今回はヒーリングストーンとしても有名なスギライトについて少し詳しく確認していきたいと思います。
スギライトの豆知識天然石コラム。
スギライトは日本で発見された天然石です。その始まりは1944年、当時発券されたときは限られた地域でしか産出しない希少な天然石「ユーディアライトのような鉱物」として世に登場しました。その時はまだ、スギライトではなかったのです。
それから30年近くたち、このユーディアライトのような鉱物は「スギライト」という名称で鉱物認定されたのです。
今では3大ヒーリングストーンとしても有名なスギライト。一般的なイメージは「紫色」ですがトルマリンと同様にいろんな色がある天然石なのです。
ちなみに、スギライトの名前の由来は発見者の恩師・杉健一教授の名前から拝借しているそうです。恩師思いのいい発見者なのだなと思います。
紫色以外では、黒っぽいもの、宝石として扱われる薄っすら透明感のある紫色(インペリアル・スギライト)や、カルセドニが含まれ、透明な部分があるもの(カルセドニ・スギライト)や、美しいピンク色(ピンク・スギライト)などいろいろあって鉱物好きにも楽しめる一品になっています。
日本で発見されたスギライト。世界3大ヒーリングストーンとして人気が出始めたのは、日本ではなくアメリカからでした。ある意味スギライトの人気はアメリカのヒーリング文化を逆輸入したようなかんじなのです。今では立派な日本国発祥のパワーストーンですけどね。
ちなみに、スギライトの一般的なカラーである紫色は「霊性を高める高貴で神聖な色」だとされています。
そのため「スギライトは浄化の必要がない」と言われているほどなのです。
20世紀に発見された中でも最高のヒーリングストーンだとされ、一時は「細胞が活性化し再生する」などという噂もささやかれたほどです。
創造力や直観力を高め、自分に必要なものは何なのか、必要以上に執着してしまっていることは何なのか」を明確に示してくれるので、自らの意識が変わり、自分を中心に周囲にも変化が表れてくるとされています。周囲の雑音や邪悪な波動から身を守る「たて」のような役割を果たしてくれるので、ストレスを感じる時や気持ちが弱っている時には、最適なパワーストーンだといえるでしょう。
スギライトの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:杉石(すぎいし)
色 彩:紫色、黒色、薄紫色、透明色、ピンク 他まだら色彩など
誕生石:ーー
石言葉:心地よい癒し、守護、順応、浄化、献身
原産地:日本、南アフリカなど
結晶系:六方晶系(粒状集合体)
組 成:KNa2(Fe2+,Mn2+,Al)2Li3[Si12O30]
硬 度:5.5~6.5
比 重:2.70~2.80
スギライトのヒーリング
・心と体の浄化
・心の指針、情緒混乱の解消
・邪気回避(魔除け)
・ショックやトラウマから魂を守る
・霊性を高め、宇宙意識への進化を促す
・感情の浮き沈みを抑える
・変化への順応性
魔除けにもなり、霊的性質を高め、心を安堵に誘う石ですね。
スギライトと組み合わせると良い石
スギライトの浄化・お手入れ
クラスター ◎
セージ ◎
太陽光 ◎
月光 ◎
浴水 ×
スギライトのまとめ。
元が国産なので、その分、なぜか親近感が湧いてしまうこのスギライト、今や世界3大パワーストーンと呼ばれ称されています。
心が弱りがちな方には、絶好のアイテムだといえるでしょう。愛媛県の岩城島で発見された時、スギライトは紫色ではなくウグイス色でした。
今は紫色が主流、紫色は顕著な吸引力を持ちます。きっとあなたのゆううつな気分を取り払ってくれるパワーストーンになることでしょう♪