ミャンマージェイドの豆知識天然石コラム
産地について
ミャンマージェイドはミャンマーで産出されている翡翠の呼び名です。ミャンマーは古くから高品質なジェイドが産出される場として知られています。
産出されたジェイドはパワーストーンブレスレットのほか、ペンダントトップやインテリア用品など、さまざまなアイテムに加工されています。
ミャンマーは東南アジアに位置する国で、世界の産出量のうちルビーと翡翠は、全体の9割もの量を占めると言われています。ミャンマー産のジェイドは色合いがさまざまで、鮮やかなグリーンカラーもあれば、黒っぽさが目立つ濃い色合いのジェイドもあります。
名前の由来について
ミャンマージェイドは名前のとおり、ミャンマーでとれたジェイドの呼び名です。ジェイドは「腰の石」という意味を持った、「piedera dei jade」が由来と言われています。
また、和名では翡翠と呼ばれていますが、翡翠の翡は鳥のカワセミのオス、翠はメスを意味します。翡翠は中国で、鮮やかな美しい羽根をという意味があり、翠は緑色の意味を持っています。
つまり、まるでカワセミのような美しい緑色の羽根を思わせる見た目から、翡翠と呼ばれています。
ミャンマージェイドの見た目と輝きは?
ミャンマーで産出されるジェイドの色合いは淡い色から濃いダークグリーンまでさまざまあります。その中でも、白色が混ざったような、淡いグリーンカラーのジェイドを主にミャンマージェイドと呼び、アクセサリーなどに加工されています。
通常のジェイドは深緑色で半透明の輝きを持っていますが、ミャンマージェイドはマーブルカラーが特徴的です。白を基調とした中に、ほんのりと緑色が入ったミルキーカラーは、穏やかでありながら高貴なエネルギーを持っています。
どんな効果が期待できる石なの?
ミャンマージェイドは、長寿や健康を司ると言われています。災いから身を守り、健康的な日々を送る手助けをしてくれると言われています。日本でも古くから翡翠は勾玉に加工され、お守りとして身につけられてきました。
ほかにも、忍耐力を養って人生を豊かにするための我慢や、新しい人生を拓くための試練を乗り越える勇気を与えてくれるのです。
不安でなかなか寝付けないときも、ミャンマージェイドをそばに置くことで恐怖や不安をやわらげ、穏やかな気持ちで就寝できるよう心身を整えてくれます。
東洋では成功と繁栄をもたらすと言われており、夢や目標を叶えるためのサポートにも役立ってくれることでしょう。
こんなアイテムに加工されています
ミャンマージェイドは産地が限定的のため、流通量が少ない希少な天然石です。主に日本ではパワーストーンブレスレットが販売されています。
ほかにも、勾玉などのアクセサリーとして加工されたものも販売されており、翡翠ならではのつややかな質感を楽しめます。
ミャンマージェイドの基本情報(原産地や石言葉など。)
和 名:翡翠
色 彩:淡い緑色・濃い緑色
石言葉:忍耐・調和
原産地:ミャンマー
組 成:NaAl〔Si2O6〕
硬 度:6.5~7.0
比 重:3.25~3.36
ミャンマージェイドと組み合わせると良い石
サンストーンは「温かいエネルギーを心にもたらす」
シルバームーンストーンは「心を清らかにする」
ルチルクォーツは「マイナスエネルギーを取り除く」
ガーネットは「持ち主にやる気と行動力をもたらす」
スギライトは「癒しと落ち着きを与える」
ラベンダー翡翠は「成功と繁栄をもたらす」
ミャンマージェイドのヒーリング
・旅のお守り
・忍耐力を養って人間的に成長させる
・精神と肉体を調和させる
・人生を飛躍させるきっかけをもたらす
・災いや不運から身を守る
・成功や繁栄をもたらす
・夢や目標達成に向けてサポートする
・トラブルを回避する
ミャンマージェイドの浄化・お手入れ
ミャンマージェイドは太陽光によって変色してしまうリスクがあります。美しいグリーンのグラデーションを保つためにも、できるだけ日光浴は避けて日陰に保管しましょう。また流水による浄化も変質する可能性があります。
浄化する際は月光浴やホワイトセージを使った燻浄、水晶クラスターのそばに置く方法などがおすすめです。
クラスター 〇
セージ 〇
太陽光 ×
月光 〇
浴水 ×
ミャンマージェイドのまとめ
ミャンマージェイドはジェイドの産地の中でも、有名なミャンマーの地で産出された淡い緑色が特徴的な天然石です。通常の鮮やかなグリーンカラーのジェイドと比較して、まろやかなミルキーカラーのミャンマージェイドは、落ち着きがあり普段のファッションにもなじみます。
パワーストーンブレスレットやペンダントトップとして加工された商品が多く、普段から身に着けるお守りとしておすすめです。