ブルーアンバーの豆知識天然石コラム
産地について
ブルーアンバーの産地はドミニカ共和国を始めとして、メキシコ・ミャンマー(ビルマ)・インドネシア・ロシアなど各地で採取がされています。なかでも、ドミニカ共和国にあるロス・カカオス鉱山で高品質で美しいブルーアンバーが産出されています。
産地は各所にありますが、紫外線でブルーに発色するブルーアンバーは希少価値の高い石とされ「幻の琥珀」とも呼ばれます。
名前の由来について
ブルーアンバーの名前は、紫外線によって青く光る琥珀というその見た目から由来しています。
アンバーは琥珀のことを指しますが、もともとはアラビア語で「龍涎香(マッコウクジラから採取できる高級オイル)の香りがするもの」という意味があり、琥珀の金茶色から由来するものです。
また、ブルーアンバーは産地によって呼び分けがされることがあります。原産地として一番有名なドミニカ共和国産のブルーアンバーは「ドミニカンブルーアンバー」と呼ばれ、それ以外にも、メキシコ産は「メキシカンブルーアンバー」、ロシア産は「ロシアンブルーアンバー」などの名称があります。
ブルーアンバーの見た目と輝きは?
ブルーアンバーは金色〜金茶色の見た目をしていますが、太陽光に当たることで青色〜青緑色の不思議な輝きに変化するのが特徴です。
太陽光だけでなく、ブラックライトや蛍光灯下でも見た目の色が変化しますが、黒色背景の上にブルーアンバーを設置することで黒が光線を吸収し、さらにはっきりとした青色を楽しむことができます。
不純物や内包物が少なく、見た目がクリアになるほどランクが高いとされ、高値で取引される傾向にあります。
どんな効果が期待できる石なの?
ブルーアンバーは持ち主に大きな開運効果を呼び、災いから守ってくれる効果があります。
心が昂っている状態から精神を落ち着かせ、冷静な気持ちに導きます。確実な判断力を取り戻し、思考力を向上させるのでクリエイティブな感覚や発明・研究などに携わる人が身に付ける石としても向いています。
生命エネルギーの活性化により、持ち主の心を癒し過去のトラウマを消し去って前進するサポートをしてくれます。
こんなアイテムに加工されています
ブルーアンバーはネックレス、ピアス、ペンダントトップ、ブレスレット、指輪など、様々なアクセサリー加工がされています。
大きい原石になるほどレアで高値になり、特に通常のアンバー(琥珀)に比べても入手しづらい傾向にあります。
ブルーアンバーの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:青色琥珀(あおいろこはく)
色 彩:金色・金茶色〜紫外線に当たることでブルーやグリーンに変化
石言葉:静かに燃える心
原産地:ドミニカ共和国・メキシコ・ミャンマー(ビルマ)・インドネシア・ロシアなど
組 成:C10H16O+H2O
硬 度:2〜2.5
比 重:1.05〜1.10
ブルーアンバーと組み合わせると良い石
カーネリアンと組み合わせると「生命エネルギーと明るさをもたらす」
シトリンと組み合わせると「向上心を高め、新しい目標達成のサポート」
アメジストと組み合わせると「ストレスや不安から守り、持ち主を癒す」
翡翠と組み合わせると「強運を引き寄せ、忍耐力と冷静さをもたらす」
ブルーアンバーのヒーリング
・生命エネルギーの活性化
・精神安定
・金運を引き寄せる
・災いから持ち主を守る
・過去のトラウマを癒す
・甲状腺や喉に関わる病気の緩和
・流産を防ぐ
・思考力の向上
ブルーアンバーの浄化・お手入れ
ブルーアンバーは長時間の太陽光・浴水による浄化で変色・変質の恐れがあるため、それ以外の浄化方法を選んでください。
クラスター ◎
セージ ◎
太陽光 ×
月光 ◎
浴水 ×
ブルーアンバーのまとめ
ブルーアンバーは樹々の化石なので、強い生命エネルギーの活性・循環効果がある石です。
日々に疲れてしまって気力がない人や、何故だか常に体調が優れないという人は側にブルーアンバーを置き、癒し効果やエネルギーチャージを行いましょう。通常のアンバー(琥珀)と同じ効果も期待できるため、金運アップや健康アップを始めとして、恋愛や対人など様々な面で石のパワーを感じられることでしょう。
また、ブルーアンバーにはインスピレーションを高める第六感を強化する効果があります。仕事や趣味で新しい発想力やひらめきを求めている人はぜひ一度手にしてみてはいかがでしょうか。