バイヤー山本
コバルトドロマイトという天然石をご存知ですか?ピンク色や緑色などが複雑に混ざり合った味わい深い石です。愛のエネルギーを高めると同時に、自主性も育んでいくと言われています。そんなコバルトドロマイトの産地や特徴をご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
コバルトドロマイトの豆知識天然石コラム
産地について
コバルトドロマイトは日本国内でも産出される天然石です。主に栃木で見つかっていますが、世間で販売されているコバルトドロマイトの多くは中国、スペインなど古く広大な地層があるエリアで産出された石が多いです。
ドロマイトはマグネシウムとカルシウムを多く含んでいる天然石で、カルサイトの一種です。そのためカルサイトが採れやすい中国などで見つかりやすく、コバルト以外にもピンクなどさまざまなカラーのドロマイトが見つかっています。
名前の由来について
コバルトドロマイトはドロマイトの一種です。このドロマイトの名前は、フランスの鉱物学者であるドロミウが発見したことが由来です。1790年頃に、現在のドロミテ山塊にてドロマイトが見つかったのです。
ドロミウの名前から「ドロミア(ドロマイト)」と名付けられました。そこからドロマイトが見つかった山の呼び名がドロミテに変わったのです。
和名は「苦灰石(くかいせき)」と呼ばれており、国内ではカルサイトの一種として知られており、ドロマイトよりも苦灰石として探した方が見つかりやすいです。
コバルトドロマイトの見た目と輝きは?
コバルトドロマイトは紫色やピンク色に見える模様が入った天然石です。従来のドロマイトはピンク色と緑色が複雑に混ざり合った独創的な見た目をしています。
しかし、コバルトドロマイトは全体的に濃いピンクカラーをしており、一度見たら忘れられないような深みのある色合いが魅力です。
透明感はほとんどなく、ピンク色や白色、一部は紫色に見えるタイプもあります。ハーキマーダイアモンドの母岩でもあり、通常のドロマイトは灰色部分も多いですがコバルトドロマイトは灰色が少なく、全体的にピンクカラーをしている明るい印象の石です。
まるで宝石のような存在感があり、鉱物コレクターの間で特に人気があります。
どんな効果が期待できる石なの?
コバルトドロマイトは、感情のコントロールをサポートしてくれる石です。イライラしたときや不安なときに、コバルトドロマイトがそんなマイナス感情を落ち着けて穏やかにしてくれます。
また、物事に対して前向きに取り組んでいくようなポジティブな精神を養ってくれる石でもあります。落ち込みがちや遠慮がちな性格で、なかなか前に進めないといった悩みがある方も、コバルトドロマイトが背中を押してくれるようなポジティブなエネルギーを与えてくれるのです。
目標に向けてしっかりと進んでいきたい方や、日々をもっと明るく過ごしていきたい方におすすめの天然石です。
こんなアイテムに加工されています
コバルトドロマイトは主にパワーストーンブレスレットとして加工されています。独特のピンクカラーをじっくりと楽しめる丸玉が人気で、明るいカラーリングはファッションのアクセサリーとして手元を華やかにしてくれます。
ほかのドロマイトとの組み合わせも人気があり、さまざまな色彩が織りなす美しい見た目は、ヒーリングストーンとしてだけでなくファッション性の高いブレスレットです。
また、ペンダントトップなどいろいろなアクセサリーに加工されています。
コバルトドロマイトの基本情報(原産地や石言葉など。)
英 名:CobaltDolomaite
和 名:苦灰石
色 彩:不透明なピンク色
石言葉:前進する勇気
原産地:栃木・中国・スペイン・メキシコ
組 成:CaMg(CO3)2
硬 度:3.5~4.0
比 重:2.85~3.02
和 名:苦灰石
色 彩:不透明なピンク色
石言葉:前進する勇気
原産地:栃木・中国・スペイン・メキシコ
組 成:CaMg(CO3)2
硬 度:3.5~4.0
比 重:2.85~3.02
コバルトドロマイトと組み合わせると良い石
本水晶は「マイナスエネルギーを浄化する」
アメジストは「心身のバランスを保つ」
ゼオライトは「未来の成功へのきっかけを得る」
アンバーは「心身を落ち着ける」
ジェダイトは「心を穏やかにする」
ルチルクォーツは「目標達成力を高める」
インカローズは「愛情深い精神を養う」
アメジストは「心身のバランスを保つ」
ゼオライトは「未来の成功へのきっかけを得る」
アンバーは「心身を落ち着ける」
ジェダイトは「心を穏やかにする」
ルチルクォーツは「目標達成力を高める」
インカローズは「愛情深い精神を養う」
コバルトドロマイトのヒーリング
・感情のコントロールをサポートする
・深い癒しをもたらす
・精神と体の調和を保つ
・物事に対して前向きに取り組む
・他者を愛する精神を育む
・持ち主の自信を向上させる
・自分で決めた道をしっかりと進む
・まわりからの期待に応える
コバルトドロマイトの浄化・お手入れ
コバルトドロマイトは、カルシウムとマグネシウムを中心とした天然石です。水濡れに弱く、変色してしまう原因になるため、浄化するときは水の使用は控えましょう。
また、太陽光に長時間あたっていると変色してしまう原因につながります。コバルトドロマイトを浄化するときには、水や日光を控えましょう。
そして浄化するときには、水晶クラスターのそばに置いたり月光浴をしたりといった、コバルトドロマイトに直接触れない方法をおすすめします。
クラスター 〇
セージ 〇
太陽光 ×
月光 〇
浴水 ×
コバルトドロマイトのまとめ
コバルトドロマイトはピンク色が美しい天然石です。透明感は少なく、濃いピンク色とマーブル模様のように複雑に混ざり合った姿は幻想的です。
とても美しい天然石ですが、ドロマイトの中でも比較的めずらしい種類のため、探すときは天然石やパワーストーン専門店をおすすめします。