皆さんはフォスフォシデライトという天然石をご存知ですか?
この石は癒しと光を運ぶヒーリングストーンと呼ばれていて、その優しい色合いのラベンダーカラーを見つめているととても穏やかな気分にさせられます。
また、ペットの気持ちを知りたい時に飼い主とペットの双方が身に付けることで、お互いの気持ちが通じ合うと言われています。
今回はそんな癒しの石「フォスフォシデライト」について詳しくご紹介していきますので最後までお読みください。
フォスフォシデライトの豆知識天然石コラム
産地について
フォスフォシデライトの主な産地は、アメリカ・ドイツ・マダガスカル・ペルーなど世界各地です。
名前の由来について
「フォスフォシデライト」の名前の由来は二つの説があり、ひとつはギリシア語で「光を運ぶ使者という意味で、[phos=光」と[phoeos=運ぶ]」という説、もうひとつは「[phosphor=燐]と[sideros=鉄]」の説です。
和名では斜燐鉄鉱(しゃりんてっこう)と呼ばれています。
別名「メタストレング石」と呼ばれていて、「バリサイト」と同じ系統の天然石です。
違いとしては「フォスフォシデライト」は鉄イオンを、バリサイトはアルミニウムイオンをそれぞれ含んでいる点です。
この石はアルフレッドルイスオリバールグランデクロワゾーにより1858年に発見されヒューローライトと呼ばれていました。その後1920年にウィリーブルーンスとカールハインリッヒエミールゲオルグブスらから「フォスフォシデライト」と名付けられたと言われています。本的に市場で流通し始めたのは2000年代と比較的新しい石です。
フォスフォシデライトの見た目と輝きは?
フォスフォシデライトはとても優しい紫色をしていて、まるでラベンダーのような色合いです。
ガラス光沢をもちキラキラと光り輝くことが、「癒しと光を運ぶヒーリングストーン」と呼ばれる由縁のひとつかもしれません。
時々、フォスフォフィライトというグリーンの石と名前が似ている事から、よく間違えられますので購入する際には注意して下さい。
フォスフォシデライトの石の意味・石言葉
フォスフォシデライトには秘めたるパワーがあると言われていますのでいくつかご紹介します。
- 不安感やイライラをやわらげる
- 思いやりもって人に接することができる
- ペットの気持ちがわかる
- ペットロスの悲しみを癒す
- 自身の回復
- 愛情を持つ
- マイナスなネガティブな感情をプラスのポジティブな感情に転換する
これらのパワーを秘めていますので、動物好きの方におすすめの天然石です。
こんなアイテムに加工されています
フォスフォシデライトは丸玉のビーズに加工されブレスレットやネックレスとして販売されています。
軟らかい石のため表面に彫刻をほどこしたアイテムにも加工されることもあります。
フォスフォシデライトと相性の良い石
フォスフォシデライトにいくつか組み合わせの良い石がありますのでご紹介します。
- アメジスト:真実の愛を守る
- ラブラドライト:自由をつかさどる
- 翡翠:成功と繁栄をもたらす
- モリオン:強力な邪気払い
- サードオニキス:人間関係に幸福をもたらす
その他にも相性の良い石がいくつかありますのでお気に入りの組み合わせを見つけて下さい。
フォスフォシデライトの基本情報(和名・原産地・硬度など)
和 名:斜燐鉄鉱(しゃりんてっこう)
色 彩:紫色・緑色
原産地:アメリカ・ドイツ・マダガスカル・ペルー
組 成:Fe3+PO4.2H2O
硬 度:3.5~4
比 重:6.2
光沢:2.2~2.5
劈開性:明瞭
フォスフォシデライトの浄化・お手入れ
クラスター:〇
セージ:〇
日光浴:✕
月光浴:〇
水浴:✕
フォスフォシデライトのまとめ
今回ご紹介したフォスフォシデライトは、ラベンダーカラーの美しい石ですが、アクセサリーとしてよりはペット愛好家からペットの気持ちがわかる石として人気です。
飼い主さんがフォスフォシデライトのブレスレットを、そして大切な犬や猫の首輪にチャームとしてお互いで身に付ける気持ちが通じると言われています。
ラベンダーカラーの見た目が可愛くアクセサリーとして身に付けるのもちろんおすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございます。