ホワイトオパールの豆知識天然石コラム
産地について
ホワイトオパールの主な産地や、オーストラリアやアメリカ、ブラジルなどが有名です。ほかにもエチオピアやペルー、タンザニアなどの世界各地で見つかっており、日本でも産出されることがあります。
オパールの中でも特に産出量が多く、オーストラリアやアメリカなどの有名な産地では大きな塊状でも見つかります。
比較的リーズナブルな価格で流通する天然石であり、オパールと言えばイメージする人が多い乳白色が特徴です。
名前の由来について
オパールの名前の由来は、古代サンスクリット語で「宝石」を意味する「ウパラ」であると伝えられています。
発見当時からオパールが光に当たると、美しい光沢を放っていたことから、宝石の名がつけられました。
和名では成分として含まれている「蛋白石(たんぱくせき)」と呼ばれています。
オパールは古くから「希望の石」と言われています。持ち主のネガティブな気持ちを浄化して、心を正しい方向へと導くサポートをします。
心を浄化すると同時に内面に眠る美しさや才能を引き出すことから、人間的な魅力を高め、運命の人との出会いを呼び寄せると信じられています。
運命の相手と結びつける石として別名「キューピッドストーン」と言われています。
ホワイトオパールの見た目と輝きは?
ホワイトオパールは乳白色や透明感のある白色のオパールの名称です。オパールは石の中で青や緑、赤などのさまざまな色が動く様子が楽しめる、遊色効果(ゆうしょくこうか)を持っています。
これはオパールにのみ起きる現象で、英名では「プレイオブカラー」と呼ばれます。
ベースの白色や乳白色はシンプルで温かみのある見た目ですが、ひとたび光を浴びると複雑な輝きが楽しめる特徴的な天然石です。
オパールはほかにも水色を基調としたウォーターオパールをはじめ、ピンクオパールやブラックオパールなど、さまざまな色彩のバリエーションがあります。
どんな効果が期待できる石なの?
ホワイトオパールは古くから乱れたエネルギーを整えて癒すパワーストーンだと言われてきました。感情の浮き沈みを落ち着けて、心をやわらかく保ちたい方に最適です。
また、オパールは神々や天使の加護が宿る天然石と伝えられています。そのため幸運やチャンスを引き寄せる意味も持っており、持ち主の夢や希望を実現するサポートを得られることでしょう。
そしてホワイトオパールは内部に水分を含む特性があります。この特性から水害から身を守るお守りとして、漁師が身に着けていました。
ほかにもダイバーや料理人など、水を扱う職業の方々のお守りにおすすめです。
こんなアイテムに加工されています
ホワイトオパールは産出量が多く、大きな塊も見つかりやすいため、さまざまなアクセサリーやインテリア用の石として加工されています。
特に遊色効果がじっくりと楽しめるように、大ぶりのペンダントトップやリングが人気です。パワーストーンブレスレットとしても、性別年齢問わず幅広い方に愛されています。
ホワイトオパールの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:蛋白石(たんぱくせき)
色 彩:やや透明感のある白色
石言葉:希望・潔白
原産地:アメリカ・インドネシア・エチオピアなど
組 成:SiO2・nH2O
硬 度:5.0~6.5
比 重:2.1
ホワイトオパールと組み合わせると良い石
クリソコラは「隠された才能や美しさを引き出す」
ムーンストーンは「新しい可能性の扉を開く」
ブルーレースアゲートは「永遠のパートナーを見つける」
ホワイトカルセドニーは「信頼できる仲間を増やすサポートをする」
ローズクォーツは「持ち主の魅力を高める」
ハウライトは「心を落ち着けて冷静に物事を見極める」
ペリドットは「将来への希望を高める」
ホワイトオパールのヒーリング
・運命の人との出会いを引き寄せる
・新しい夢や目標に気づく
・ネガティブな気持ちを体から取り去る
・自信と行動力をアップさせる
・新しい環境に早くなじむサポートをする
・感情を安定させて穏やかな日々を送る
・恐れや不安の感情に影響されない
・インスピレーションを高める
ホワイトオパールの浄化・お手入れ
ホワイトオパールは乾燥に弱い性質があります。冷暖房や直射日光が当たる場所は避けて、涼しい暗所に保管しましょう。
オパールによっては、水分を吸収して変色するリスクがあります。汚れが気になるときはやわらかいクロスで拭き取ることをおすすめします。
クラスター 〇
セージ 〇
太陽光 ×
月光 〇
浴水 △
ホワイトオパールのまとめ
ホワイトオパールはオパールの中でも定番の乳白色を持つ石です。虹色の輝きを秘めたオパールは、独特の美しさと魅力を持っています。
ジュエリーとしても人気が高く、コーディネートの幅を広げられるアイテムです。
ホワイトオパールは持ち主のネガティブな気持ちを浄化する作用があるため、前向きに日々を過ごしたい方はお守りに身に着けてみてはいかがでしょうか。