シェルフォッシルアゲートの豆知識天然石コラム
産地について
シェルフォッシルアゲートは主にアメリカやインドで発見されている化石です。巻貝が長い年月を経てカルシウム結晶となり、まるで天然石のような輝きを持っています。美しく繊細な輝きは、鉱物とは違ったなめらかな光沢があり、角度によってさまざまな色合いの光が生まれます。
何万年もの長い年月をかけて、じっくりとアゲートになっていくため古い地層や大陸があるエリアでのみ見つかる希少な化石なのです。
名前の由来について
シェルフォッシルアゲートは、貝の化石がアゲート(メノウ)になった状態であることを意味しています。フォッシルは化石を意味する言葉であり、フォッシルシェルはかつて約1億年も昔に生きていた貝が時間をかけて化石化したもの。
うずまき状の構造はぐるぐるとしたマイナスエネルギーをプラスのエネルギーに循環すると言われ、全体運を高める縁起ものとして親しまれてきました。和名ではシェル化石瑪瑙(メノウ)と呼ばれています。
シェルフォッシルアゲートの見た目と輝きは?
シェルフォッシルアゲートはかつて生息していた巻貝の表面、または内部がアゲートになっている化石です。アゲートは貝や周囲の海などの環境にあるカルシウムが結晶化して、なめらかな光沢を放つ状態になったもの。
アゲートになる仕組みは、カルシウムだけでなく化石化する間にじっくりと石英が浸透していき、そこに珪酸が入ることで完成します。数千万年から1億年もの悠久の時を経てアゲートになった貝の化石はとても希少です。
自然の力を感じられる神秘的な見た目から、パワーストーンとしてだけでなく鉱物標本としても高い人気を誇っています。
どんな効果が期待できる石なの?
シェルフォッシルアゲートは、心身を癒してポジティブなエネルギーに変換してくれるパワーストーンです。貝は古くから縁起物として扱われ、持ち主に幸運をもたらすと言われています。明るい未来へつながる方向を指し示し、導いてくれるため、現状を大きく変えたい方のお守りにもおすすめです。
貝の化石の自然エネルギーと、悠久の時を経て得た膨大な地球のエネルギーが合わさったシェルフォッシルアゲートは、部屋に飾っておくだけで持ち主の心を落ち着けてくれることでしょう。
変化を求めている人や、変化をスムーズに受け入れたい人など、新生活を控えているときにも、心を鎮めて穏やかな日々を送るようサポートしてくれるのです。
こんなアイテムに加工されています
シェルフォッシルアゲートは貝の化石そのままの風合いを楽しめるように、発見された状態で販売されているか、半分にカットして中の様子が見えるものが流通しています。
繊細な化石のためアクセサリーの加工には向いておらず、希少なアイテムです。それゆえアクセサリーよりも、あくまで化石標本としてや部屋に飾るインテリアアイテム用に購入する人がほとんどです。
通常の貝にメノウならではの複雑な光沢が見える様子は神秘的で、観察するたびに新しい発見があることでしょう。
シェルフォッシルアゲートの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:シェル化石瑪瑙・化石珊瑚
色 彩:貝にメノウの光沢
石言葉:癒し・繁栄
原産地:アメリカ・インド
組 成:貝の化石
硬 度:貝による
比 重:貝による
シェルフォッシルアゲートと組み合わせると良い石
アマゾナイトは「迷いを断ち切って良い方向へと導く」
グリーンフローライトは「持ち主に知恵をもたらす」
オニキスは「周囲の邪気を浄化する」
サンストーンは「持ち主に成功と勝利を与える」
パールは「縁結びや良縁をもたらす」
アメジストは「癒しのエネルギーをもたらす」
ピンクトルマリンは「愛のエネルギーを与えて恋愛運を高める」
シェルフォッシルアゲートのヒーリング
・持ち主にリラックス効果を与える
・家内安全をもたらす
・健康や長寿のお守り
・将来への不安を軽減させる
・公私ともに変化をもたらす
・前向きに行動する勇気を与える
・気持ちをすばやく切り替えるサポートをする
・日常生活を安定させたい
シェルフォッシルアゲートの浄化・お手入れ
シェルフォッシルアゲートは、貝の化石のため繊細で壊れやすいです。流水にさらすと変色や欠けてしまう可能性があるため、水による浄化は避けましょう。また、太陽光を使った浄化も、変色してしまう原因につながります。
もし汚れが気になるときはやわらかいクロスでやさしくふき取るなど、シェルフォッシルアゲートに負担をかけないお手入れを心がけましょう。
クラスター 〇
セージ 〇
太陽光 ×
月光 〇
浴水 ×
シェルフォッシルアゲートのまとめ
シェルフォッシルアゲートは貝の化石が数千万年から1億年もの年月をかけてアゲート化したものです。貝の化石は幸運を呼び込むと言われ、アゲートの繊細な輝きを楽しめる見た目も人気です。
希少な化石ですがコレクター人気が高く、鉱物標本としても注目されているのです。