レインボーオブシディアンとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

レインボーオブシディアンという石をご存知でしょうか？オブシディアン（黒曜石）という石の仲間で虹色の輝きをまといながらも、黒く高級感のある見た目が特徴的なパワーストーンです。魔除け効果の高い石で、不安な感情や持ち主の優柔不断な部分に作用し、決断力をもたらします。精神力を強くする強力なパワーを持つ石ですが、自己反省を高めるとされているため、他人に譲ることや譲ってもらった石を身につけることは特に避けた方が良い石のひとつです。ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。

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レインボーオブシディアンの豆知識天然石コラム

産地について

レインボーオブシディアン（黒曜石）の主な産地はメキシコ・ブラジル・アメリカなど南米地方で採取されています。

また、日本各地にも100ヶ所以上に及ぶ産地がありますが、良質なレインボーオブシディアンが取れるのはさらに限られています。

なかでも、大分県姫島、栃木県高原山、熊本県阿蘇山、東京都神津島や、北海道の音更川（おとふけがわ）・居辺川（おりべがわ）・士幌川（しほろがわ）などが産地として有名です。オブシディアンは見た目によって呼び名が変わることがありますが、大分県姫島は「黒曜石産地」として2007年7月26日に天然記念物に指定されており、他とは違った斑点が特徴的なオブシディアンの採取地として有名です。

栃木県高原山は「黒曜石原産地遺跡群」として、旧石器時代や縄文時代にオブシディアンの供給源とされていたことが残されています。

名前の由来について

オブシディアン（黒曜石）の名前の由来は、エチオピアで最初にオブシディアンを発見した、オブシウス（Obsius）という人名から命名されたといわれています。

オブシディアンは見た目の輝きによって複数の種類・呼び名がある石ですが、レインボーオブシディアンの中でも、虹色の虹彩が強く、金属に見えるようなものは「ファイヤーオブシディアン」と呼ばれることがあります。

その他には、白く結晶状の模様が見られるものは「スノーフレークオブシディアン」、白い模様が斑点状で花のような形になったものを「フラワーオブシディアン」、オブシディアンに金色の模様が浮かぶものを「ゴールデンオブシディアン」などがあります。

黒い色をベースにしたオブシディアンとは少しかけ離れた見た目で、鉄分を含み赤い色合いで黒い斑点が見られるものを「マホガニーオブシディアン」、濃いブルーやクリアの見た目など特別なオブシディアンを総称して「アンダラオブシディアン」などもあります。

レインボーオブシディアンの見た目と輝きは？

レインボーオブシディアンは光沢感のある黒色をしていますが、見る角度によって虹色の輝きが見られるのが特徴です。

石の個体によって虹色が強く出ているものや青みが強く出ているものがあります。

どんな効果が期待できる石なの？

持ち主の精神サポートが得意なパワーストーンのひとつで、優柔不断で物事を決断できない人の感情バランスを保ち、決断力や判断力を強めます。

洞察力が鋭くなるため、相手の感情を読み取りやすくなり、相手が自分対してどんな感情を抱いているのか判断がしやすくなるでしょう。現実逃避しがちな持ち主には自分と向き合う精神力をサポートし、自分自身や身の回りの出来事を寛容に受け入れられるように導く力があります。見た目によらず、持ち主を選ばない性格の石なので、どの石が自分に合うのかわからないという人にも寄り添いやすい石です。

魔除け効果が高く、甘い誘惑からも遠ざける作用があるので、お守りとして持ち歩くのにも適しています。なかには、禁酒や禁煙などの治療中にレインボーオブシディアンを使うこともあり、ダイエットや筋トレなどストイックに何かを成し遂げたいというときにもおすすめです。

こんなアイテムに加工されています

レインボーオブシディアンはピアス、ブレスレッチ、ネックレス、指輪などの加工がされています。

見た目の特徴を活かすため、原石で扱われることも多い石です。ガラスと同じ硬度を持つ石のため、アクセサリーとして身につける場合も傷がつきにくいのが特徴です。

レインボーオブシディアンの基本情報（原産地や石言葉など。）

レインボーオブシディアンと組み合わせると良い石

レインボーオブシディアンのヒーリング

レインボーオブシディアンの浄化・お手入れ

レインボーオブシディアンのまとめ

心が揺らいでいるときや、考えがまとまらないときにレインボーオブシディアンは持ち主の精神力を高め、芯を強くする手助けとなるでしょう。

他の石に比べても誰かから譲り受けることがよくないとされる石です。手に入れるときはぜひ新品の石を迎え入れてあげてください。