シーブルーカルセドニーの豆知識天然石コラム
産地について
シーブルーカルセドニーの主な産地は、オーストラリアやアフリカです。もともとカルセドニーを透明感のある水色に染色したもので、2002年に誕生したばかりの新しい種類です。
染色はドイツの宝石加工技術者によって生み出され、今でもカルセドニーの加工自体はドイツで行われています。
まるで天然であるかのような自然な着色と美しい輝きは、アクセサリーとして人気があります。品質の良いカルセドニーを厳選して加工しますので、色持ちも良く美しい輝きを楽しめます。
名前の由来について
シーブルーカルセドニーは、美しい海を思わせる水色から名付けられました。カルセドニーとは、ギリシャの町「Chalcedon(カルケドン)」が由来です。
カルセドニーは硬度があり加工しやすい特徴から、装飾品や芸術品に古くから用いられてきました。また、ラテン語のカルセドニウス(Chalcedonius)という言葉を由来とします。
カルセドニウスは、プリニー・ザ・エルダーによる「自然史」に、半透明の宝石を意味する名前として記載があります。クォーツの半透明の見た目を持つことから、カルセドニーと名付けたとも言われています。
シーブルーカルセドニーの見た目と輝きは?
カルセドニー自体が形成されるのは、火成岩の空洞部分に「ジオード(異質晶洞)」と呼ばれる小さな水晶が付着して固まりになる方法と、堆積岩の割れ目に沈殿してカルセドニーが形成されることもあります。
ほかにも地層の中に染み込み、多孔質の岩石や堆積物が固まったものがカルセドニーになることがあります。
いずれも小さなクォーツが集まって形成された石で、細かい穴が空いた多孔質という特性があります。細かい穴が無数にあることを活かして、カルセドニーはさまざまな色に染色できます。
シーブルーカルセドニーは名前のとおり、美しい海を思わせるようなさわやかな水色が特徴です。クォーツならではの透明感もあり、アクセサリー用にさまざまな形や結晶に加工されています。
どんな効果が期待できる石なの?
シーブルーカルセドニーは、精神と肉体の調和を司るカルセドニーです。
ストレスを癒して心を落ち着けるため、イライラしやすい方や人間関係による悩みを抱えている方のお守りにおすすめです。
ほかにも優しい気持ちで人と接することができ、愛に満ちた人間関係を築いていけます。
こんなアイテムに加工されています
シーブルーカルセドニーは、硬度のある石英でできており、頑丈で加工しやすい石です。
そのため、アクセサリー用にさまざまな形に研磨され、ネックレスやリングとして販売されています。ほかのカラーのカルセドニーと組み合わせたアクセサリーも人気で、カラフルなパワーストーンブレスレットも人気があります。
シーブルーカルセドニーの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:玉髄
色 彩:透明感のある水色・薄い青緑色
石言葉:博愛
原産地:オーストラリア、アフリカなど
組 成:SiO2
硬 度:7.0
比 重:2.5~2.6
シーブルーカルセドニーと組み合わせると良い石
ブルーレースアゲートは「不安や怒りなどのマイナス感情を落ち着かせる」
スティヒタイトは「持ち主に平和をもたらす」
セラフィナイトは「日常を穏やかに過ごすサポートをする」
アイオライトは「人生で進むべき道を指し示す」
ラブラドライトは「多様性を受け入れる視野の広さを与える」
ラピスラズリは「冷静な判断力と決断力を育てる」
本水晶は「マイナスエネルギーを寄せ付けない魔除けの石」
シーブルーカルセドニーのヒーリング
・優しく穏やかな気持ちで人間関係を築ける
・コミュニケーション能力を向上させる
・夢を叶えるための継続力を鍛える
・精神と体のバランスを整える
・マイナスエネルギーを取り除く
・愛情豊かな日々を送る
・チームワークを高める
・前向きな気持ちとやる気をもたらす
シーブルーカルセドニーの浄化・お手入れ
カルセドニーは水が染み込みやすい性質があり、流水で洗い流すと変色するリスクがあります。
石英でできているため、水晶クラスターとの相性が良い石です。浄化の際は水晶のそばに置いてマイナスエネルギーを取り除きましょう。
クラスター 〇
セージ 〇
太陽光 ×
月光 〇
浴水 ×
シーブルーカルセドニーのまとめ
シーブルーカルセドニーはきれいな海面を思わせる、美しい水色や青緑色を持ったカルセドニーです。
心を癒して精神と肉体のエネルギーを調和させる、ヒーリングストーンとして人気があります。
人に優しく接することができ、人間関係を整えたりコミュニケーション力を高めたりする効果も期待できます。アクセサリーとして美しい天然石ですので、ぜひお気に入りのシーブルーカルセドニーを身に着けてみてはいかがでしょうか。