レッドアベンチュリンとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

皆様、レッドアベンチュリンはご存じですか？

アベンチュリンは、水晶などで知られる石英を母体とするクォーツァイト（珪岩）に、ほかの鉱石を含み着色され、光効果を持った天然石の総称です。

一般的には緑色のイメージが強いアベンチュリンですが、インクルージョンされた成分によって色味が異なり、レッドアベンチュリンは、緑色のものに比べ産出量が少ないレアな鉱石として知られています。

また、ストレスを取り除いたり自律神経を整えたりといった意味を持つパワーストーンとしても有名です。

そんな、レッドアベンチュリンについて紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

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レッドアベンチュリンの豆知識天然石コラム

産地について

レッドアベンチュリンの元となるアベンチュリンは、主にインドやブラジルのミナスジェライス州などで産出されるほか、ジンバブエやタンザニア、アフガニスタン、ロシア、アメリカなどでも採掘できます。アベンチュリンはクォーツァイトが元となっている鉱石の総称で、世界のさまざまな地域で産出されますが、緑色のグリーンアベンチュリンに比べ産出量が少ないレッドアベンチュリンは非常にレアな鉱石として知られています。

名前の由来について

レッドアベンチュリンは、赤色のアベンチュリンを指した呼び名です。アベンチュリンという名前は、インクルージョンしている鉱石が光り輝く効果のことをアベンチュレッセンス（アベンチュリン効果）と呼ぶことに因み名付けられています。そのため、光効果が見られず、鮮やかな色合のものは厳密にはアベンチュリンではありません。和名はアベンチュレッセンスの輝きを指して、砂金水晶や砂金石英と呼ばれています。

アベンチュリンの語源は、昔のガラス職人が溶かしたガラスに銅などの金属片を誤って落としてしまった際、美しく輝く見た目になったことから、偶然を意味するイタリア語でa ventura（アベンチュラ）と呼んだことから来ていると言われています。

レッドアベンチュリンの見た目と輝きは？

レッドアベンチュリンは、石英の一種のためガラス光沢を持ち、一般的なグリーンアベンチュリンがフックサイトを含んでいるのに対し、ゲーサイトやヘマタイトなどがインクルージョンしているため赤く着色されています。

レッドアベンチュリンとして売られているものの多くが、実は染色されたクォーツァイトなのはあまり知られていません。アベンチュリンの母体になっているクォーツァイトは微細な石英結晶が集まったもののため、クォーツとは異なり染色が可能で、そうして着色されたものがアベンチュリンとして販売されており、特に赤色やオレンジ色のものに染色クォーツァイトが用いられているケースが多く見られます。天然の光り輝くレッドアベンチュリンをお探しの場合は、色合いに注意して確認したほうがよいでしょう。

どんな効果が期待できる石なの？

レッドアベンチュリンは、ストレスを緩和しリラックスさせるといった心を癒やす意味を持った天然石です。レッドアベンチュリンが放つエネルギーは癒やしの力が強く、自律神経に働きかけるといわれており、不安感や苛立ちなどのネガティブな感情を和らげる効果が期待できます。そのため、日頃ストレスが溜まりイライラしがちな人や心の安らぎが欲しい人などにおすすめです。

また、レッドアベンチュリンが持つ波動は心だけではなく身体にも作用し、疲労回復や健康維持などにも効果があるといわれています。心身バランスを整えられるパワーストーンをお探しの方はぜひチェックしてみてください。

こんなアイテムに加工されています

レッドアベンチュリンは、ビーズなどのパーツに加工するほか、カボションカットなどを施しネックレスにするなど、アクセサリーとして扱われるのが一般的です。

レッドアベンチュリンの基本情報（原産地や石言葉など。）

レッドアベンチュリンと組み合わせると良い石

レッドアベンチュリンのヒーリング

レッドアベンチュリンの浄化・お手入れ

レッドアベンチュリンのまとめ

レッドアベンチュリンはキラキラ輝く光効果が非常に美しく、アクセサリーとして人気が高い天然石です。とても優しく柔らかいエネルギーを持ったパワーストーンでもあり、リラックスしたい時やストレスが溜まっている気がする時などにおすすめです。

通常のグリーンアベンチュリンに比べ、市場に出回ることは多くありませんが、癒やし効果が大変強く、多くのヒーラーも活用しています。精神を安定させるようなヒーリング効果を持つ石をお探しの人はぜひチェックしてみてくださいね。