今回はそんな人気のあるガーネットについて調べていきたいと思います。
努力に共鳴して成果を実らせる果実のような石で、試験の合格祈願や頑張っている方へプレゼントに選ばれることもある美しい石です。
では石についてみていきましょう。
ガーネットの豆知識!天然石コラム
ガーネットの産地について
ガーネットのおもな産地は、アメリカ合衆国、インドです。中でも、インド産のガーネットは品質が良いといわれており価値が高くなっております。
中世の話ですが19世紀に出版されたシャーロック・ホームズの小説に「蒼いガーネット」といわれるものがあります。小説はクリスマスの夜に拾ったガチョウを調理しようとしたら、胃袋から「蒼く輝くガーネット」が出て来るところから事件が始まります。当時イギリス領であるインド帝国で産出したガーネットは、イギリスにも多く流通していたのでしょう。小説で登場するほどガーネットはイギリスで一般的な天然石であり、インド産のガーネットが品質が高く取引されていたのではないでしょうか。
ガーネットの名前の由来について。
ガーネットは和名でザクロ石といいます。その歴史は古く、名前の由来はザクロの種に結晶の色が似ていることからラテン語で種を意味する「グラナタス」にちなんでガーネットと名付けられたといわれています。
ちなみにガーネットは「勝利の石」とも言われていて、忍耐力と精神力を養って、困難や障害に負けず、強い自分を作る手助けをしてくれるともいわれてたり、恋愛面でも結婚18周年の記念石であったりするほど「変わらない愛・一途な愛」を表現するプレゼントとして人気があるのです。
ガーネットの見た目と輝きは?
赤い天然石として代表的な存在である「ガーネット」。「ガーネット」=「赤色」というイメージが強いのですが、ガーネット属のストーンには様々な色のものが存在します。ちなみに、純粋なガーネットは紫色をしているといわれていて、ガーネットの中でも「ロードライトガーネット」と呼ばれる紫色のガーネットはとても人気があります。
また、「ガーネット」は沢山の種類があるガーネット属の鉱物グループの総称なので、元素記号が同じガーネット族の天然石でも色によって「デマントイド」、「グリーン」(ツァボライト)「スペッサータイト」「ロードライト」「アルマンダイト」など様々な名称がついています。
そのほか様々なガーネットについてもコラムで紹介をしております。コラム内でぜひガーネットについて検索をしてみてくださいね。
ガーネットの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:柘榴石(ざくろいし)
色 彩:濃い暗赤色や褐色を帯びた赤色など。誕生石:1月
石言葉:貞操、友愛、真実、忠実、勝利、優雅、権力、真実の愛
原産地:インド、ブラジル、スリランカ、タンザニア、マダガスカルなど。
結晶系:等軸晶系
組 成:Fe2+3Al2(SiO4)3
硬 度:7.5
比 重:3.95~4.25
ガーネットのヒーリング
信愛と心身安定の石
・真理的な不安定感の解消
・マイナスエネルギーがら守護する
・出産のお護り
・精力を高める
ガーネットと組み合わせると良い石
ターコイズとの組み合わせをすると「受験本番で助けになってくれる」
アマゾナイトと組み合わせるをすると「大きな幸運をもたらし、負の力から守る」
アメジストと組み合わせると、「肉体面から落ち込みを癒す」
このように複数の天然石を組み合わせることで、いろいろな力を発揮すると言われています。
ガーネットの浄化・お手入れ
水にも紫外線にも強いのが特徴です。
クラスター、セージはもちろん、流水や太陽光での浄化もおすすめします。
セージ ◎
太陽光 ◎
月光 ◎
浴水 ◎
ガーネットについてまとめ。
いかがだったでしょうか?ガーネットは古くから宝石として重宝されている天然石だったんですね。当店でもロードライトガーネットなどバイヤーが仕入れる際に得意な石の一つです。濃いワインレッド紫いろのガーネットは本当に見ていてうっとりしますよね。