ムーンクォーツとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

ムーンクォーツという石をご存知ですか？ムーンクォーツは乳白色が美しい水晶で、心と物事の調和をもたらし、人間関係の不和の改善や心身のバランスを整えたいときにサポートしてくれると言われています。この記事ではムーンストーンの見た目の特徴や産地を解説しますので、ぜひ最後までお読みください。

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ムーンクォーツの豆知識天然石コラム

産地について

ムーンクォーツの主な産地は、パキスタンやインド、中国などが有名です。この3つの国の国境付近に位置する、アジアを横切る大きな山、カラコルム山脈でムーンクォーツが産出されます。

ヒマラヤ山脈に似ていますが、ヒマラヤ山脈の一部地域で見つかるクォーツはアイスクリスタルです。

また、ムーンクォーツは良くムーンストーンと間違われやすい石です。ムーンストーンは長石（フェルドスパー）に分類され、ムーンクォーツは水晶で見た目もやや似ているものの、全く別の石であるため注意しましょう。クォーツそのものは世界各地で産出されますが、乳白色の見た目をしたムーンクォーツは流通量が少ないレアストーンに数えられています。

無色透明なクォーツとはまた違った、やさしく温かみのある雰囲気が人気を集めています。かつてクォーツは日本でも産出されており、今でも山梨県などで見つかっていますが、ムーンクォーツは産地が限定的で、日本ではお目にかかれない石です。

名前の由来について

ムーンクォーツの名前の由来は、まるで夜空に浮かぶ月がぼんやりと輝いているような見た目が由来です。
乳白色のクォーツであることから、和名では乳石英と呼ばれています。

中に入っている内包物やクラックなどが、本当の月のクレーターのように見え、ほんのりと輝きを放っているような見た目は見ているだけで心が癒されます。

ムーンクォーツの見た目と輝きは？

ムーンクォーツは、無色透明な水晶の中にミルクを数滴垂らしたような乳白色の模様が入っています。
透明度が低いクォーツならではのやさしさや温かさを感じる見た目は、女性を中心に高い人気を誇っています。

ちなみに極まれに透明度の高いムーンクォーツも存在しますが、極めてまれでほとんど産出されることはありません。しかし、ムーンクォーツは乳白色で透明感が低いものが評価されており、特に気泡やクラックが入った、月を連想させる見た目が人気です。

独特のもやがかかったような見た目は、クリアなクォーツにはない独特の風合いが楽しめます。幅広くアクセサリーに加工されていますが、流通量は少ないためクォーツの品揃えが豊富な専門店を探すことをおすすめします。

どんな効果が期待できる石なの？

ムーンクォーツは、持ち主の精神的な成長を促す石だと言われています。新しいことに挑戦する勇気を与え、視野と可能性を広げてくれることでしょう。

また、人生に迷った際に進むべき方向性を明確にするとも言われています。ムーンクォーツは自分の心の奥の声に耳を傾けて、本心ではどうしたいのか純粋な願いを聞き届けます。
頭で考えてしまう言い訳はいったん忘れて、願った方向へと自信をもって進んでいけるきっかけを与えてくれます。

現在の人生に不安や不満を抱えている方や、本心のままに自由に生きたいと願っている方におすすめのクォーツです。

こんなアイテムに加工されています

ムーンクォーツはパワーストーンブレスレットや、ペンダントトップ、ピアスなどに加工されています。独特の見た目はクリアなクォーツにはない落ち着きを感じさせ、程よいツヤが上品に見せてくれます。

クォーツのため取り扱いやすく、加工しやすい石であることからアクセサリーとして高い人気があります。しかし需要に対して産出量が少ないため、なかなかお目にかかれないクォーツでもあります。

ムーンクォーツの基本情報（原産地や石言葉など。）

ムーンクォーツと組み合わせると良い石

ムーンクォーツのヒーリング

ムーンクォーツの浄化・お手入れ

ムーンクォーツのまとめ

ムーンクォーツは無色透明なクォーツの中に、乳白色のもやっとした模様が入った独自の見た目を持った石です。

ほんのりと優しく、温かみを感じるような風貌は女性に人気があります。しかし、産地が限られており産出量もそこまで多くない希少な石であるため、もし見かけることがあれば早めに入手しましょう。