ロードナイトシリカとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

ロードナイトシリカという天然石をご存知ですか？ロードナイトシリカは、ピンク色のロードナイトにシリカ（クォーツ）が混ざったマーブル模様が美しい天然石です。この記事ではロードナイトシリカの見た目の特徴やヒーリングについてまとめましたので、ぜひ最後までお読みください。

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ロードナイトシリカの豆知識天然石コラム

産地について

ロードナイトシリカの主な産地は、ブラジルやスウェーデンなどです。シリカはクォーツの一種で、ロードナイトとシリカが採れる地で見つかります。両者が生成される過程で混ざり合うことで、独特のピンク色と透明のマーブル模様になります。

このロードナイトは、マグネシウムを多く含んでいるマンガン系の輝石です。透明度が低く、赤色やピンク色が薄いロードナイトもありますが、良質なロードナイトはまるでルビーのような光沢と濃い赤い色合いを持っています。

名前の由来について

ロードナイトはギリシャ語でバラの意味を持った「ロドン（rhdon）」が由来だと言われています。まるでバラのような赤い色をしていることから名付けられました。

落ち着いたピンクから紫がかった赤い色が特徴の「ロードナイト（Rhodonite）」は、ギリシャ語でバラを意味する「rhdon(ロドン)」がその名の由来です。

和名では「薔薇輝石」と呼ばれており、薔薇のような濃い赤色が美しいです。そんなロードナイトに透明な水晶が混ざり合った石こそが、ロードナイトシリカなのです。

ロードナイトシリカの見た目と輝きは？

ロードナイトシリカは半透明のピンク色が入った、マーブル模様をしています。かわいらしい見た目から女性に人気があり、シリカの水晶が入っているため扱いやすくパワーストーンとしてもよく使われています。

まるでガラスのような透明感がある輝石の名前がつけられていますが実は半輝石に分類されるマンガン系のケイ酸塩鉱物です。

実際に見つかるロードナイトは半透明の見た目が多く、中にまるで枝のような黒の細長い模様が入っています。そこに透明な水晶が加わることにより、濃い赤色がピンク色のかわいらしい見た目になるのです。

まれにマンガンの含有量が少ないことで、黒っぽさが目立たずにまるで透明なピンク色のガラスのような
明るい色合いをしたものも存在します。なお、透明度が高く発色のいいロードナイトは「インペリアルロードナイト」の名前で、特に人気があり高値で取引されています。

どんな効果が期待できる石なの？

ロードナイトシリカは、ロードナイトとクォーツの両方のヒーリングを持っています。特に「応急手当の石」と呼ばれており、感情的になったときやショックなどのネガティブな感情に支配されてしまったときに、心を落ち着けてくれます。

過去のトラウマを癒して、すべてをおだやかに許してあげられるような精神性を育んでいけるのです。過去のことを忘れられずに人生を前向きに歩めないと悩んでいる方や、自己肯定感が下がってしまいがちな人は、お守りにロードナイトシリカを身に着けてみてはいかがでしょうか。

また、周囲に対して愛情を持って接することができます。周囲を愛し、そして自己愛も大切だと気付くことで、周りとのトラブルを解消しおだやかな人間関係を築いていけることでしょう。

こんなアイテムに加工されています

ロードナイトシリカは硬度が6程度と、そこまで高くありません。美しい透明度が高い石でもジュエリーとして加工されることは少なく、パワーストーンブレスレットとして販売されることが多いです。

また、ロードナイトには一定方向に力が加わると、刃物で切ったように割れてしまう劈開性（へきかいせい）という性質があります。そのため、うっかり踏んでしまったり壁などにぶつけたりしないよう取り扱いに注意しましょう。

ロードナイトシリカの基本情報（原産地や石言葉など。）

ロードナイトシリカと組み合わせると良い石

ロードナイトシリカのヒーリング

ロードナイトシリカの浄化・お手入れ

ロードナイトシリカのまとめ

ロードナイトシリカは、ピンク色が美しい天然石です。持ち主に愛のエネルギーを授けてくれるため、穏やかに日々を過ごしたい方や、人間関係を良好にしていきたい方におすすめです。

ロードナイトシリカによって、ピンクが薄いものや赤みが強いものまでさまざまです。自分のお気に入りのロードナイトシリカを探してみてはいかがでしょうか。