ピーモンタイトとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

皆様、ピーモンタイトはご存知ですか？

単斜晶系の鉱石で和名は紅簾石や珪質片岩として知られており、地下深くの高温・高圧な場所で生成される変更鉱物の一種で、二酸化珪素に結晶片岩が結びついたエピドート(緑簾石)と同じグループに属しています。鉄(Fe₃)を含む緑色のものがエピドートで、ピーモンタイトはマンガン(Mn₃)を内包しているためピンクや紅に発色しています。

恋愛成就や人間関係の改善に効果があり、自分自身ではわからなかった魅力を発見することで、自信をなくしがちな時にも気付きを与えて周囲との調和に一役買ってくれることでしょう。そんな、自分を見つめなおす切っ掛けをもたらしてくれるピーモンタイトについて紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

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ピーモンタイトの豆知識天然石コラム

産地について

ピーモンタイトはマンガン鉱床や紅簾石片岩で産出され、現在の主な産地は南アフリカやイタリアのピエモンテ州が挙げられます。日本でも比較的産出されますが、北海道や新潟のほかに四国三波川変成帯が有名で、埼玉県長瀞の紅簾石片岩は国指定の天然記念物としても知られており、マンガン鉱床でのみ産出されるとされていましたが、1888年に東京大学の小藤紋次郎博士の卒業論文で紅簾石片岩を世界に初めて報告し認知されたというのも有名なお話です。

名前の由来について

イタリアのピエモンテ州(Piemonte)で初めて産出されたことからピーモンタイトと名付けられました。よく似た鉱物でシリシャスシストがありますが実はまったく同じもので、鉱物のシリカ(二酸化珪素：Siriceous)とシスト(片岩：Schist)を組み合わせて呼ばれており、流通する際に広い意味で使われますが、鑑別された正式名称はピーモンタイトです。

ピーモンタイトの見た目と輝きは？

ピーモンタイトの色合いはピンクや少し濃いめの紅色で、鉱物が細かく堆積して行くことでマーブル状の模様となりますが、主成分に石英が含まれており積み重なって再結晶しているため、ガラス光沢を持ったやわらかな色合いの天然石に仕上がります。

よく似た鉱石でロードナイトがありますがどちらも違う石で、よく見るとロードナイトは模様がまばらになっており、ピーモンタイトの層になった波のような柄とは違いますし、価格の面でもロードナイトの方が高めで、ピーモンタイトはより身近な値段なので注意した方がよいでしょう。

どんな効果が期待できる石なの？

ピーモンタイトは、愛情をもたらす天然石として知られており、美意識や自己肯定感を高め自分自信の魅力に気が付くことで、コミュニケーション能力の向上、美的センスの改善・実践に効果があるとされています。

副次効果として自信を取り戻すことにより、これまで苛まれていたトラウマの克服や、センス向上による感受性・創造性の発揮なども手に入れることができるでしょう。

こんなアイテムに加工されています

ピーモンタイトは、硬度が高く美しいガラス光沢を持っているため、ビーズなどに加工しアクセサリーとして使用されるのが一般的です。深みがありやわらかな色合いは他の天然石と組み合わせても存在感を損なわず、かつ、どの石の色も邪魔をせず調和してくれる点を鑑みても、コミュニケーション能力の改善効果を実感できます。

ピーモンタイトの基本情報（原産地や石言葉など。）

ピーモンタイトと組み合わせると良い石

ピーモンタイトのヒーリング

ピーモンタイトの浄化・お手入れ

ピーモンタイトのまとめ

ピーモンタイトは、深みがありつつやわらかな風合いと滑らかな光沢がアクセサリーにとても相性のよい天然石で、愛や調和に効果があり、縁を求める方には良質な縁を、人間関係に悩む方には自己肯定感を与え自信を取り戻しコミュニケーション能力の改善してくれる、対人関係だけではなく自分自身の気持ちを高めてくれます。

恋に悩む女性や人間関係がうまくいかず困っている方は、このピーモンタイトを組み合わせたアクセサリーを身に着けて、怖がらずに恋愛や友人、周囲とコミュニケーションをとれば、きっと充実した日々を過ごすきっかけになってくれるでしょう。