ホワイトオニキスとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

ホワイトオニキスという天然石をご存知ですか？オニキスと言えば黒をイメージする人が多いですが、ホワイトオニキスは美しい純白の天然石です。古くから魔除けや厄除けのお守りとして使われてきました。この記事ではホワイトオニキスの産地や見た目の特徴を解説します。おすすめの組み合わせなども解説しますので、ぜひ最後までお読みください。

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ホワイトオニキスの豆知識天然石コラム

産地について

ホワイトオニキスはイタリアのシチリア島がもっとも古い産出地として知られています。現在はドイツや中国、チェコなどで産出されます。特にチェコのボヘミア地方では、ボヘミアンビーズの材料としても古くから人気があります。

また、オニキスは宝飾品にも数多く加工されてきました。たとえばインダス文明時代に作られた、大都市ドーラビーラの遺跡でオニキスを使った宝飾品や細工物が大量に見つかっています。

紀元前2000年以上前からオニキスは人々の生活に使われており、今も世界中で流通する有名な天然石です。

名前の由来について

オニキスの名前は、ギリシャ語の「Onyxis」が由来です。翻訳すると「爪」を意味する言葉です。

これはギリシャ神話の中で語られるオニキスの成り立ちが関係しています。ギリシャ神話では、女神アフロディーテが川のほとりで眠っていたときに、キューピッドがいたずらで矢を放ちます。

放った矢はアフロディーテの爪先に命中し、爪はインダス川に沈みました。この爪がオニキスに変わったと言い伝えられているのです。古代インドやペルシャなどでは、悪霊から身を守る魔除けの石として祭事に用いられてきました。

和名の「瑪瑙（めのう）」は、馬の脳のような見た目であることが由来です。原石の塊が内臓に似ているためで、ブラックオニキスは黒瑪瑙と呼ばれます。

ホワイトオニキスの見た目と輝きは？

ホワイトオニキスは名前のとおり、純白色をしたオニキスです。オニキスと言えば黒色が有名ですが、実はほかにも灰色や茶色、白と黒が混ざった色などがあります。

色によって石が持つエネルギーと、期待できるヒーリングは変化します。もともとオニキスは白と黒の縞模様をしています。縞模様の中から黒い部分をカットしたものがブラックオニキス、白い部分のみ切り取ったものをホワイトオニキスと呼ぶのです。

ブラックオニキスがメジャーなものとなりましたが、実はホワイトオニキスも古くから存在するオニキスの一部なのです。ホワイトオニキスは魔除けと同時に、ポジティブなエネルギーをもたらすと言われています。

どんな効果が期待できる石なの？

ホワイトオニキスはエネルギーを集中させて、ポジティブな未来を引き寄せると考えられています。

持ち主が自分の運命を切り拓いていけるようサポートしてくれますよ。高ぶった気持ちを落ち着かせて、穏やかな気持ちを取り戻すとも言われています。

マイナス思考を払拭したい方や、怒り、不満などの感情を浄化したい方におすすめです。また、悪縁を断ち切って理想のパートナーとの良縁を引き寄せる、出会いの天然石でもあります。

こんなアイテムに加工されています

ホワイトオニキスやブレスレットやペンダントなどのアクセサリーに加工されています。

同じオニキスの中でもブラックオニキスや、赤色のサードオニキスと組み合わせたデザインも人気です。

また魔除けのお守りとして、モリオンやクォーツなど、同じく浄化作用や魔除けのエネルギーを持った天然石との組み合わせもおすすめです。

ホワイトオニキスの基本情報（原産地や石言葉など。）

ホワイトオニキスと組み合わせると良い石

ホワイトオニキスのヒーリング

ホワイトオニキスの浄化・お手入れ

ホワイトオニキスのまとめ

ホワイトオニキスはポジティブなエネルギーをもたらす天然石です。ブラックオニキスと同じく魔除けの石でもあるので、魔を追い払って明るい未来を切り拓くサポートをしてくれます。

見た目もシンプルな白なので、男女問わず身に着けやすいアクセサリーです。邪気払いや幸運を呼び寄せるお守りとして身に着けてみてはいかがでしょうか。