是非楽しんでいってくださいね!
ラリマーの豆知識天然石コラム
ラリマー(ブルーペクトライト)とは、1974年にノーマンライリングによって発見されたラリマーという天然石です。
正式な鉱物名としては「(ブルー)ペクトライト」というのですが、発見者の1人であるドミニカ人の娘「ラリッサ」と、海を表すスペイン語「マール」の組み合わせで「ラリマー」となずけられたそうです。
厳密にはドミニカ共和国から産出したブルーペクトライトをラリマーとよびます。
ラリマーという名前にそのような由来があるなんて驚きですよね。
「ラリマー」のイメージは青い石ですが、ペクトライトには、「白」、「黄色」、「緑」、「青」、「ピンク」など様々な色が存在します。そんな中でドミニカ共和国から産出した特に青い色の鮮やかな石を「ラリマー」と呼ぶわけですね。
また、鉱物の産出量が少ないため非常に希少価値が高い石なのです。それで販売しているお店によっては目が飛び出るようなお値段がついているのです。
ラリマーの魅力は、なんといっても白い雲が浮かぶ青空のような、独特の色合いと模様にあります。
アクセサリーとしての加工は模様がよく見えるように、カボションカットなどによって加工されることが多いです。しかし、石に独特の粘り気があり、それを研磨するには非常に高度な技術を要するともいわれています。そのような特徴もラリマーの価値を高くする要因かもしれませんね。
ラリマーは、チャロアイト、スギライトとともに「世界3大ヒーリングストーン」といわれるほど力を持っているといわれています。
よく、知恵と洞察力を高め、思慮深さや、冷静で正しい判断力を授けてくれるので様々な変化、転機の苦痛を和らげる効果があるとされるのです。
例えば、引っ越しや新しい職場など、何か環境が変化するときにあなたを守ってくれるかもしれません。
ラリマーの主な産地は?
正式にラリマーと呼ばれる石はドミニカ共和国産のブルーペクトライトとなります。ですが石業界では地球上の物質を取り扱うため。
同じ鉱物が様々な国で産出されます。例えばブルーペクトライトの場合はアメリカ、イギリス、カナダなどからも産出されます。
現在市場に出回っているラリマーも厳密に言うとアメリカ産のものなどがあるためブルーペクトライト=ラリマーという扱いになっているとも言えます。
言うなれば、国境は人が決めたものであり、地球上には明確な区切りは存在しないのかもしれません。
ラリマーのランクや種類について。
ラリマーのように透明ではない天然石は、一見「石の価値」、「ランク」が分かりにくいという話しをよく聞きます。
確かに、しっかりと模様が入っているのにそこまでお値段が高くないもの、あまり模様が入っていないのにお値段が高いものなどあります。
あくまで購入するときに参考にしていただきたい基準としては次の3点があります。
- 色の青さ、鮮やかさ。
- 水面模様の入り具合。
- 黒い部分がないか。
例えばロイヤルクラスと呼ばれるラリマーはとにかく青さが違います。珠によっては真っ青で本当にラリマーなの?と思うものもあるくらいです。
さらに、真っ青な濃さのものに綺麗に水面模様が入っていると最上級といわれるわけです。
市場に出回っている種類としては、アイスラリマーなど白っぽいものなど。見た目からいろいろな名前で販売しているお店もあります。
ラリマーの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:ソーダ珪灰石(そーだけいかいせき)
色 彩:青色誕生石:--
石言葉:安らぎ、愛と平和
原産地:ドミニカ共和国南部のパオルコ鉱山のみで発掘されています。条痕色:白色
結晶系:三斜晶系
組 成:NaCa2(Si3O8OH)
光 沢:ガラス光沢ないし絹糸光沢
硬 度:4.5~5.0
比 重:2.74~2.88
ラリマーのヒーリング
愛と癒しと安らぎ
・愛と平和の石
・人種、環境などを超えた理解
・人の意志を通じ合わせる
・調和と協調性
・潜在意識下のネガティブな意識を洗い流す
・心身のリラックス
・人生に喜びをもたらす
ラリマーと組み合わせると良い石
ラブラドライトとの組み合わせは、「ソウルメイトを引き寄せる」
ピンクオパールとの組み合わせは、「相手との今の関係をより強く、深くする」
アパタイトと組み込ませると「お互いの信頼を高めてくれる」このように複数の天然石を組み合わせることで、様々な力を発揮するといわれています。
ラリマーの浄化・お手入れ
紫外線にやや弱いので、太陽光は避けましょう。月光やクラスター、セージでの浄化がおすすめです。
クラスター ◎
セージ ◎
太陽光 ×
月光 ◎
浴水 △