モルガナイトとは？産地・硬度と天然石の特徴

バイヤー山本

皆さん「モルガナイト」というピンクの天然石をご存知ですか？

モルガナイトはアクアマリンやエメラルドと同様のベリル系の石で、ピンク色の為「ピンクアクアマリン」と呼ばれる事もあります。

大変可愛らしい色の石で、見ているだけで優しい気持ちにさせられます。

女性が身に付けると思いやりや魅力がアップすると言われていて人気の天然石です。

特に、現状の関係をより進展させるような石の意味があると言われていますので、恋人関係から夫婦へと進展させたい方は身に付けてみると良いかもしれません。

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モルガナイトの豆知識天然石コラム

産地について

モルガナイト最大の鉱山はブラジル・ミナジェライス州のペクマタイト鉱山です。その他にもマダガスカル・アメリカ・ナミビア・モザンビーク・イタリアなどでも産出されています。この石の原石は大きいサイズで採掘される事があり、ブラジルでは10㎏を超える原石が見つかっています。

名前の由来について

モルガナイトはもともとピンクベリルと呼ばれていて、1911年にマダガスカルの海岸で発見されました。

モルガナイトはティファニー社が世に出した天然石で、名付け親は宝石学者でもあるティファニー副社長のクンツ博士が、あの有名な銀行家JPモルガン氏の名前に因んで付けたそうです。

JPモルガンは1000を超える宝石や天然石の原石をコレクションしているストーンコレクターで、ティファニー社の宝石も大量に保有していたそうです。

そのころからの関係性で、この石の名前をティファニー社が付ける際に、JPモルガンに敬意を表して付けられたのでしょう。

パリ万国博覧会でもJPモルガン所有のモルガン・ティファニー呼ばれるジェリーコレクションが出展され、現在ではにニューヨークにあるアメリカ自然史博物館に寄贈されています。

こんな素敵な石におじさんの名前を付けるのはどうかとも思いますが、それだけJPモルガンとクンツ博士の繋がりが深かったということでしょう。

モルガナイトの見た目と輝きは？

モルガナイトはサーモンピンクと呼ばれるオレンジ色～ピンク色の色合いで宝石質の石です。カットの仕方で色の見え方に違いが表れる多色性の性質を持つため、どのようなカットにするのかは職人の腕の見せ所でしょう。

この石には、X線を照射している間は強烈な赤色に蛍光するという興味深い特性があります。

モルガナイトの石の意味・石言葉

モルガナイトの石の意味や、秘めたるパワーをいくつかご紹介します。

• 古風な女性になれる
• 愛の本質を教える
• 人格に深みをもたせる
• 精神的な安定
• 恋愛の成就
• 女性らしさの向上
• 愛情を深める

女性としての魅力をアップさせたい方にはおすすめの天然石ですね。

こんなアイテムに加工されています

モルガナイトは女性に人気の天然石のため、ブレスレットやネックスレスに加工されることが多いです。透明感が強く、かつピンク色が綺麗に出ている石ほど価値が高く大きめの石の場合は指輪やペンダントヘッドとして高い値段で販売されています。

質の悪いモルガナイトは熱処理され、アクアマリンとして流通している場合があるので要注意です。

モルガナイトの基本情報（和名・原産地・硬度など）

モルガナイトの浄化・お手入れ

モルガナイトのまとめ

今回、ご紹介したモルガナイトは女性の魅力をアップさせるだけではなく、長年付き合っているのに結婚に踏み切れない彼氏の尻をたたくサポートをしてくる力がありそうね天然石です。そろそろプロポーズしてくれないなら、違う出会いを求めて別れを切り出そうと考えているようでしたら、まずはモルガナイトのブレスレットを常時身に付けてみるのも良いでしょう。

きっと彼氏はピンク色の可愛い石の名前を聞いてくると思いますので、石の名前と石の意味を教えてあげることで、重い腰を上げてくれるかもしれません。それでも、彼氏の態度に変化がない場合は本屋で「ゼクシィ」を購入し、それでもだめなら「たまごクラブ」でも机の上に置いておきましょう。