アバロンシェル（アバローニ貝）とは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

アバロンシェルという天然の素材をご存知ですか？アワビ貝の一種で、時間をかけてていねいに磨き上げると虹色の輝きが浮かび上がる美しい素材です。古くからアクセサリーに使われており、パワーストーンの世界ではほかの天然石を浄化する器と考えられてきました。この記事ではアバロンシェルの特徴や産地を紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

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アバロンシェル（アバローニ貝）の豆知識天然石コラム

産地について

アバロンシェルは世界各地で産出される貝の一種です。有名な産地はニュージーランドですが日本の海でも発見されることがあります。

大きいサイズほど高値がつけられており、大きいサイズのアバロンシェルは天然石を浄化する器に使われています。

磨くことで白色から虹色に変化するアバロンシェルの特性から、ニュージーランドのマオリ族からはアクセサリーとして大切に扱われてきました。またネイティブアメリカンの間でも、神聖な入れ物としてセージを燻して浄化の儀式に使ったと言われています。

名前の由来について

アバロンシェルは、海に由来するものとして、伝説の極楽島アバロンからつけられた名前です。
アバロンシェルは美しい七色の見た目から、別名「海のオパール」とも呼ばれています。
まるで真珠のような光沢と、七色の複雑な輝きは本真珠やブラックオパールにも引けをとりません。
貝ならではの神秘的な美しさを楽しめると、コレクターの間で人気があります。

アバロンシェル（アバローニ貝）の見た目と輝きは？

アバロンシェルは内側に真珠層が重なっている貝です。

真珠層同士を繋いでいるタンパク質には微量の色素が含まれており、削ることによって美しい七色の光沢が生まれます。真珠も光にかざすと繊細な七色の光を楽しめますが、アバロンシェルと同じく真珠層による輝きです。

どんな効果が期待できる石なの？

アバロンシェルは海のエネルギーを豊富に蓄えた貝です。アバロンシェル自体に、浄化作用があるため、マイナスエネルギーを溜め込んだ天然石の浄化に使われています。

包容力や共感力を高めるパワーストーンとして、恋愛運や家庭運アップのお守りに活用されています。持ち主の魅力を高める意味もあるため、アクセサリーに加工したアバロンシェルを身につけると、素敵な出会いや人間関係をもたらしてくれることでしょう。

こんなアイテムに加工されています

アバロンシェルは宝飾品として加工されることは少ない素材です。
装飾用というより、天然石を浄化するための素材として流通しています。
アバロンシェルの中に天然石を入れることで、マイナスエネルギーを浄化して整えると言われています。
アクセサリーとして流通しているアバロンシェルは、球状に加工したものをつなぎ合わせたネックレスやブレスレットも販売されています。
ハンドメイド用に形を整えたアバロンシェルが素材として流通していることもあります。
アバロンシェルはあくまで貝のため、天然石のような硬度はありません。
傷つきやすい素材のため、天然石や宝石が強くぶつかると破損する可能性があります。
あくまでインテリアの1つとして、部屋に飾っておくことをおすすめします。

アバロンシェル（アバローニ貝）の基本情報（原産地や石言葉など。）

アバロンシェル（アバローニ貝）と組み合わせると良い石

アバロンシェル（アバローニ貝）のヒーリング

アバロンシェル（アバローニ貝）の浄化・お手入れ

アバロンシェル（アバローニ貝）のまとめ

アバロンシェルは内側を磨くことで、虹色の輝きが生まれる貝の一種です。美しい見た目からパワーストーンとして女性を中心に人気があります。

浄化作用があるアバロンシェルは、複数の天然石を入れて浄化する器としても使われています。ほかにもアクセサリー加工されたアバロンシェルも販売されているため、自分の好みや用途に合ったものを探してみてください。