

オパールの豆知識天然石コラム
オパールの名前の由来について
はるか昔からオパールの美しさは語り継がれており、古代サンスクリット語で宝石を意味するupala(ウパラ)を由来としてオパールと名付けられたと言われています。そんなオパールの和名である蛋白石(たんぱくせき)は、卵の白身に似ているという理由でそのような名前を付けられたそうです。英名と和名の由来がここまで違うと面白いですね。
オパールの産地について
オパールはオーストラリアやメキシコ、エチオピア、ブラジル、インドネシアなどでも産出されますが、実は世界各国に流通しているオパールの90%以上がオーストラリアで産出されたものになっています。オーストラリアではオパールが国石に認定されており国の象徴の石となっています。
【オーストラリア】
【メキシコ】
※一部抜粋
オパールの見た目や輝き
オパールは、向きを変えると虹色に色彩が変化する〈遊色効果〉がある〈プレシャス・オパール〉と、〈遊色効果〉がない〈コモン・オパール〉の2種類に大別されます。〈プレシャス・オパール〉が持つ遊色効果には複数の色合いのパターンがあり、同じ色合いのものは二つとして存在しません。まるで魔法のようなその美しさで現在でもとても人気が高い石となっています。また遊色効果のない〈コモン・オパール〉はミルキーな色合いのものが多く若干控えめな印象ではありますが、オパールの落ち着いた地の色の美しさを楽しむことができ古来から人々に愛されてきました。また他の石と比べるとサイズが大きめなものが多く存在感があります。
どんなアクセサリーに加工されるの?
オパールは一般的にブレスレット、ペンダントトップ、ピアス、指輪などのアクセサリーに加工されます。他にも丸玉や原石のような置物タイプの物もあり、こちらは室内の空間を浄化するのに適しています。
オパールの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:蛋白石(たんぱくせき)
色 彩:遊色効果により虹色に輝く
誕生石:10月
石言葉:幸運、人生への歓喜、未来への希望
原産地:オーストラリア、メキシコ、エチオピア、ブラジル、インドネシアなど
光 沢:ガラスのような光沢、樹脂のような光沢
組 成:SiO2・nH2O
硬 度:5.5
比 重:5.5~6.5
オパールのヒーリング
オパールの浄化・お手入れ
クラスター ◎
セージ ◎
太陽光 ×
月光 ◎
浴水 ◎
オパールと組み合わせると良い石
オパールは様々なパワーストーンと組み合わせることができますが、非常に割れやすい石ですので硬度の高い石と組み合わせるときには十分注意しましょう。
- クリソプレーズ:目標達成や向上心の上昇
- ハウライト:ネガティブなエネルギーの浄化、冷静な判断、決断力の向上
- マラカイト:心身共に癒す、創造力、直感力の向上
- ダンビュライト:幸福度の上昇、ポジティブで前向きになる
オパールまとめ
美しいだけでなく、一人ひとり違った個性を引き出し、それぞれの幸せを作っていく、そんな素敵なパワーのあるオパールをご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。人生に迷っていたり、人間関係で悩んでいる方には特にオススメのパワーストーンです。あなただけのオパールを探してみてはいかがでしょうか。