ピンクトルマリンとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

皆さん、トルマリンの中でもピンク色をした「ピンクトルマリン」という天然石をご存知ですか？

この石がピンク色に発色する理由は、トルマリン中に含まれるマンガンの量が影響していて、特にマンガンの量が多く赤色に近いいピンクトルマリンのことを「ルベライト」と呼んでいます。

トルマリンには、結晶を熱すると両端のプラスとマイナスから電気が発生するという不思議な特徴があり、和名では電気石と呼ばれ、マイナスイオンを発生することから、健康に良いと広告に掲載されていることがありますが医学的な根拠は今のところわかっていません。

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ピンクトルマリンの豆知識天然石コラム

産地について

ピンクトルマリンは、ブラジル・アメリカ（カルフォニア州・メーン州） ・ケニア・タンザニア・ジンバブエ・マダガスカル・モザンビークなどで採掘されています。 

その中でも最高品質の石と言えば、ブラジル南東部ミナス・ジェライス州のオウロ・フィノ産のもので、現在は鉱床が掘りつくされてしまったためレアストーン化しているため、販売価格が数十万円を超える物も珍しくありません。 

名前の由来について

トルマリンの名前の由来は、セイロン島の言語であるシンハリ語の「turmail：（和訳すると小さな土でできたもの説と宝石説があります）」から付けられたと言われています。

トルマリンを擦ると静電気を帯電する特性を持っているため、和名では電気石と呼ばれています。この帯電する特性を見つけたのはアムステルダムの宝石商人と言われていて、たばこの灰がトルマリンに引き寄せられている様子を見て気が付いたと言われています。皆さんも小学生時にやったことがあると思いますが、まさに下敷きを擦って髪の毛をふわーとさせるあの感じですね。

ピンクトルマリンの見た目と輝きは？

ピンクトルマリンの見た目はピンク色～赤色の色合いガラスの様な光沢があり、透明度が高い石は宝石として流通しています。

トルマリンにはピンクトルマリンの他にも様々なカラーバリエーションがあり、色によって呼び方がかわりますのでご紹介します。

• 濃い緑色：グリーントルマリン
• 薄い緑色：クロムトルマリン
• 水色：パライバドルマリン
• 濃い青色：インディゴライトトルマリン
• 褐色：ドラバイトトルマリン
• 無色：アクロアイトトルマリン
• 緑と赤の２色：バイカラートルマリン

ピンクトルマリンの石の意味・石言葉

ピンクトルマリンには石の意味や秘めたるパワーがあると言われていますのでいくつかご紹介します。

• 恋愛に前向きになる
• 思いやる心を育む
• 心身のストレス軽減
• 心の傷を癒す
• エネルギーチャージ
• 環境の浄化
• 理想的なパートナーと巡り合う

ピンクトルマリンは、恋愛に消極的な女性の背中を押す前向きなパワーがあり、御守りとして身に付けておくには最適な天然石です。

こんなアイテムに加工されています

ピンクトルマリンの中でも、丸玉のブレスレットや部屋に飾るための原石が人気アイテムです。宝石クオリティーのピンクトルマリンは、指輪やペンダントヘッドなどのアイテムに加工されジュエリーショップで販売されます。

その他にも変わったアイテムに加工されていて、トルマリンを繊維に練り込んだ「ひざサポーター」・「腹巻」・「靴下」などの健康グッズに加工されています。

ピンクトルマリンの基本情報（和名・原産地・硬度など）

ピンクトルマリンの浄化・お手入れ

ピンクトルマリンのまとめ

今回ご紹介したピンクトルマリンは１０月の誕生石なので、１０月が誕生日の友人や恋人にプレゼントするととても喜ばれますよ。

当店でも多数とりあつかっていますのでお気軽にお問い合わせください。

余談ですがピンク色には女性らしさを向上させる心理効果があるといわれていますので、田中みな実さんのような女性を目指したい方にはおすすめです。