化・お手入れ
ブラックジェイドは太陽光にさらされると、変色してしまう恐れがあります。太陽光による浄化を行いたいときは、短時間に留めましょう。普段保管するときは、直射日光が当たらない日陰に置くことをおすすめします。
太陽光以外の浄化方法は幅広く適しており、流水による浄化や月光浴のほか、音叉、ホワイトセージを焚くなどの方法もおすすめです。
クラスター 〇
セージ 〇
太陽光 ×
月光 〇
浴水 〇
ブラックジェイドのまとめ
ブラックジェイドは高級感のある黒色が美しい天然石です。黒は魔除けのカラーとして知られており、厄除けのお守りに人気があります。
また、簡単に揺るがない意志を育てたい方や、新しい環境でもチャンスや仕事を引き寄せたい方にもおすすめです。