アルマンダインガーネットとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

皆さんはアルマンダインガーネットという天然石をご存知ですか？数あるガーネットの中でも、もっともポピュラーな暗赤や赤色をした天然石です。古代エジプト文明から宝石に使われてきた、長い歴史を持っています。採石量も豊富で、日本では茨城県や福島県などで産出されています。そんなアルマンダインガーネットの歴史や名前の由来、見た目の特徴をご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

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アルマンダインガーネットの豆知識天然石コラム

産地について

アルマンダインガーネットは、ブラジルにインド、アメリカ、日本、中国など世界各地で幅広く産出されています。ちなみに国内もアルマンダインガーネットが産出されており、中でもとくに有名な場所は茨城県桜川市です。

桜川市の山の尾では、アルマンダインガーネットをはじめ、アクアマリンやペグマタイトなどさまざまな鉱物を採取できます。ほかにも愛媛県や福島県でもアルマンダインガーネットが産出されています。

世界各地で産出されるため、宝石的価値はそこまで高くはありません。しかしガーネットの代表として、古代から愛され続けてきた長い歴史を持っています。

名前の由来について

アルマンダインガーネットは、かつてトルコにあった都市「アラバンダ（Alabanda）」が名前の由来です。アラバンダはアルマンダインガーネットを、宝石用に研磨加工する技術が栄えていました。

この宝石加工の技術があったことが、当時のアラバンダは都市として発展した理由の1つとも考えられています。ちなみに和名では「鉄礬柘榴石（てつばんざくろいし）」と言います。

これはアルマンダインガーネットに、鉄とアルミニウムの鉄礬を含有していることが由来です。

そして深みのある赤色が、まるで柘榴の実に似ていることから和名で柘榴石と呼ばれています。

アルマンダインガーネットの見た目と輝きは？

アルマンダインガーネットの見た目は、赤色や暗赤色に発色します。この赤色は主成分の鉄とアルミニウムによるもので、含有量次第で赤色の濃さに違いがあります。

ガラスのように透明感のある光沢が特徴で、この美しい赤色の見た目から、古代の錬金術師は火の石と呼んでいました。

また、明るい赤だけでなく、マンガンなどの成分の含有量が多ければ黒っぽさが目立つ見た目になります。同じ石でも赤みのトーンが違うので、好みのアルマンダインガーネットを探してみてください。

どんな効果が期待できる石なの？

アルマンダインガーネットは、燃えるような赤色から情熱的なエネルギーを与える石と考えられています。また勝利運を上昇させるので、受験や就活など人生の分岐点の守護石として活躍します。

恋愛面では、復縁相手を改めて振り向かせるサポートをしてくれます。行動力を高めるので、現状を変えて夢を叶えたい方や自分磨きを頑張りたい方におすすめですよ。

こんなアイテムに加工されています

アルマンダインガーネットは頑丈で加工しやすい天然石なので、古代から宝飾品に加工されてきました。今でも世界的なハイブランドで宝石として使われています。

深みのある赤色はシルバーとゴールドのどちらとも相性が良いです。性別問わず身に着けやすい宝石なので、ペアのアクセサリーとしても人気です。

小ぶりなピアスからペンダントトップ、ブレスレットの宝飾品に使われています。また球状のアルマンダインガーネットをつなげた、パワーストーンブレスレットも定番のアイテムです。

アルマンダインガーネットの基本情報（原産地や石言葉など。）

アルマンダインガーネットと組み合わせると良い石

アルマンダインガーネットのヒーリング

アルマンダインガーネットの浄化・お手入れ

アルマンダインガーネットのまとめ

アルマンダインガーネットは、数あるガーネットの中でも代表的な赤色が美しい天然石です。1月の誕生石として日本でもなじみが深いうえ、比較的お手頃価格なのでパワーストーン初心者でも身に着けやすいです。

また、努力を成功へと導き、情熱的な日々を送るサポートをしてくれます。具体的な目標がある方のお守りとしておすすめです。

情熱的なエネルギーをもたらすので恋愛成就のお守りにも人気です。さまざまなアクセサリーに使われているので、毎日身に着けたくなるようなお気に入りのアルマンダインガーネットを探してみましょう。